こんばんは
お久しぶりです(?)
そんなに経ってないかもですが、落ち込んでてもあれか〜と思ったので完全回復はしてませんが、投稿はしよう!という気持ち。
次はいろはスを投稿するって言ってましたが、今回は過去作のすいマリ学パロです。
いろはスではなくすみません🙇
次に書くのはいろはスなんですが、過去作を何個か更新の為にあげるかもしれないです……
できるだけ急ぎめでいろはス書きますが、テスト期間なのでもうちょいかかります!!
ごめんなさい🙏🙇
本編↓↓↓
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「おはよー」
「にゃぁ!?!?」
「ちょ、すいちゃん!?」
「おはよ、マリン笑」
下駄箱で、靴を変えていれば、後ろから急にセクハラまがいな事をしてくるすいちゃん…星街すいせいに会った。
「…お」
少し小さな声を上げたすいちゃんへ目を映せば、手には1枚の「星街さんへ」と書かれた手紙を一通持っていた。
「ん?あーまた?」
マリンはそれに慣れているので今更、揶揄うも何も無い。
「めんどくさいんだよなぁ…マリンいる?」
「いらねぇよ!行ってあげなよ?可哀想じゃん」
“人から想ってもらう”なんてそんな簡単じゃ無いのに、すいちゃんは”めんどくさい”なんて片付けてしまうから、少し悲しく思う。
…想いを伝えるのはだいぶ勇気がいる事だろう。
その勇気を出すのにどれだけ頑張るんだろう。
………マリンはその勇気を出せる時が来るのだろうか?
「んえー、考えとく」
「考えとくって絶対行かないでしょ…」
そんな適当な返事をする隣の彼女に好きだなんて伝える事はできる時が来るのだろうか?
…伝えてもめんどくさいって断れちゃうかなぁ。
マリンは重いし、変態だし、同性だし……
「だって好きな人にモテなきゃ意味ないし」
「え”ッ”ッッ!?!?」
ネガティブ思考中への爆弾発言。
「うわ!なに!?」
「好きな人…いたの?」
「いるよ、ずっと好きな人が。アピールしてんだけど何故か気づかれないんだよねぇ…」
彼女は好きな人がいるらしい。
今までの告白は、恋愛がめんどくさいからとかじゃなくて…好きな人がいたからって事!?
……なーんだ、元からマリンに勝ち目はないんだ
どんどんネガティブ思考に陥っていけば、すいちゃんの声もスムーズに入ってこなくなる。
(やばい…いまあたし、泣きそうかも)
「聞いてる?」
「えっ?あ、うん」
「本当に?」
「うん、聞いてるって!」
「その笑顔へたくそ」
「…っ」
その言葉に泣きたくなって、逃げたくなる。
背を向けて歩き出そうとすれば
「本当は聞いてなかったでしょ」
「…っ!」
腕を掴まれてしまって。逃げられない。
逃がしてはくれない。
「聞いてたらなんでそんな悲しそうなの」
「…?」
いまはやめてよ。というかなにいって…
「…嫌だった?すいちゃんに好きって言われるの」
「え?え”!?ま、いま、なっ、は!?」
「やっぱ聞いてなかったんじゃん」
「いや…え”、なに、夢?」
「現実だよ〜、どんだけアピールしてたと思ってんの」
「いや…アピールなんてされた記憶が…」
「…マジで言ってる?」
「大真面目だが?」
「はぁ…すいちゃん朝から来るようないい子じゃなかったんですけど。」
「…だね?」
「マリン以外放課後遊びに誘ってないし、こんなにスキンシップとってない」
「…たし、かに?」
「…マリン以外にはあっさり気づかれちゃったけどね。」
「えっっ!?」
「この手紙だってほら、”このラブレターセットやるからはやく告れ”って書いてあるだけだよ。」
「はぁ!?なにそれ!!?紛らわしすぎるだろ!!!」
「それで、返事は?」
「え?」
「しょーがないなぁ…特別にもう一回だけ言ってあげるよ」
「マリンが好き。すいちゃんと、付き合ってくれませんか?」
「よろしく、お願いします…」
「ん、よろしくねマリン。」
星街すいせいはニコっと宝鐘マリンに微笑むと恋人繋ぎをして、普段となんら変わらない様子で歩き始める。
だけど、すいせいの耳がほんのり赤いのと、マリンの顔が真っ赤なのは2人の関係が進展したことを宣言しているのと同等に分かりやすかった。
コメント
2件
すいまりてぇてぇ
可愛い、てぇてぇ(*‘ω‘ *)