テラーノベル
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「彼氏さんとどうして付き合おうと思ったの?」
「ん〜?急にどうした、成瀬」
金曜日の放課後、珍しく教室に残っている西田に恋バナをふっかけてみた。
「…まぁ、最近色々あったワケですよ」
「あーね。…あーしの場合は強そうだったから、かな」
「強さかぁ」
「今の彼氏はバリバリヤンキーだし。友達っぽい関係性ではあるけどね」
「羨ま死」
「…あーしはそうとして、あんたはどうなの?ぶっちゃけ、好きぴがいるのではないかい?」
ー好きな人とか、未だよく分からない。でも『ときめく』って感覚は分かってきたような気がする。せ、先生と…き、キスしちゃったワケだし。あ〜!!いいのかあれは!?この世界の倫理観的にはOKでも、私はまだ受け止めきれてないよ?このときめきは…認めちゃっていいのか?
「わ、私はー」
ガラリと扉が開く音がした。
「お。ちわーす。3ティーチャーズじゃないすか」
「あ?なんでお前がここにいるんだ?」
「わ〜西田ちゃんもいるの?」
「おや。西田さんもいらしていたのですか?」
振り向くと、七宮先生と遊宵先生と担任が教室に入ってきていた。
「差し入れのお菓子持ってきたんで、あたしも特別授業に混ぜてもらっていいすか?」
「変な飛び込み客がまた増えたな」
「いいね!人数増えて授業っぽくなってきた〜」
「ライバルが増えてしまいましたか…」
「大歓迎されちゃった〜。…さてさて、今日はこの特別授業にピッタリなゲームを持ってきたんですよ」
「ゲーム?」
「…その名も、王様ゲーム!!合コンで定番のあのゲームっすね」
「に、西田っ!?!?」
こやつは何を言い出すのか。そんなの先生たちが許可するわけなーー
「ほう。興味深いですね」
「うわ〜最高じゃん!やろやろ〜」
「どうしてもっつうなら、やらねーこともない」
はぁっ!?どういうことですか!?!?ここは先生として止めるべきでは!?!?
「決まりっすね。…ほい。早速くじ引きましょー」
先生たちはそれぞれくじを引いてしまった。西田が私に促すようにくじを差し出す。この状況で逃げるわけにもいかず、私は渋々くじを引いた。
「「「「「王様だーれだ?」」」」」
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