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こりん
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#brfr
suzu🎲⭐️🎼⏳🪽🎺
232
✦ ─────── ✦
朝。
教室の扉が開く。
💜「おはよ」
❤️「おー」
🩷「おはよ〜」
三人はいつもの席へ向かう。
💜は自然と教室を見渡した。
🩵「おはよ〜!」
そんな声が聞こえてきそうで。
だけど。
その姿はなかった。
💜「まだ来てねぇのか」
❤️「寝坊じゃね?」
🩷「珍しいね〜」
誰も深く気にしていなかった。
昨日まで。
いつも通りだったから。
◌ ───── ◌
一限が終わる。
二限が終わる。
それでも。
こさめは来ない。
💜「珍しいな」
スマホを取り出す。
💜『今日休み?』
送信。
既読は付かない。
💜「……」
❤️「体調じゃね?」
💜「昨日は元気だったぞ」
その言葉に。
なつとらんは一瞬だけ顔を見合わせた。
昨日の夜。
届いたLINE。
『少し遠くに行くことにした。』
胸が締め付けられる。
それでも。
何も知らないふりをした。
🩷「……あとで連絡してみようか。」
💜「頼む」
◌ ───── ◌
昼休み。
食堂。
四人で座っていた席。
今日は三人。
ぽっかり空いた一つの席が。
やけに目についた。
💜「……」
無意識に。
その席を見つめる。
💜(遅刻か?)
💜(寝てんのか?)
💜(体調悪いだけだろ)
そう思おうとした。
でも。
嫌な予感だけが膨らんでいく。
◌ ───── ◌
講義が終わる。
夕方。
💜「家行く」
❤️「え?」
💜「熱でも出してんだろ」
🩷「……うん。」
三人は急いでアパートへ向かった。
◌ ───── ◌
見慣れたアパート。
階段を上がる。
こさめの部屋の前。
💜「こさー!」
返事はない。
インターホンを押す。
反応はない。
もう一度。
💜「おーい!」
静まり返った廊下。
❤️「……」
🩷「……」
胸がざわつく。
💜「寝てんのか?」
ドアノブを回す。
当然。
鍵が掛かっていた。
◌ ───── ◌
その時。
後ろから声がした。
「ここの子なら、昨日退去しましたよ。」
三人が振り返る。
大家だった。
💜「……は?」
「昨日、荷物も全部運び出して。」
「鍵も返していきました。」
頭が真っ白になる。
💜「いや……」
💜「そんなわけ……」
昨日。
普通に笑っていた。
普通に。
『また明日』
そう言って。
別れたばかりなのに。
◌ ───── ◌
💜「なんで……」
言葉が出ない。
大家は首を傾げる。
「引っ越すって聞いてませんでした?」
💜「……」
知らない。
何も。
何一つ。
💜「知らねぇよ……」
小さく呟く。
その声は。
自分でも驚くほど震えていた。
◌ ───── ◌
帰り道。
三人とも無言だった。
いるまは何度も電話を掛ける。
『おかけになった電話番号は──』
繋がらない。
LINEを送る。
未読。
何度送っても。
変わらない。
💜「なんでだよ……」
昨日まで。
あんなに近くにいたのに。
今日は。
もう。
どこにもいない。
◌ ───── ◌
その夜。
なつのスマホが震えた。
昨日のLINEを開く。
🩵『いるまくんには言わないでほしい。』
🩵『いるまくんのこと、よろしくね〜。』
なつは画面を見つめたまま。
強く拳を握った。
🩷「……約束。」
❤️「分かってる。」
🩷「でも……」
❤️「あいつが決めたことだ。」
そう言い聞かせる。
けれど。
心の中では。
今すぐ全部話してしまいたかった。
親友が。
目の前で壊れ始めている。
それを知りながら。
何もできない自分が。
悔しかった。
✦
💜「……どこ行ったんだよ。」
返事は。
もうどこにもなかった。
✦
コメント
2件

初コメ失礼します。 紫水の長編はほんとーーーに少なくて、そもそも紫水自体お見かけすることが少ないので、主様の作品に出会えたことほんまに幸せです😭♡素敵な小説をありがとうございます。きゅんきゅんドキドキで、水さんの報われなさに胸がきゅーとなります、、これからも主様の作品を楽しみにしております( ; ; )✨
あいさん、こさめが突然いなくなっちゃって、もう胸がぎゅーって苦しくなったよ…😭💔 昨日まで笑ってたのに、『また明日』って言い合ってたのに、急にポッカリ席が空いてる光景が切なすぎる…。 スマホ見ても既読つかない、電話も繋がらないって、いるまくんの戸惑いと焦りがひしひし伝わってきて、こっちまで泣きそうになった。 最後の「どこ行ったんだよ」が、もうほんとに響いた…。続き、こさめの行方が気になって夜しか眠れないよ!!早く続き読ませて、あいさん!!🌸💕