side 青井ラディ
銀行に用事があったため近くの銀行まで
足を運んでいた。
ATMに接続し、いろいろやっていると
パトカーのサイレンの音が聞こえる。
銀行内に警察が入ってきた
「貴方が、銀行強盗の人?」
そう聞かれた。
困惑しながら首を横に振る。
近くで…ここで銀行強盗今あってるんだ…
「危ないので外にいてください___」
警察がそう言ったのと同時に
俺は手錠で手を拘束され、銃を突きつけられた
人質か…絶対おこさん。
「人質の解放条件は青井らだおを呼んでくることだ!青井らだおと勝負させろ!」
青井らだお…まずい
間違いなく俺は引き止められる、
だって言ってねぇし。ここにいること。
嫌だ…バレたくない…
じゃあなんできた、、?わかんない…
自分で混乱していると
「犯人いるかー!」
とある奴の声が聞こえた
青井らだおだ。
手が縛られていて
フードを深く被ることができないため、
顔を下に向けて、仮面等を見えなくする。
「勝負内容!五分間俺は人質に攻撃をする!蹴り、パンチ、バット、銃だ!お前が人質を守り切ったら勝ち!俺は大人しく捕まる。人質が死んだら俺の勝ち!今回は見逃せ」
犯人が勝負の内容をいう
なんで俺がそんなのに付き合わないといけないんだ、?
「人質をそんな危険な目に合わせることはできない!」
わーかっこいいー(棒)
さすが公務員だなー(棒)
マジで絶対起こさないわこの犯人は。
俺が死んだらどうなると思ってるんだ
「やらなきゃこのまま人質は確実に死ぬことになるが、どうする?」
「…じゃあやる。」
予想通りだな…
はぁ………しょうがないか、
早く終わってくれ。
「絶対守るから、俺の後ろに居て。」
ふーん、
これこいつの後ろじゃなくて前に出て
わざと犯人に殺してもらうのもいいな
わざわざ痛い思いをするのは嫌だけど…
嫌がらせができる。
………あれ、そういえばタメ口…
こいつ…
「…気づいてる……、?」
「もちろーん!だから取り敢えずいうこと聞いて後ろに居てよ」
「はぁ………何がだからだよ。どうするも俺の勝手だろ、」
「痛いでしょ!起こすまでに時間かかるし…犯人も逃しちゃう」
「究極の2択だな。お前に嫌がらせするために俺を人質にして俺を利用した犯人を逃すか、お前に従って犯人を懲らしめるか。」
兄貴とまともに会話したのっていつぶりだっけ
これがまともかもわからないけど
犯人はタイミングをうかがっている
「始めていいか?」
そう犯人が聞いて兄貴は頷いた
俺は大人しく後ろにいることにした。
「わ、珍しい。絶対聞かないって思ったのに」
兄貴がそう驚いたようにいう
「見殺しにするよ?」
思わず素の口調で言ってしまった。
犯人が俺に向かってバットを振る
俺は動かずにそのまま立っている。
兄貴が割り込み振りかざす前に出て、
犯人にパンチを与えて
距離を取る
「ちょっとくらいは避けるそぶりして、!?」
兄貴が焦ったようにいう。
まぁ突っ立ってるだけでいいかと
それに…
「この犯人が俺を殺したら俺は絶対起こさないから。」
俺がそう言うと犯人は
「個人医かよこいつ!!!」
と驚き、焦り、ヤケクソになりながらも銃を構える。
兄貴がよけると俺に当たるので
兄貴は避けきれず受ける。
公務員の味方はしたくないけど…
今回は仕方ないか。
「…お前が倒れるのが先か治療が間に合うかの時間の勝負だ。残り時間は?」
「…あと3分半」
俺は持っていたもので応急処置をする。
3分半か…これだと兄貴が倒れる方が先だな
…あ、いいこと思いついた。
どうせ却下されるけど
「耳貸せ。」
「え?なになに?…えぇ…マジ??まぁいっか。」
俺が思いついた作戦を兄貴に言う
結構早めに了承された。意外。
そして犯人が撃ち、兄貴が盾、俺が回復するの
コンボが生まれた。
残り時間2分ほどになった時、
回復が間に合わず、兄貴が倒れる。
「じゃあ銃もらうぞ」
俺は兄貴にそう一言いい、
兄貴が持っていた銃を手に取る。
俺は犯人に向かって撃つ。
「はぁ、!?!?うわあぶね!!」
間一髪避けた犯人
チッ、あとちょっとだったのにな。
俺は犯人に近づく。犯人はバットを構える。
バットが振るわれ、俺ははそれを受けるが、
犯人に鎮静剤を撃つ。
「は、?へ、?なんだこれ!?」
動けなくなった犯人に向かって頭に銃を撃つ
犯人はダウンした。
「はいこれ返す。」
「警察入らない、?」
「入らない。公務員はクソ。」
「それ俺がいるから?てかこれどうしようかなぁ…」
「嗚呼銃刀法か。切られたくないけど、切っていいよ」
「俺の了承もあったわけだし…うーん」
銃刀法を切るか切らないかを迷っていると
犯人が
「なしだろそれぇ!」
と叫ぶ
「いや、だって「俺が死んだらお前の勝ち」だろ?警察が死んだだけで俺は死んでないから無しじゃない。犯人を殺しちゃダメとも言われてない。」
「クソォ、!!個人医なんだろ!?起こしてくれ!」
犯人は俺に向かって叫ぶ
確かに個人医で、尚且つ闇医者だけど…
「人質にしてたじゃん。利用された挙句殺されそうになったから嫌だね。」
と答える。
そう答えた俺を見て兄貴が
「俺は俺は?」
と聞いたが俺は即
「治すわけないでしょ…」
と答えた。
「それ、誰治すの、!?」
といって、少し悲しそうにしてた。
結局俺は兄貴だけを起こして警察に事情聴取をされた。
正当防衛、
そして青井らだおからの了承があった為
銃刀法は切られなかった。
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