「自分の寿命のカウントダウンが見えたらどう思う?」
帰還までのリミットは一か月。
「私はそれを体験してる」
空を見上げているのは鈴木真琴。カウントが見えるというギフト持ちだ。
今度は一か月、七二〇時間のカウントダウンが始まったという。
「それが過ぎると帰還できなくなるらしいっす。女神様によると」
隣では相変わらず海月がメモにいそしんでいる。
「女神様もワープゾーンの電池を長くしてほしかったっすよね」
一か月が長いのか短いのかわからない。
だが、タイムオーバーになれば、一生この世界に閉じ込められることは確実だ。
「とんだ夏休みになりましたよねえ」
「戻ればもう一度夏休みをやり直せる。今度は何もないむなしい最高の夏休みだ」
巻木は鈴木真琴に気休めを言ってやる。
「マッキーを信じ**********
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