TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

 亜玲が俺の身体をベッドの上に投げる。幸いにもマットレスがふかふかだったこともあり、身体は痛くない。


 だけど、亜玲自身もベッドの上に乗り上げてきた所為で、俺は身体を硬くした。


「……亜玲」


 小さな声で、亜玲の名前を呼ぶ。


 亜玲は、笑った。その後、舌なめずりをする。


 その姿は、まるで獲物を前にした肉食獣のような姿だ。


 仕草、姿。すべてがあまりにも艶めかしくて、俺の中になにかが膨れ上がってくる。


 亜玲の手が、俺の身体をベッドに押し倒す。突き飛ばそうとするのに、上手くいかない。簡単に押さえ込まれて、亜玲が俺の唇を親指でなぞった。


「可愛い」


 そう呟いて、亜玲が俺の唇と自身の唇を重ねた。


 何度も何度も触れるだけの口づけを施されて、今度は強引に口腔内に舌をねじ込まれる。


 驚いて舌を押し返そうとした。上手く、いかない。


 むしろ、逆効果だった。亜玲が俺の舌と自らの舌を絡める。逃げようとしても、上手く逃げられない。


「んっ、ふぅ、ぁ」


 口元からくちゅくちゅという水音が聞こえてくる。


 俺の身体の芯が、俺自身の意思とは関係なく熱くなっていく。下肢に熱が溜まるのがわかってしまう。


「ぁ、あっ」


 徐々に息苦しくなって、亜玲の胸をたたく。けれど、解放されることはなかった。


 むしろ、亜玲は俺の口の中に唾液を注いでくる。死なないためには、飲むしかなかった。


「んっ」


 ごくんと喉が嚥下して、亜玲の唾液を呑み込む。


 亜玲は、まるで俺のことを褒めるかのように頭を撫でた。……その触れ方が、心地いい。


(な、んで……)


 頭の中が徐々にふわふわとしてきて、気持ちよくて。


 身体からくたりと力が抜けて、亜玲の衣服を掴む気力もなかった。


 唇が離れる。亜玲の口元と、俺の口元を銀色の糸が伝う。……なんだろうか、この、淫靡な光景は。


「……祈」


 亜玲が俺の名前を呼ぶ。


 かと思えば、俺のシャツをまたまくり上げた。胸の先端はまだとがっていて、亜玲につままれると強烈な快楽をもたらした。


「んっ」


 ぴくんと身体が跳ねる。


 亜玲は、俺の乳首をこね回す。どんどん下肢に熱が溜まっていく。視界が涙で潤んで、亜玲を見上げた。


「祈、可愛い」


 亜玲がそう呟いて、もう片方の乳首を舌先で舐めた。


 ぬるりとした舌の感触が気持ちよくて、自然と背中がのけ反る。


「んんっ!」


 やめてほしい。


 頭の中では確かにそう思っている。だけど、やめてほしくないと思う自分もいて。


 ただ、シーツを手で掻くことしか出来なかった。


「あ、あっ、や、やめっ!」


 俺は男だ。なのに、女性のように胸で感じている。


 それが、恥ずかしくてたまらない。羞恥心で穴があったら入りたいとも思ってしまう。


「やーだ。……やめない」


 楽しそうに俺の乳首を咥えて、亜玲がそう呟く。


 やだ、そこで、しゃべらないでほしい。


 息が当たるだけでも、快感を覚えてしまうから……。


「あぁあっ!」


 亜玲が、俺の乳首を甘噛みした。


 微かな痛みと、確かな快感。ぶるりと自身の身体が震える。


「……ははっ、可愛いね」


 そう言って、亜玲の手が俺の身体を伝って、下肢に触れた。


 すっかり熱を持ったソコは、すでに緩く勃ち上がっている。


「もう、脱いじゃおうか」


 きれいな笑みを浮かべた亜玲がそう言って、俺のベルトに手を伸ばす。


 そのまま慣れた手つきでベルトを抜き去り、下着ごとジーンズをずり下げた。


「……可愛い。もう、勃ち上がってる」


 亜玲が、そのきれいな手で俺のものをしごく。


 ゆるゆると陰茎を撫でられて、さらに下肢に熱が溜まっていく。

【BL】悪魔な幼馴染から逃げ切る方法。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

512

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚