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🌷身体抑制 ティアは施設の外へ出るドアを目指して走りました。鍵も探しながら。センサーが反応します。
職員達数人とティアを治療してくれている精神科医の女性の先生ミリアが、ティアの行動を制止しました。「ティアもう夜なのよ、どこへ行こうというの?部屋に戻りなさい!」ティアは、結局ミリアと職員達に部屋へ連れ戻されてしまいました。ティアはそれでも動くのをやめようとしません。
職員達がティアを押さえ、ミリアがベッドの下に収納してある拘束具を取り出して、ベッドの上で、ティアに身体抑制をしました。ティアはもがき続けます。「ごめんなさいティア本当はこんなことをしたくないのだけれど」ミリアは謝ってくれます。「おやすみなさい」ミリアと職員達は電気を消して部屋を出て行きました。
ひとり暗い部屋に残されたティア。幻聴は天井に張りつき一部始終を見ていたのです。幻聴がティアに覆いかぶさり笑みを浮かべます。「もうお前に逃げ場はないんだ」ティアは目を背け、目を閉じて眠ろうとしていました。