テラーノベル
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※短い🍌☃️
※NOT センシティブ
※甘いの書きたくて
※作者の妄想
※ご本人様無関係です
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はぁ、と吐く息が白く、ふわりと夜空に消えた
「早く春にならないかな…」
ボソッと独り言をこぼすと
隣を歩くおらふくんがひょこっと顔を覗き込んでき
「おんりーは春が好きなん?」
「うーん、冬と春なら春のほうが暖かいしね」
「あ〜、それでか〜」
僕も春は好きやで暖かいし桜綺麗やしね、とおらふくんはニコニコしながらお喋りしてた。
「にしても、今日は冷え込むね…指先の感覚やばいかも」
「ほんま、僕も手袋してるけどすっごい指先いた…って!!
おんりー!!自分、手袋は??」
「ん、ぁあ…忘れてきちゃってさ。仕方ないからポケットにずーっと手を入れてたけど、そろそろ限界かも」
ほら、とおらふくんの頬にぴとっと手のひらを当てる
じんわりと温かいおらふくんの頬は俺の指先の冷えをジワぁ〜と
取っていく
「ッ冷たっ!!!」
「ふふふ、おらふくんのほっぺたあったか〜…」
「ちょ!おんりー!!僕のほっぺが凍死するッ!!あかん!!あかんよっ!!冷たすぎッ」
おらふくんに頬から手を離すように言われて
俺はしぶしぶ手を離した
さっきまでキンキンに冷えていた指先は
ほんの少し。ホントにほんの少しだけホワッと温かくなった
この熱が冷めないように直ぐにポケットに手を仕舞う
それを見ていたおらふくんが
自分のはめていた手袋を片方外して
俺に「これ、つけて!!」と渡してきた
「え?おらふくんが寒くなっちゃうよ!!」
「ええから!!今なら僕の温もりも一緒に付いてくる手袋!!
はよ、おんりー左手にはめて!!」
「温もりと一緒にってw…わかった、わかった。じゃぁ、左手借りるね?」
ちょ、自分で言ってて恥ずかしいねんから笑わんとって!とおらふくんから小さなお叱りを受けて
俺は左手に手袋をはめた
確かに、ほんのり暖かくてさっき触れたおらふくんのほっぺた見たいな温もりだった。
「ありがとう。凄く暖かいよおらふくんの体温」
「も!おんりー!!いじんの禁止w」
「ふふふ、だって面白かったし」
「もーーーw!!」
けど、左手の手袋を借りたけど
そうするとおらふくんの左手が冷えてしまうんじゃ?と思った俺は
おらふくんに左手大丈夫なの??と聞いてみた
すると、ニマァ〜とあのアニメキャラクターの顔をするおらふくん
「フッフッフッ…」
「な、何、急に」
「僕の左手は…こうすんねんっ!!!」
「っえ?!」
ゴソッと俺の着ているコートの右ポケットにおらふくんの左手が入ってきた
もちろん、ポケットの中には俺の冷えた手も入っいて
「お、おらふくん?!?」
「こうすれば暖かいやろ??」
ポケットの中、俺の手のひらにおらふくんの手のひらが重なって
指はお互いの間にスルッと組まれる…
見えてはいないけどポケットの中は恋人繋ぎをしている状態になった
「おんりーの、指冷たいなぁ」
「おらふくんの手はあったかいね 」
「僕の熱でおんりー手を救ったるなw」
「よろしくね、おらふくん」
ギュッとポケットの中
冷たい手と温かい手が重なり合う
時折指先をスルッと撫でると
「おんりーの、えっち!」
と、おらふくんに叱られた。
おらふくんの、頬がほんのりピンク色に染まって
こんな表情が見れるなら冬も悪くないかもな…
コメント
2件
ンアーッ、てぇてぇです。天に召しますこれは✌️