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ruruha
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めっちゃ尊い回すぎて叫びそうになったんだけど?!🔥💕 零斗さんの裏アカ日記がもう…『初恋』とか『会いてぇ』とか書いててギャップ萌えが止まらん😭💖 あのガラ悪い見た目で中身がこんなにピュアって反則でしょ!!快くんが「ありのままの零斗さんが見たい」って言ったシーンも最高にエモかった…二人の距離が縮まってく感じがたまらん⋆♡ 続き早く読みたい!!
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次の日、大学の講義が終わると、横に座る快に言う。
「快。零斗さんの事だけど…」
様子を伺おうと、そこで止まるが、快はぼーっとしたまま何も言わない。
「ねぇ、快」
肩をトンと叩くと、ハッとしたようにこっちを見る。
「な、何」
「零斗さんの事なんだけどさ、零斗さんめっちゃ反省してて。夜なのに電気も付けずにソファーにうずくまってたんだよ?」
「そ、そうなんだ」
「うん。だから、もう一回だけチャンスあげてくれないかな」
俺が手を合わせて言うと、快は慌てた様子で言う。
「い、嫌だよ。もう会いたくないから。あんな軽い人。もうあの人の話しないで」
快はそう言って立ち上がる。
「待って快。話聞いて…」
「俺、トイレ行ってくるから」
そう言い残して、快は足早に講義室を出ていった。
(流石に一筋縄じゃいかないか…)
俺はため息を付いて講義室を出た。
_________
トイレに入り、手洗い場で顔を洗う。
「はぁ…」
顔を上げ、鏡を見ると自分の周りに薄く好意のオーラが見えていた。
「えっ…」
嘘だ。違う。確かにさっきまで零斗さんの事考えてたけど、恋なんかじゃない。絶対に。
俺は目を瞑り、深呼吸をした後、再び目を開く。
目の前には変わらず残り続ける好意のオーラ。
(なんで…)
疑問を抱きながらもトイレを出た。
その日から信じたくなくて考えないようにしているのに、少し気を抜くと、零斗さんの顔が浮かんでしまう。
恭也が何度もしてくる零斗さんの話からも逃げていた。
それなのに、数日後には零斗さんに会いたくなっていた。
(さすがにもう認めないとな…)
週末の昼、家にいた俺は恭也にメッセージを送る。
『今、ひゅうがさんの家にいたりしない?』
少しして返信が来る。
『いないよ。今は家にいる』
『じゃあ、れいとさんのSNSのアカウント知ってる?』
また少しして返信が来る。
『ごめん。知らない。ちょっと陽雅さんに聞いてみるね』
『ありがとう』
それからしばらくして、メッセージが来る。
『これだって。あと、こっちは裏アカ。陽雅さんが面白いから見てみなって』
(裏アカ…)
『ありがとう』
俺はそう送った後、零斗さんの本垢を開く。
アカウント名は『零』。
プロフィールには仕事の事が書いてある。
省略すると、体を売る代わりに熱を貰うという内容だ。
(やっぱり、風俗?)
続けて、零斗さんの裏アカを開く。
アカウント名は『斗』。
(零と斗って…なんかちょっと可愛いかも)
プロフィールには「日記みたいなもん」と一言。
俺はスクロールして、投稿を見た。
———
『2026年6月20日』
会いてぇな…。
———
20日って、今日じゃん。
会いたいって誰に?
———
『2026年6月18日』
アイツ今、何してるかな。
———
『2026年6月11日』
やらかした。
せっかく会ってくれたのに。
またあおが説得してくれるって言ってたけど、多分もう、会ってくれない。
でもやっぱりアイツの熱は美味いな。
———
11日。零斗さんと最後に会った日。
さっきの会いたいって、もしかして俺…?
———
『2026年6月9日』
アイツが会ってくれるって。
謝る練習、しねぇとな。
———
『2026年6月8日』
あおが説得してくれるって。
もし会えたら、ちゃんと謝らねぇと。
———
『2026年6月7日』
最近、アイツの事が頭から離れねぇ。
これが恋なのか?
もしそうなら、初恋だな。
———
初恋。俺が初恋なのか。
———
『2026年6月4日』
起きたら謝ろうと思ったのに、帰っちまったみたいだな。
そりゃあそうだよな。
———
『2026年6月3日』
あおのダチに手出した。
ぐったりするくらい、熱吸った。
反省してるけど、アイツの熱はすげぇ美味い。
———
さっきから熱美味いって、本当に反省してるの?
俺は思わず、フフッと笑ってしまった。
裏アカを閉じて、本垢を開く。
そして、DMに飛んだ。
『こんにちは。快です』
少しして返信が来る。
『快?』
『本物?』
『本当に快なのか?』
そう連続で送られてくる。
『本物ですよ。今日、空いてます?』
『空いてるけど、流石にお前には手出せねぇよ?』
そっか。
仕事の話になっちゃうのか。
『手出すも何もこれ、仕事じゃなくてデートの誘いなんですけど』
そう送ると、返信が途絶えた。
(デートは嫌だったかな…)
『デートが嫌なら大丈夫なんですけど』
そう送ると、すぐに返信が来た。
『嫌じゃない』
『嬉しくて固まってた』
連続でそう送られて来る。
正直だな。嬉しくて固まってたって、可愛いかも。
『じゃあ、デートしましょう』
『とりあえずカフェとかどうですか?』
『行く』
早い。めちゃくちゃ早い。
『東雲駅の近くのあのカフェどうですか?』
『そこで』
『じゃあ、準備して東雲駅で待ってますね』
『わかった』
スマホの画面を閉じ、準備をする。
準備が終わり、家を出て、東雲駅に向かった。
東雲駅に着くと、零斗さんのDMを開く。
『着きました』
少しして返信が来る。
『俺ももうすぐ着く』
返信を確認し、待つ間になんとなく零斗さんの裏アカを開く。
数十分前に新しい投稿。
———
『2026年6月20日』
アイツから連絡が来た。
デートに誘われた。
これ、夢じゃないよな?
———
あんなにガラ悪そうなのに、中身は可愛いんだな。
初恋らしく本当にウブ。
画面を閉じ待っていると、見覚えのある顔が見えた。
彼は俺と目が合うと、一瞬逸らしてこちらへ来る。
「よ、よお」
「こんにちは。久しぶりですね」
「そうだな…その、この前は悪かった」
零斗さんはそう言って頭を下げる。
「もういいですよ。気にしないで下さい」
「そうか…ありがとな」
「いえ。じゃあ、行きましょうか」
カフェに向かいながら二人で話す。
「て言うか服、意外と普通なんですね。なんかもっとチャラい服着てると思ってました」
「あぁ…これは陽雅の…」
零斗さんはそこで言葉を止める。
陽雅さんの服なのかな。なんでわざわざ。
もしかして、チャラい服だと印象悪いと思ったから?
「別に普段着てる服着ればいいじゃないですか。俺はありのままの零斗さんが見たいです」
「そ、そうか? じゃあ次からは自分の服着てくるな」
零斗さんは少し照れくさそうにそう言った。
カフェに着き、中に入る。
席に着くと、俺はメニュー表を開いた。
「何にします?」
そう言いながらページをペラペラとめくる。
少し悩んだ末、俺はスフレパンケーキに決めた。
「俺、これにします。飲み物はコーヒーにしようかな」
「俺は…これ」
零斗さんが指差した先には、明らかに甘そうなパフェ。
「飲み物はカフェモカ」
甘いものに甘いもの。
もしかしてこの人、甘党?
見た目は怖そうなのに、可愛いところあるな。
っていうかこの人、可愛いところありすぎるかも。
「じゃあ、店員さん呼びましょうか」
俺は少し愛着が湧きながらも、そう言った。