テラーノベル
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その日の夜サユリは行きつけのリラクゼーションサロンでセラピストの施術を受けていた。
「でね~たまたま支払いが重なっちゃって焦ったわ~」
ベッドにうつ伏せになったまま笑うサユリに、セラピストもくすりと笑う。
「ありますよね~!そういうこと!私はそういう時は一時的にリボ払いにしちゃいます」
と明るく答える。
「リボ払い?」
サユリは聞きなれない言葉に耳を傾ける。
「リボ払いは月々の支払いが一定額になるんですよ」
「超お得じゃん‼」
サユリは上半身を勢いよく起こした。セラピストはわっと目を見開いて驚く。
「でも全部リボにすると後が大変なのであくまで一時的ですよ…?」
しかしサユリには都合の良い言葉しか聞こえていなかった。
(今ある支払いぜーんぶリボにしちゃおっ☆)
サユリは人差し指を唇へ当て、すっかり名案を思い付いたような顔をしていた。
「でもリボってあくまで先送りですし一時的には助かるんですけど長期的には…」
セラピストは慌てたように説明を続ける。しかし、サユリはその頃にはもう背を向けていた。セラピストの声はだんだん遠ざかり、やがて何を話しているのかも聞こえなくなる。
(リボ払いはいくら使っても月々の支払いが定額 しかも自分で金額を設定できるなんて魔法みたいね!)
口元に拳を添えたサユリの表情は期待に満ちていた。
その後サユリは帰宅するなりバックを放り投げスマホを手に取りリボ払いを設定。
月々のお支払い 四万
「うわ~!今月の支払いこれだけでいいの⁉今まで真面目に払ってたのがバカみたーいい!」
サユリは目を輝かせ嬉しそうにスマホを上に掲げた。
以降、サユリは毎月の支払い金額が下がって安心したまま、リボ払いの実態を全く知らないまま散財を続けるようになっていった。
#ラブコメ要素あり
澪
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#自滅
澪
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澪
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コメント
1件
うわああ〜読んだ読んだ!!😭💕 第3話、めっちゃ怖い方向に転がり始めたね…! サユリ、セラピストが「長期的には…」って必死に止めてるのを完全無視して「魔法みたい〜☆」ってはしゃいじゃうとこ、もう既に地獄の一歩目を踏み出してる感じがしてゾッとしたよ…!👻💦 「月々4万」の設定も、今は嬉しそうだけどこの先どうなるの…ってハラハラが止まらない!! リボ払いの罠に気づかず散財するサユリ、見てられないけど目が離せない…次話で地獄がどう動くのか、もう待ちきれないよ〜〜!!🔥