幸せの歌

ﾄﾞｺｯﾎﾞｺﾎﾞｺﾊﾞｷｯ

今日も、、、殴られる。

学校にも行かせてくれない。

外にも出たらだめ。

ただ、殴られるのが僕の人生なんだ。

今でも外から子どもたちの楽しそうな声が聞こえてくる。

ただ、その声をうらやましく思うだけの毎日。

こんな僕の人生、、、「幸せ」なわけがない、、、

でも、ある日、僕は親にバレず、外に出ることができた。

全速力で走った。

見つからないために、もう殴られないために、

気がついたら、夜になっていた。

、、、、、

仕方なく、そこら辺の路地裏で寝た。

でも、決して苦しくはなかった。

ご飯が食べられない。

お金がない。

そんなことより、親から逃げられたことが嬉しかった。