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ATTENTION
物語に事実関係はございません。ご本人様には一切関係のないものですのでご本人様にご迷惑がかかるような発言はお控えください。
個人の範囲で楽しんで頂ければ幸いです。
🤍❤️中心の全員登場になります。地雷さんは🔙お願い致します。
あらすじ
朝起きたら体の不調を感じた舜太。しかし自分が休んで迷惑をかけることはできないと体調不良を誤魔化して今日も仕事へ向かった。それでも体のだるさが続いて立っているのもきつくなってくる。そのあとの舜太はどうなる…?
【舜太side】
「……ん゙……」
いつも通りの時間に起きたつもりだったが普段よりも1時間早く目覚めた。寝起きが悪いことで有名な自分が目覚ましの力も借りずに早く起きることは珍しく、自分でも驚く。
当たり前に二度寝しようと思ったが喉の渇きを感じて一度身体を起こした。
「…ぃッ….」
すると突如頭を殴られたような痛みに襲われて顔を顰める。ズキズキとした痛みは治まらず、何だか体もだるいような気がしてきた。体調を崩した、直感でそう思った。
最近はテレビに出演させてもらえることも増えたしM!LKでも新曲発表やライブもしたばっかりだしそれに加えて勉強もしていたため睡眠時間というものがまとめて確保できていなかったのだ。過労による体調不良だと結論づけた。
今日だって朝からM!LKでのYouTube撮影、音楽番組の打ち合わせ・リハーサル、夜には恒例の会議も控えている。どれも休むわけには行かない。
とりあえず寝られるだけ寝て行く直前に常備してある薬を飲んで向かおうと決め無理矢理目を閉じた。
もちろんあれから快眠できるはずもなく頭の痛さに苦しんでいたが横になっていた分まだマシだったと思う。
だるい体を何とか起こしてベッドから立ち上がる。一瞬ふらつくが壁や机、棚をつたってリビングにまでたどり着いた。
風邪薬を見つけて安堵するのも束の間、あと1つしかないことに気づく。だが買い足す時間はない。 仕方がないので貴重な1つを水で流し込んでスタジ
オへ向かった。
….きっつ…….. スタジオに着いたはいいものの頭がガンガンする。薬がまだ効いてこないのだろうか。どうか撮影が始まる前までには効いてほしいものだ。
メンバーには体調不良を悟られないよう、寝不足と言い訳をしてギリギリまで机に突っ伏していることにした。
…大丈夫。大丈夫。俺ならやれる。
そろそろ撮影が始まる。自分に言い聞かせて仁ちゃんの集合の掛け声がする方へ向かった。
💛「早押し! M!LK曲限定イントロドン〜!」
🩷「こんなん1音でわかる」
🤍「ボタン押す速さの問題だよね笑」
💛「そうなんですよ、これわからないとやばい企画ですね」
💙「やばい俺わからんかもしれん」
🩷「お前それはやばいよ笑笑」
💙「いやめっちゃ昔のとかパッとでてくる?!」
🩷「出てくるだろ笑」
🤍「おー勇ちゃんミスったらやばいよそれ」
みんなの話し声が遠くから聞こえる。もう動画は回っているのだ。自分も何か話してリアクションしなければいけないのにみんなの話が入ってこない。
「~~、ということでね早速やっていきましょう」
やばい、もう始まってしまった。何も喋らずにここまで来てしまったことに焦る。
早押しのボタンが渡されるが手に力が入らずに落としてしまった。
🤍「おっと、はい。大丈夫?」
❤️「柔、ごめんありがとう」
深呼吸をして自分を落ち着かせる。大丈夫、さっきよりも頭は痛くない。きっと薬のおかげだ。とりあえず撮影は乗り切ろう。
曲が流れる始めるが大きな音が頭に響くのは想像以上にキツかった。何の曲なんて考える余裕はない。異様に大きく聞こえる曲の重低音とみんなの笑い声、叫び声。全てが頭の痛さを加速させる材料になる。
💛「はい、全部で何曲だろう… 10曲ちょいくらい? はやりましたけれども最終順位を発表したいと思いまーす」
「1位佐野勇斗、2位吉田仁人、3位山中柔太朗、 4位塩崎太智、そして最下位は曽野舜太くんですね一」
🩷「今日の舜太やばかったよまじで笑笑」
💙「俺に負けるのやばいで~?」
💛「なんでそこ基準なんだよ」
🤍「調子悪そうだったねー」
❤️「いやぁほんまに今日ダメだったわ笑」
0ポイントは何とか避けたが順位は堂々の最下位。 みんなからも異変に気付かれ始めていて焦る。今日1日は隠しきらなければ。明日の午前中は空いているからそこで回復すれば良い。今日だけは……
_ _ _ _ _
YouTubeの撮影を終えた俺たちは再来週放送される予定の音楽番組の打ち合わせと軽いリハをしに会場へ車で向かった。
車のなかで寝られた分まだ何とかやれそうではある。
スタッフさんの話はいまいち入ってこなかったが特にアクシデントもなく打ち合わせは終了。共演者の方々を確認したり実際のステージでの立ち位置や動き方も少し確認してリハも無事終了。
あとちょっと… 今日の会議さえ乗り越えればいいのだ。ここまで来れたのだからもういける、とそう感じていた。
だが薬は確実に切れ始めている。頭の痛さと体のだるさがぶり返してきた気がするのだ。朝よりも悪化しているようにも感じる。
みんなの前で体調が悪そうな姿を見せるわけにはいかず、逃げるようにトイレに向かった。
_ _ _ _ _
【柔太朗side】
….舜太の様子がおかしい。朝はほぼ喋らず机に突っ伏していたしYouTubeの撮影でもやけに静かだった。さっき終わった打ち合わせでも上の空な感じでリハでは足取りが若干おぼつかないような気がしたのだ。
🤍「ねぇ誰か舜知らない?」
🩷「いや見てねぇな…」
💙「俺もー」
💛「トイレでも行ってんじゃね」
🤍「そっ、か…」
誰も行方を知らないのが心配だ。普段だったらそんなに気にしない。フラッと居なくなってはいつの間にか帰ってきているタイプだから。でも今日は1人にさせてはいけない気がするのだ。胸騒ぎがして落ち着かない。
🤍「… ちょっとトイレ行ってくるわ」
そうメンバーに言い残して俺は舜太を探しに部屋を出た。
と言っても当てはない。一旦宣言通りトイレ向かってみる。
するとトイレの前の廊下でうずくまっている人影が見えた。一瞬で血の気が引く。
「舜!!?」
慌てて声をかけて駆け寄ると顔色が悪い舜太がゆっくりとこちらを見た。
「あ…柔…」
「ちょっとどうしたの… どっか痛い? 体調悪い?大丈夫?」
「ちょっとふらついただけやねん… 大丈夫やで、ごめんな。朝も言うたやん、寝不足なだけなんよ」
「嘘。今日1日体調悪かったでしょ。様子おかしかった」
「……柔に隠し事はできへんなぁ… 笑」
「もう帰ったほうがいいよ。立てる? みんなにも言って早めに出よう」
舜太は体調不良を誤魔化そうとするがどう考えても隠せない程に隈がひどく唇は真っ青で手は震えていた。問い詰めると体調不良は認めたがなぜ早く言わなかったのか…。
「柔…待って… 迷惑、かけたくないねん。見なかったことにしてくれへん? 大丈夫やから。休むわけにはいかん…」
何を言ってるんだこいつは、と思ってしまった。 そんなにも体調悪そうなやつを見て見ぬふりしろと?無理な話だ。
「… ごめんけどその頼みは聞けない。こんなに苦しそうなのにほっておけるわけないでしょ。てかなんでもっと早く言わなかったの」
「… やって… 今日は休んだらみんなに迷惑がかかるから、」
「俺は… 隠されて1人で倒れられた方が嫌。今だって立てないくらい辛いんでしょ。なんで自分を犠牲にすんの」
「柔…怒っとる? 笑 ごめんな…」
怒るに決まってる。だって舜は俺の…….
好きな人だから。頼ってもらえなかったことが悔しい。頼れる自分でいられなかったことに怒りを覚える。
「とにかくみんなのところ戻るよ。もう帰って休まなきゃだめ。今日もう会議だけだし大丈夫だよ」
「… うん…」
まだ納得してなさそうな舜太だったがそんなことはどうでもいい。早く休ませないと。
「舜、立てそう? 無理だったら運ぶけど」
「大丈夫やで、立てる…」
いや立ててませんけど。大人しく頼ればいいものを。
「ごめん、舜。ちょっとだけ我慢して」
「、へっ?!」
足に力が入らなそうな舜太を抱きかかえて足早にみんなの元へ戻る。
舜太は最初は恥ずかしそうにしていたがすぐに頭を俺の体に預けて遠慮気味に服を掴んでいて可愛らしい。
部屋に戻るとみんなが驚いたように駆け寄ってくる。とりあえずイスに舜太を座らせる。
💛「え、ちょ… どういう状況?」
❤️「舜が倒れてたから運んできた。体調悪いっぽいから帰らせたほうがいいかも」
💙「え、舜太大丈夫…?」
🩷「ごめん気づけなくて。すぐ帰ろう」
みんなはすぐに状況を理解してくれて各々が動き始めた。舜太はみんなを心配させたことを後ろめたく思っているのか落ち込んでいる。
💛「マネージャーさんの車外に止まってるって」
🩷「じゃあ行こう。みんなもう出れるか?」
💙「舜太の荷物はまとめたでー」
舜太は相変わらず顔色が悪い。
….歩けなそうだな。そう判断した俺は舜太をおぶって行くことにした。
🤍「舜背中乗って。車まで行くよ」
❤️「え、いやそんなん申し訳ないよ… 歩けるから、!」
そう言って立ち上がった舜太は案の定ふらついた。間一髪で支えるがまだ無理を重ねようとする様子でまったく困ったものだ。
❤️「あ… ごめ、…」
🤍「はぁ… だから大人しく頼ってればいいの。ほら行くよ」
❤️「ごめん…」
🤍「そこはありがとうにしといて」
❤️「…ありがとう」
舜太を背中におぶって車まで向かう。背中から伝わる体温が熱いのを感じる。おそらく熱があるのだろう。いつからだろうか。
_ _ _ _ _
車に到着して一番後ろの座席に移動する。舜太が横になれるように離れようとしたが
「柔… どこ行くん…」
と裾を掴まれて引き戻された。
「横にならなくていいの?」
「ん… 柔膝貸して…」
そう言って勝手に膝枕をする舜太。
… こっちの気も知らずに。
車が出発してすぐ舜太は目を瞑った。苦しそうな表情を見てたら自然と手が舜太の頭に伸びる。優しくそっと舜太の柔らかい髪の毛を撫でると少し穏やかな顔になって寝息を立て始めた。
着いたのは舜太の家。一旦全員で舜太を看病することにする。なんなら会議だって舜太を部屋に寝かせてリビングでやればいいという結論に至った。
🤍「舜、着いたよ。体起こせる?」
❤️「……ぅ………………うん……」
辛そうな舜太をまたおぶって家に入る。
🩷「柔太朗は一旦舜太寝かせてきて。俺と太智は薬とか冷えピタとか飲み物とか適当に買ってくるから。仁人は柔太朗の手伝いとおかゆでも作っといてあげて」
🤍「りょーかい」
💙「おけ!そうと決まったら行こ」
💛「材料はありそうだな。まぁ勝手に使ってもいいか…」
勇ちゃんが家につくなりテキパキと指示を出してくれて舜太の看病にとりかかる。
俺は一度舜太を部屋まで運んでベッドに寝かせた。
「舜おろすよ。大丈夫?」
「…ん、だいじょぶ… ありがと…」
風邪が悪化しているのかどんどん辛そうになっている気がする。
「今体調どんな感じ?」
「頭、痛い… 体重くてだるい…」
「いつから?」
「… 朝起きたときから…」
気まずそうに目をそらして答える様子を見ると相当無理していたようだ。
「もう…。薬は飲んだ?熱は?」
「えと… 行く前に薬飲んだけどたぶんもう切れとって… 熱は測っとらんけど別に無いよ」
「そんなわけないでしょうが」
熱を測ってないというので俺は自分のおでこと舜太のおでこをくっつけて確認する。
「ほら、熱い。これ熱あるよ」
「へ、あ… 柔なにするん…/」
「え?……あ、」
舜太が照れているから何かと思ったが無意識とはいえ我ながらちょっと大胆なことをしてしまったようだ。
「ごめん… つい…」
「いや… べつに… ええよ」
「…あ、じゃあ、お腹は空いてる? 薬飲む前に何か食べないとなんだけど」
気まずくなってしまった空気を変えるために別の質問を投げかける。
「ちょっと…」
「今仁ちゃんがおかゆ作ってるからそれ食べれそう?」
「え、そうなん? 申し訳ないな…。おかゆなら食べれそう」
「こんくらい甘えときな。おっけー、じゃあ仁ちゃんに伝えてくる。また来るからゆっくり休んでて」
あんまり長話をしても舜太が可哀想だ。話を切り上げて部屋を出ようと立ち上がると舜太が突然腕を掴んできた。
「えっ…と、どした?」
困惑のあまり聞き返すとバッと手を離して布団にくるまって反対側を向いてしまった。
「な、何でもない…/」
「…そか、」
部屋を出てドアの前で一呼吸つく。なんだよ、あれ…。可愛すぎんだろ。
布団にくるまった舜太の耳が赤くなっていたことに気づいて頬が緩むのがわかる。
きっと風邪故の行動だろうと分かっていてもそんなことされたら都合の良い勘違いをしてしまいそうになる。
表情を引き締めて俺は仁ちゃんが待つリビングへと向かった。
_ _ _ _ _
【舜太side】
あのときトイレに向かったあと強い目眩に襲われて倒れ込んでしまった。頭がどんどん痛くなり、 足に力が入らず立ち上がれなくなっていた。
正直あそこで柔が来てくれなかったら結構まずかったと思う。
柔は何となく俺の体調不良を見抜いていたようで見逃してはくれなかった。
でも俺を心配してすぐ駆け寄ってきてくれる姿を見たときはすごく安心して泣きそうになった。俺が自分の体を大事にしないことに怒っていてどこまでも優しい人なのだなと感じる。
お姫様抱っこされたときは驚いたなぁ…。
見た目に反して俺を抱きかかえられるくらいの力は持ち合わせているらしい。恥ずかしかったがかっこよすぎて、熱が上がったのは間違いなくあれのせいだと思っている。
みんなも嫌な顔一つせずすぐに準備を進めてくれて柔も歩けない俺をおぶってくれて…
申し訳なさもあったが好きな人と近づけるチャンスが突如現れてラッキーだということにしておこう。
膝枕は大胆過ぎただろうか。引かれていないか心配だが体調不良という免罪符を手にしたのだから最大限発揮せねば。優しく頭を撫でてくれる柔の手が気持ちよくて最後の方は本当に寝ていた。
そしてさっきのことを思い返してまた顔が熱くなる。いきなり柔の顔が近づいていてキスでもされるんかとびっくりした。変な勘違いをしたせいでたぶん顔は真っ赤だっただろう。
柔がいなくなっちゃうと思ったら咄嗟に手を掴んでしまってやってしまったと思った。どうかこの気持ちがバレてませんように…
今日の出来事を振り返ってるうちに眠気が少しずつ出てきた。おかゆが出来上がるまで少し寝ようと思い抗うことなく目を閉じた。
がちゃ
自分の部屋のドアが開く音で目を覚ます。どれくらい寝ていたのだろうか。スマホで時計を確認すると小一時間くらい寝られたようだ。
🤍「あ、ごめん起こしちゃった…?」
❤️「んーん、だいじょぶ…」
🤍「体調はどう?」
❤️「んー… まだ頭痛い…」
🤍「そっか。おかゆできたから少し食べて薬飲も。そしたらまた寝な」
❤️「うん… ありがとう」
🤍「お礼は元気になったらみんなに言いな笑」
柔がおかゆと薬と水を乗せたトレーを持って部屋にやってきた。
🤍「お椀とスプーン持てる…?」
❤️「え?………あ、」
なぜそんなことを聞くのかと思ったが俺の手は力が入らず手を握ることもうまくできなかった。
🤍「… こぼしちゃったら大変だから食べさせてあげる」
❤️「食べさせてもらうんいつぶりやろ、/」
好きな人にここまで弱った姿を晒してしまい、何とも言えない恥ずかしさに襲われる。
🤍「はい、あーん」
❤️「…/、あーん。ん、おいしい…」
仁ちゃんが作ってくれたというおかゆが思った以上に美味しくてびっくりする。
🤍「仁ちゃん喜ぶよ。まだ食べれそ?」
❤️「うん。全部いけちゃうかもしれん」
宣言通り俺はおかゆを完食した。柔のあーんで。
まぁこんな機会ないしな… うん…
🤍「じゃあこのく薬飲んで寝な。何かあったら呼んで」
❤️「…うん…。柔…? もう行ってまうん?」
なんてことを口走ったのだろうか。心の中に留めておいた気持ちが口に出てしまう。
❤️「あ… えと、ごめん… 何でもない、!」
🤍「舜がいてほしいなら寝るまでずっといるよ」
❤️「… じゃあ… 手握ってて…」
🤍「… うん」
柔はやっぱり優しい。その優しさに胸が痛むこともあるが今日だけは甘えさせてもらおう。
❤️「ふへへ…..柔の手冷たい…」
柔がそのときどんな顔していたか俺は知らない。 俺はそのまま意識を手放した。
【柔太朗side】
寝た… かな? そう思いそっと舜太の頭を撫でて部屋を出る。
おかゆを食べさせる、寝るまで手を握る、人の体調不良を喜ぶのは不謹慎だがいつもならあり得ない出来事にニヤけてしまう。
熱のせいなのか幼く見える舜太がいつも以上に可愛かった気がする。ニヤニヤを必死に抑えて俺はリビングに戻った。
🩷「舜太大丈夫か?」
🤍「うん。今寝たよ。おかゆも完食」
💛「… よかった」
🤍「おいしいって嬉しそうだったよ」
💛「あそ」
💙「あれ吉田さん照れとる~~?!?!」
💛「お前まじでうるさい」
🩷「いつから無理してたんだろうな」
🤍「本人が言うには朝起きたときかららしい」
🩷「うわまじか… 無理させたな」
💙「そういえば今日撮影で全然喋っとらんかったもんな」
💛「スタジオでも車の中でも寝てたしな」
みんなが心配で申し訳なさそうな顔をしている。
言わない舜太も大概だが誰一人気づけなかった俺たちも悔しい。
午後に予定が入っているメンバーもいて、俺たちは夜にまた舜太の家に再集合することにした。
【舜太side】
また目を開けると外が真っ暗で結構な時間寝たのだと悟る。
時刻を確認すると4時間くらいは眠っていたようだ。頭も軽くて体のだるさも落ち着いた気がする。水でも飲みに行こうと立ち上がりリビングへ向かった。
❤️「え、みんなおるん?!」
リビングにつくとみんなが机の周りに集まって何かを真剣に話していてまだ帰っていなかったことに驚く。
💙「お一舜太もう大丈夫なんか?」
🩷「まだ寝てていいんだぞ」
❤️「え、あ… いや… まだ帰ってなかったんや… ごめんなこんな時間まで」
💛「いやここで会議してるから」
❤️「え?!」
どうやら俺の様子を見つつ俺ん家のリビングで会議を始めたようだ。
🤍「舜はまだ無理しなくていいよ。お腹すいた?」
❤️「んー… だいじょぶかな。水飲みに来てん」
🤍「じゃあまだ寝てな。変な時間だし」
❤️「うん。みんなもう大丈夫やからいつ帰ってもええで。泊まってもらってもええけどみんなお仕事
本当に何から何まで申し訳ない。決してみんな家は近くないのに夜遅くまで待っててくれたのだ。 明日だって暇じゃないはず。
🩷「あーまぁ適当に帰るわ。心配すんな」
💛「俺明日午後からだし」
💙「もうちょいしたら帰るから心配せんでええよ」
❤️「ほんまに迷惑かけてごめん」
🩷「まぁ次からはちゃんと言えよ」
勇ちゃんの忠告を受けて本当にそのとおりだと反省する。次からはちゃんと言おう。そもそも体調崩さないように気をつけようと心に誓った。
カーテンから差し込む光で目が覚める。頭もクリアで体調は回復したと思う。
リビングに行くとそこにはソファで眠る柔の姿があった。
🤍「ん…あ、舜起きた? おはよ」
❤️「あ、え、いや柔ずっといたん…?!」
🤍「まぁ… みんな帰るって言ってたから1人にするの心配で」
❤️「ほんまにごめん…… ソファなんかで寝たら体痛めるやろ…」
🤍「こんくらい大丈夫。それより体調は?」
❤️「もう回復した! おかげさまで元気やで」
🤍「そっか… よかった… 倒れてるの見つけたときはどうしようかと、笑」
❤️「あんときは見つけてくれて助かったわ…」
柔は俺のことを心配して朝まで残ってくれていたらしい。柔の優しさを都合のいいように勘違いしてしまいそうな自分が嫌になる。
❤️「柔がいてくれて良かった。ありがとうな」
🤍「当たり前でしょ。好きな子が苦しんでんだから助けるの、は…………………あ、」
❤️「………………え?」
🤍「… ごめん俺帰るわ」
❤️「はっ?!いや、え?ちょっ柔待てぃ!!」
光の速さで玄関に向かう柔を必死に引き留めようとする。聞き捨てならない言葉があった気がするのだ。
さっきの言葉… 勘違いやないよね? 俺の聞き間違いやないよね?
風邪のおかげでなんだか俺の恋も進展しそうな予感がする。
… たまには風邪ひくんのもええかもな、笑
__風邪が運ぶ恋 完
いかがでしたでしょうか…! 風邪を引いたことによって思わぬ形で近づくでした。おそらく2人の気持ちにお兄様たちは気づいておられることかと思います笑
次の1作がめちゃくちゃ長くて…一番の鬼門です…👉👈頑張ります🥹🥹
次のお話でもお会いできたら嬉しいです!
次回もお楽しみに🎶
コメント
1件
あーもう、風邪で距離詰めるやつ、最高すぎるわ…!柔太朗が舜太をお姫様抱っこするところでまじで声出たし、その後の膝枕とか食べさせあーんとかサービス満点すぎてニヤニヤ止まらんかった。最後の口滑り告白も「好きな子」って顔面直撃やったし、舜太が「たまには風邪ひくんもええかも」って言い返す締め方がもう、ベタだけど刺さるやつよ。続きはよ見せろ〜!次回も楽しみにしてるわ🔥
はえさん
534
わらびもち
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結@た に ぎ し 。
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