今日も憂鬱の日々が始まる
昨日水の入ったバケツの中に入れられた靴
まだグチョグチョで履き心地は最悪
今日もあの最悪な学校に行く
前に
「にゃ━━━ヾ(‘□’*)ノ━━━ん!」
飛びついてくる猫に俺は優しく撫でてあげた
「_(-ω-`_)⌒)_ゴロゴロ」
「今日もジェルくんは可愛いなー」
俺がそうつぶやく
俺の家はペット禁止で飼えない
ただ懐いたから名前をつけてあげた
でもジェルくんは
人間になれるのだ
「なーくん!おはよぉ」
「おはよ」
「なーくん冷たーいw」
「そんなことない」
「そろそろ俺行かなきゃ行けないから!」
「うん!」
「なーくんと一緒に学校行きたいな」
ガラッ
「うっわー酷い顔!」
クラスのいじめっ子が嘲笑う
そりゃそうだ今の俺の顔はチョークの粉でいっぱいだ
さっき黒板消しが挟まっていたからだろう
もう慣れた
机の落書きも消しても消しても
また書かれてる
ネチョ
「うっわノリまで着いてる汚」
気持ちが悪すぎて自分で言ってしまった
まずチョークの粉をハンカチで落とす
その後消毒で机を拭く
「ふぅ〜やっと終わったーあ!1限目始まる!」
俺は急いで席に座る
窓が空いているのでカーテンがなびいて風が入ってくる
服が服の意味をなしていないかのように
風が服の中に入り込んでくる
「さっむ…ジェルくん大丈夫かな…」
コメント
4件
はい!一応!