やぁやぁ
最近自分の文才が衰退してる気がします…(´;ω;`)
では、いってらっしゃい!
カタッ…カタッ…カタッ…
まるで異世界の様に静かな部屋は、俺の本をめくる音と、時計の秒針が動く音のみが響いていた。
なんだかんだアイツが出かけて約5時間ほど。
我に返ったように窓ガラスに視線をやるともうすっかり日が暮れきっているのが分かった。
ソ連「天使の仕事も大変だな。知らねぇけど。」(((ボソ
喉が渇いたと本を棚に戻し酒を片手に再度ソファに座り足を組む。
ボフッ
…ゴクッ
なんでだろうな、つい一昨日までアイツが居ないのが当たり前でこんなの日常だった筈なのに。
少し物寂しい静けさが部屋に取り残されているような気がしてならない。
ソ連「悪魔が天使ごときになにいってんだって話だよな………」
無意識に瞼を閉じると、日帝の言葉を思い出す。
…
そういや、アイツ仕事しに行くなんて言ってなかったよな。
…
…ゴクッ
ソ連「まぁ、んなことどうでもいいか。」
別に帰ってきようがきまいが、俺には関係がない。
ただ、俺はアイツと1晩言葉を交わしただけの関係だ。
「”お互い秘密だらけでいいじゃん?”」
「”背が高くてかっこいいよ!”」
ソ連「……た、ただ、それ以上でも以下でもない………関係……」
「”助けてくれてありがとう!”」
「”これからよろしくね、ソ連!”」ニコッ
ソ連「…………はぁ……ッ、、」
なんなんだよ……ったく、
言葉に表せない感情
初めて味わった温もり
……
ふと、さっきまで読んでいた本の内容を思い出す。
そうだ、彼女は哲学のような。
考え込めば考え込むほど、不思議で、結論が遠くなる存在。
俺はその”哲学”の答えを追い続けている犬なのだ。
人の数だけ答えがあるというのに、結論を出しても仕方がない…………そうだよな。
考えることを放棄する為に、意味の無い理屈を頭の中で並べ続ける。
「”じゃあ、本心はなんなの?”」
ソ連「あ”〜”、、なんでお前の言葉はそんなに脳裏にこびり付くんだろうな、日帝、笑」
……ったく、手間のかかる天使だな、
部屋の静けさに溶け込むように立ち上がり、部屋を後にした。
…………
……よし。
ゆっくりと景色を噛み締めるように歩く。
日帝「もう暗いなぁ。
今頃ソ連は心配してるのかな。」
ぁ……、、……ダメダメ。笑
歩いているうちに、自然とソ連の家に向かっていた。
いけないいけないと思い、真逆の方向に足を進めていく。
ソ連「おーい、……日帝〜!」
かれこれ1時間ほど徐々に範囲を広げ声を上げ続けている。
日帝はやはり…………いや、今はどうでもいい。
……
ソ連「……日帝、、もしかしたら……」
あの”路地裏”にいったのか……?
また、あの路地で同じ事をされているんじゃないか。?
だとしたら大分時間が経ってるぞ、、、
「”だって、ソ連が護ってくれるんでしょう?”」ニコッ
ソ連「……ッ……くそがッ、、!」
気付けば無我夢中に、裏路地を目指し駆けていた。
タッタッタッ……
タッ…………
裏路地に着き、脚を止めて当たりを見渡す。
ソ連「日帝、!居るのか、!」
久しぶりに声を荒らげながら裏路地の奥へ進んで行く。
混ざる不安と味わったことの無い恐怖の末、路地の角に足を踏み入れた。
裏路地の角。
俺とアイツが出会った場所。
月明かりに照らされ、にかっと笑う1人の天使に
“惚れた場所”
はい、おかえりん
私の語彙力と計画性がないために展開が遅くてすいません💦
ソ日帝個人的に結構好きな部類なので、頑張ります(ง •̀_•́)ง
では、さようなら!
次回もよろしくお願いします!
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