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これは地図に残る偉大な行動だ。
スマホを見て移動するのではなく、自分の足で知らない道を歩く。
手を振る女子たちの姿が見えなくなり、巻木はほっと息を吐いた。
「ずっと見送られるのってプレッシャーだったな。やめ時がわからない」
「素直にみんなの気持ちを受け取りなさいよ」
美鈴は未だに手を振っている。
「女子たちは大丈夫かな?」
「女神様に守られてるらしいから、大丈夫だろ」
心配そうな神田に答える。
無理に連れ出したが、こいつは街に残りたがっていた。
よく表現すれば人当たりがいいが、基本的に軽薄で女好きだ。
「それよりクラゲちゃん遅いね」
先ほど海月は『お花摘みに』と茂みに入っていき、今はそれ待ちだ。
出発前にあれほどすませておけと言ったのに何をやっているのか……。
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