新しい連載よ〜!今回は短編予定だけど長くなったから連載にしました
御本人様に関係ない
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈sm視点
「…ふ〜っ、」
一人寂しく海にきて、煙草を吸う。
…海、子供の頃ぶりだな。
昔から、海や川、水辺に近づくと最悪な事ばかりが起きていた。
水の中に、引き込まれると言うのだろうか。
自分の意思でもないのに、水の中に落ちたり、急に天候が荒れて危険になったり。
学校の授業で、水泳があったのだがその時もダメだった。いつの間にか沈んでいて、上がろうとしても足を掴まれているような感覚に襲われ、そのまま死にかけたことがある。
そこから水が怖くなった。親はこんなにも不幸が続くことに不信感を抱いていたこともあり、俺を水辺などに近づけないようにしてくれた。
だから、海は大人になってからは初めてだ。
「……はは、なんも起こんないじゃん」
ざぶ、ざぶと音を立てながら、足首まで海に入る。
こんなにも綺麗な海が怖かったんだ俺。
「……きりやんも来れりゃぁ良かったな〜」
きりやんは、1年前に死んだ。
たまたまマンションが火事になって、逃げ遅れたんだってよ。んで死んだ。
友達が死んだってこともあり2ヶ月は引きずってたんだけど、忘れなきゃいいだろって思って前向きだった。
今日はきりやんのお墓に行ってきた。で、帰り道に気分転換で来たってわけ。
「……俺のことも、持ってってくんないかなぁ〜」
生きててもただ仕事するだけ。
大事な人だって死んだし、なにを目的に生きてるのか分からない。
なら死んだ方がマシかもしれない。
「……なーんて、」
ザパァッ
急に、目の前に大きな波がくる。
「……は、」
とぷん
俺は、海に引っ張られた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
プロローグでした。
多分これ出してる頃には最終話まで書いてるでしょう……◀︎書き終わりました全17話でございます。
NEXT100
コメント
2件
新連載だっ……✨✨ 全17話…書くのお疲れ様です!!😭✨ 続きがくそ楽しみです!!!!!!🫠🫠