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辿る君「やっほ〜ムラクモくん!」
そう言って僕の後ろから話しかけたのは、
白い、僕と同じ姿の子。
辿る君「君ならあの横断歩道無視すると思った〜でもずっとここに居たら死んじゃうから、僕が助けてあげる!」
そう言って僕の手を引っ張って走り始めた。
その僕似の子の声は、
テレパシーってやつ、?に似ていた。
耳から聞き取るやつじゃないやつ。
そして、僕似の子は僕の名前を知っていた。
どうして知っていたのか、気になって聞いてみた。
ムラクモ「ねぇ、君、僕の名前を知ってたけどどうして、?それに、君の名前は、?」
辿る君「え?だってムラクモって曲担当じゃん。それと、僕の名前は、辿る君とでも呼んで!」
ムラクモ「な、なるほど、?そう言えばそんな曲を担当してたような…ムラクモだけ覚えて、曲を担当してたの忘れてた…あ、あと、辿る君、!よ、よろしく、!」
辿る君「こちらこそ!」
そんな会話を交わしながら走ること数分。
ちょっとは疲れてもいい気がするくらい走ったが、
疲労を一切感じなかった。
それに、何処に向かっているかも分からない。
ムラクモ「ね、ねぇ、何処に向かってるの、?」
辿る君「地上への入り口の扉だよ!説明して無かったけど、ここは、別世界のムラクモの世界!ここは君がいたムラクモの世界とは違って、無の世界みたいな感じ!真っ黒の反対の真っ白の無の世界って思っといていいよ!」
ムラクモ「なるほど、?」
辿る君「それに、ちょうど扉の前に着いたよ!さ、早くここを出て地上を旅してきたら?僕も行ってみたいけど、僕はムラクモ君みたいに人に触れれないんだ。だから、僕の分まで楽しんで、旅をしてきてよ!!」
ムラクモ「分かった、!じゃあね、辿る君、!!」
辿る君「またね!!」
そう言って僕は扉を潜った。