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GENIC様の「恋愛」をもとに作品を作らさせて頂きました。 誤字脱字もあるかもしれませんが、雰囲気でお楽しみください☺️
とある日のインスタライブ。
いつものように指定の時間にボタンを押す
俺の隣にはいつものように仁人がいて、、、
だが最近は妙に居心地が悪い。それは俺自身も気づいているはずだった。
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お前と出逢えたことは奇跡だと思う。何年も一緒に涙し、笑顔を交し、怒りをぶつけた。しかし最近は目を合わせることが出来ずにいる。
それももう気づいている。俺は仁人に"仲間"とは別の感情を持っているらしい。それは紛れもなく「好き」の感情だろう。大人になるにつれ想いは募るばかりで…
(きっとお前さえいれば他のなにも要らない)
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ただの"メンバー"の関係。それは俺も分かってる、けど何年一緒にいると思ってんだ。今では勇斗の家族よりもお前のことを知ってるだろう。もちろん、お前が俺に抱いている感情も。 このままこの関係が平行線であるのだろうか…そんなの考えられない
(俺のことどう思ってんの?)
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お前は今隣にいて手を伸ばせば触れられそうなのに、、、おい気づけよ。誰よりも俺の事知ってるなら俺のこの感情も受け取れよ
(ずっと前からお前のことが好きなこと)
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いつものようにインスタライブを終え、メンバーもそれぞれ自分の家へと帰った。
「仁人〜俺ん家来ねぇ?」
「なんでだよ笑」
「いや〜なんとなく?ほら、伝えたいこともあ
るしさ」
「なんだよそれ笑まぁいいよ」
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「佐野さん家相変わらず積雪ですね。」
「うるせぇ。ま、いいからそこ座れよ」
「だからなんなんだよ笑」
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願えば叶うほど単純なことではないことは分かってる。そもそもメンバーだし。男だし。
けど、どうすることも出来ないこの気持ちをいつまでも引きずってるのも俺に似合わない。
この想いをお前に伝えたら、お前はどう思うんだろうか…この先俺らとの間に見えない壁が生まれるかもしれない
その上で俺は告白に気持ちを込めた
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「あのさぁ俺、お前のこと前から好きなんだけど… よければ俺と付き合ってくれませんか」
一瞬時が止まったのだろうか。目の前に起きていること、お前からの言葉。こんなにも嬉しくて心がいっぱいで目の前が見えない日があるなんて。 お前の緊張した顔もぎこちない告白も、もう全てが愛おしくて…
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(待って良かったお前のこと信じてたから)
「何年待たせんだよバカ。もちろん、よろしくお願いします」
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「笑笑そっか、待たせてごめんな。そんなに泣くなって笑」
「誰のせいでこうなってると思ってんだよ」
「笑もう時間も遅いし、俺ん家泊まってけよ」
「そうだな。風呂借りるわ」
「おう、ゆっくり浸かってきんさい」
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「風呂さんきゅ」
「はいよ。もう寝るか〜」
「そうだな」
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「ほら、隣こいよ」
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「は!?いや俺別の場所で寝るんで。」
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「いやいいだろ。今日くらい記念日なんだし」
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「はぁ…全く。今日だけだからな」
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「仁人〜?」
「ん?」
「好きだよ。」
「俺も好きですよ、佐野さん。」
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近づいた距離に比例した愛情
「好きだよ」溢れて
初めてのキスをして眠りに落ちた。
end.