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私は君の彼女

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私は君の彼女

4 - 広瀬 南

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45

2023年06月18日

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「優歌~!!」

「うわ、どしたの。」

「ただ話したいだけ。」

「う~ん…いつも話してると思うけど…」

今日のレイはものすごく元気だ。いつもなら私が声をかける事が多いのに。何か良いことでもあったのだろうか?レイの事だから服の新商品が出たとか…?

「優歌…抱き付いてい?」

「え?い、今はいいかなぁ…。学校だし」

「ムゥ…」

ちょっとこっちが恥ずかしくなってきた。

あ、そう言えば。この間お泊まりの時にレイが言ってた昔の友達って誰だろうか…昔ってことは今は友達…なのかな?聞いてみようかな。

「ねぇレイ。この間言ってた「昔の友達」なに?」

「昔の友達?広瀬ちゃんの事?」

「ひろ…せさん?」

レイとはいつも一緒にいるけど、友達の名前なんてちゃんと聞いたこと無かったかも…。

それに広瀬さんって方は中学の時、親の都合で違う学校に行ったらしい。それでたまたま私がすれ違い(?)でレイのいる中学校に入ったとか…。

「ん?あれ?レイ?」

「ん?」

後ろから声をかけられた。聞いたことの無い声…私が後ろを振り向くと、そこには見知らぬ女性がおり、隣に居たレイは少し嬉しそうな顔をして居た。もしかしたらこの方が…

「レイ!お久しぶり!」

「広瀬ちゃん!」

この方が広瀬さん?凄い男の子っぽい姿をしてる…でも、レイが言うには、女の子って言ってるし…これはもしやあれか?クール系女子って言うやつかな…?

「君が…レイのお友達?」

「ど、どうも」

「でも、広瀬ちゃん、学校ここじゃなくない?」

「うん、ちょっと用事があってきた」

「そうなんだ」

喋り方も少し男の人っぽい感じだ…

「久々に会えただけで嬉しいよ!」

「ごめん、僕、この後も用事あるからまたね」

「またね。広瀬ちゃん」



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