8人と寮母の物語

弾 「りこ。」

『はいｯ！？』

弾「お前、大丈夫か？」

『ん、？なにが、？』

弾 「だって、あいつの…」

『…大丈夫！！』

『高校生時代の事は弾しか知らないし！』

弾 「でも、寮母だって…」

『あの人なら、大丈夫だよ。』

弾 「でも…ｯ」

『弾。心配してくれてありがとう*ˊᵕˋ*』

『でも、私は大丈夫だよ』

弾 「…ん」

ｺﾝｺﾝｺﾝ

8 【入るよー？】

『いいよー！』

ゆきにぃ「あすぴょん。いつまでもつかな？」

『ん、？あすぴょん？』

ゆきにぃ「あす花さんのあだ名！」

ゆきにぃ「あすぴょん！いいだろ！((ﾄﾞﾔｯ」

『うん、そうだね笑』

栄治 「りこ、寮母って大丈夫なの？」

『私が引きずってるだけだからさ…笑』

『私のことは心配しないで？』

宝 「なら良いねんけど…」

『ほらｯ！今は自分達の事だけ考えよ！』

竜星 「うん、そうだね。いつまでもヘラヘラしてたらダメだね！」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ｶﾞﾁｬ

あす花 「弁当持ってきたよー！」

弾 「…は？」

ゆきにぃ 「あすぴょーん！ありがとー！」

巧 「美味しそう…」

『弾』

弾 「ん。」

『せっかくだから、さ』

弾 「無理」

竜星 「社長の匂い…..と、ケンジさんの匂い」

栄治 「社長とケンジさん来るって！」

ｶﾞﾁｬ

花巻社長 「次の日ミーティングまで後3分」

花巻社長 「それ以内に話は終わらせるわ」

ケンジ 「あ！あなたが新しい寮母さんですか！」

花巻社長 「あら、半年間よろしく頼むわね」

あす花 「え、半年間…？」

『私達あと半年でクビですか…笑』

花巻社長 「1人抜けて落ちてきたしね。」

花巻社長 「あなた達も限界を迎えてるんじゃない？」

8+り 【………….】

花巻社長 「最後まで粘り強く頑張ってちょうだい。」

あす花 「ねぇ、みんな」

あす花 「何も言わないの、？」

あす花 「あと半年で契約切れちゃうんだよ！？」

『何か言って、どうこうなる問題じゃないんです。』

あす花 「そうだけど、」

弾 「ごちゃごちゃうっせーな！」

『弾、！』

弾 「他人は黙ってろ、」

『え、ねぇ弾！』

あす花 「私、行ってくる！！！」

『あす花さん！！！！』

𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩40