⚠︎ATTENTION⚠︎
⋆⸜Qn様⇨鬱
⋆⸜QnMn
⋆⸜嫌われ×(どちらかと言えば、愛され…、?)
⋆⸜地雷ない人向け
Qn side
〝Loneliness〟
俺にぴったりの言葉。
意味は〝孤独〟や、〝独り〟。
現に今、独り孤独な部屋で、涙を浮かべていた。
活動休止を発表してから早3週間。
休止のきっかけは単純なもの。
〝Qn、ちょっと休みな。気持ち安定させよ…。〟
そう、Dzさんに言われたからだ。
勿論、一度は断った。でも、何回も言ってくるから、少しだけ休むことにした。
最初は1週間くらいで復帰する予定だった。
それなのに気づけばもう3週間目が過ぎようとしていた。
何で休みを提案してきたのか、気持ちを安定させようとしてきたのか。
それは休止してからもわからなかった。
ピロン
……と、機械音が部屋に響く。
重い体を持ち上げスマホを取りに向かった。
ふらっ…、
ベッドに座っていたのが吉となり、幸い外傷はない。
眩暈が落ち着いてきて、再び取りに行く。
そこには一件の通知。
〝今から、家行くな〟
なんともめんどくさがりで優しい心を持つ、〝Mn〟らしいメッセージだった。
そう、3週間前から日替わりでメンバーの誰かが家に来てくれるようになった。
みんな忙しいだろうからいい…って言ったのに、メンバー満場一致で来ることに。本当にいいんだけどな…、。
メンバーとの会話も必要最低限。ましてや、一人暮らしの引きこもり。誰にも会わないから喋ることもない。おかげで少し喋るだけでも疲れるし、喉元が筋肉痛っぽくなったりもする。
ピンポーン
Mnが到着した合図が鳴った。
玄関に駆け足で向かい、鍵を開ける。
🐷「よっ、!」
たった一文字なのに、何故か安心してしまう。
🍌「…ん、」
短い返事をし、部屋に招き入れる。
改めて見ると昨日来たBnさんの時よりも、少し部屋が荒れている気がする。
🐷「…なんかあった?」
俺を包み込むような優しい声。
強張った心に響く。
🍌「…別に。」
本当はわかってる。
なんで休めって言われたのか。メンバーが毎日来てくれているのか。
自分がこうなった理由も全部…。わかってるんだ。
でも、言えない。喉が〝SOS〟の言葉だけを通さない。唯一通してくれるのは、その真反対の言葉だけ。
🐷「…そうか」
そのこともきっとわかっているメンバーは、深くは聞いてこない。
言いたいときに言えばいい。それまで待ってるから。
各々がそう声をかけてくれた。
…だから、ごめんね。まだ言えそうにないや。
🐷「…あぁ、そうそう。これ…貰ってってもいい?」
彼が手にしたのは刃物。
別に自傷をしているわけではない。でもその危険性があると判断したのだろう。
只今の俺には、必要のないもの。
欲しくなったら買えばいいしね、
🍌「…勿論」
そう言うと、その刃物はMnの鞄に仕舞われた。
🐷「今まで通り生活は遅れてんの?…あからさまにヤバそうだけど、」
確かに今はヤバい。自覚ありだ。
食べたものはダイニングテーブルにそのまま。部屋着はソファに掛けっぱ。おまけに洗濯物も畳んでいない。
記憶のないガラスの破片。おそらくコップが割れたものだろう。
🍌「…まぁ、ぅん。」
そんな曖昧な返事しかできなかった。
自覚があるからこその怪しい返事。はっきり〝大丈夫〟とは口が裂けても言えそうにはない。
🐷「…少しだけ片してから帰るな。」
そう言って最初に手をかけたのは床に散乱しているガラスの破片。
正直自室からあまり出ないから、リビングは気にしていなかった。
🍌「…ぁり、がと。」
弱々しい声でお礼を言う。
🐷「俺がやりたくてやってんの。…気に負うなよ、?」
その言葉がどれだけ俺の心を軽くするのか。彼には自覚があるのだろうか。
まぁ、そんな照れ臭いこと、絶対に言ってやらないけど。
🐷「…おしっ、じゃぁ帰るな。」
一緒にいたくないのに、寂しいと思ってしまう。
弱みを見せるのが怖いのに、頼りたいと思ってしまう。
気づけばもう玄関で、お見送りの準備をしていた。
〝自分のペースでいい〟
そう言ってくれたんだから。
…もう少し先でも、いいかな?
…いや、言わないとだよね。
〝助けて〟
…って、。
🐷「Qn…、?」
🍌「M…、n。」
何かを察したのか、何も言わずに俺の言葉を待ってくれる。
🍌「…助っけ、てッ?」
声が震えて上手く喋れない。
それでも自分が何か温かいものに包まれた感覚はあった。
🐷「…よく頑張った、ッ」
無意識のうちに頬を伝う涙を、大きな手で拭い取ってくれる。
それがどれほど嬉しいものか…。安心できるものか…。
🐷「話し…、聞かせてくれるかッ?」
🍌「…うん、ッ!」
俺は〝独り〟なんかじゃない。
俺にはメンバーがいる…!
〝I’m not loneliness.〟
俺らは、5人で〝Dzl社〟だから。
うっす。こんちはー(?)
えー本編、2000弱と言うことで…。
菜々音(おそらく)初の、一本完結短編です!!((
今までのは2話が最低だったと思う…、w
短編とは何か、よく考えさせられましt(((
そしてそしてっ!
おそらく短編集の累計♡数が4000いくということでっ!!
♡指定なしで4000超えって…初じゃn((?
まぁどっちでもいいんだけど…()
超遅くでもいいのであれば、リクエスト、好きなだけ送ってください‼︎
ゆっくり、消化していきます!
キーワードだけでも、題名だけでも。こういうシーンが見たい‼︎ってだけでもっ!
作品の最初や最後にお名前を載せていい方のみ、受付致します✨✨
随時受付中なのでっ、ぜひ!ご応募ください‼︎‼︎
以上!おつななでした!
一言)短編集に限らず、私、エピソード毎の伸びに差がありすぎじゃね?
コメント
32件
♡4000凄すぎるでしょ!!おめでとう! リクエストしたいです ...!
なんか突然軽くなってハートが押しやすく....せっかくなので300まで qnmnっていいですよね
エモすぎん!? 特に最後の方とか泣かせに来てるでしょ…