イラスト・あほげ
(お友達なので書いてもらいました)
(pixivの方で絵をあげてる方です)
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ある日人々は巨大な穴を目にした
いや、あれを穴と表現してもいいのだろうか
だとすれば
人々は空に空く巨大な穴を見つけた
穴と言っても普通の穴では無い
そこから謎の生物が降ってくるではないか
そこである男女が立ち上がった
その男女は穴から降ってくる謎の生物の首を次々に切り落としていった
そして着々と地球は平和を取り戻していった
そして人々は言う
「あの巨大な穴には何があるのだろうか?」
と、そこで英雄とたたえれらている男女二人は勇敢にもその穴に飛びこんでいく
そこにあったのは地球とそっくりな世界が広がっていた
だが国名や言語、文化、人種などが異なっていた
そして英雄とたたえられている男女はその世界の全ての情報を集めて戻って来た
だが帰ってきた男女は口を揃えて言う
「あれは同じようで全く異なる世界 だ」
「普通の人間が立ち入れる場所では無い」
男女はその穴に門をつけた
そして“もう1つの地球”には限られた人しか入れなくなった
そしてどんどん私達の地球の技術はそれはそれは素晴らしい物になった
地球以外の惑星にも住めるようになり、皆は“門”を忘れていった
だが突如として門は砕かれた
“もう1つの地球”からは見たこともないモンスターや
怪物が出てきていた
そして男女二人は穴に最新の技術をつけた門をまた作り直した
だが穴から出てくる見たことの無いモンスターの首を切り落としていた男女二人は最後のモンスターと一緒に絶命した
そんな歴史の授業を聞いてるのはこの私
雨音 羽或だ
そう、キラキラネームだ
何が“あまおとぱある”よ!?
とんだ親だわ!
まぁそんな私は捨てられたんだけどね
1人で生きてきた
だが平気だった
悪魔がいたから
タンドラ
と言う悪魔が
タンドラはもちろん私達の地球の出身じゃない
“もう1つの地球”出身だ
そんなタンドラには生き別れの姉がいるらしい
私を助ける代わりに姉を見つける手伝いをするという約束だった
そう、だったんだ
タンドラと契約をした
何故かと言うと
門がまた壊れた
だけどそこから教科書に載っていたモンスターは出てこない
考えていた、なんでか
思いつかなかった私はとある行動に出た
立ち入り禁止の門がある場所を見に行った
そして私が見たのは信じられない光景だった
「門が…ひとつじゃない…」
数々の門を見て蘇るように前世の記憶が戻った
私は、英雄の男女…
の、娘として生きていた前世だった
「ふざけんなッ!」
と、思わず叫んでしまった
「でもまぁ…娘だったから情報がかなりあるんだけど…」
「1部だけ…思い出せないだよなぁ…」
タンドラが眉を八の字にして口角をあげて言った
「へぇ…大体どこら辺?」
答えた
「ある2人の顔と名前…存在は認知してるんだけどそのほかが思い出せなくて」
霧雨は笑った
「クスッ」
「多分あの二人だねッw」
私は目をほそめ拗ねたような顔をしながら言った
「知ってるなら教えなさいよ!」
タンドラが口を3角にしてキョトンとしていた
「自分で思い出した方がスッキリするでしょ」
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