シオドール殿下が白岡くん――――?
春から似ているなって感じたことは多々あったけど、
ほんとうに白岡くんだったなんて。
わたしは口を覆っている両手を下げ、
そのまま秋用のドレスに付いた胸元のリボンをぎゅっと掴む。
「一緒に交通事故に巻き込まれた後」
「白岡くんはどうなったんだろうって、ずっと気になっていました」
「だけどここにいるってことは……」
「あぁ、気付いたらシオドール・グレイ・フェザーに転生していた」
真実を聞き、目の中に絶望の色がうつろう。
そん、な…………。
助かっていて欲しいって、
生きていて欲しいって毎日願っていたのに。
わたし、“白岡くんの人生”を、
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