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東方心壊少女

東方心壊少女

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1

第1話 飛び降りて幻想入り

2022年11月12日

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思えば私の人生はあの世界で言えばルナティックという難易度だったと思える

親には「お前なんか生まれてこなければよかった」と傷つけられ蔑まれ

友達からは「ウザい」といじめられ仲間外れにされ

恋人には「愛想が尽きた」と別れを告げられる

そんな人生だった

(ああ、神様

もしも願いが叶うならば

次の人生は私にとって平和で愛に満ちたものにしてください)

そう思い私は今まで住んでいた高層ビルの最上階から飛び降りた

(つまらない人生だったなあ)

落ちていくときの空気抵抗を受けながらそんなことを考えていた時だった

落ちていく私の目の前に謎の隙間があった

空間に異様に空いた切込み

その中から無数の目がこちらを見開いている

(あれは、もしかして)

次の瞬間、目の前が暗くなった



目が覚めた時

私はその中にいた

目の前には一人の女性が立ってこちらを見ている

「ねえ、大丈夫?」

金髪の長い髪に紫の瞳

そんな女性がこちらを見ていた

「あ…う…」

私は助けてくれたお礼を言おうとしたが言葉が出ない

寧ろ言葉を出そうと思えば思う程

涙が止め処無く流れて喋れなくなる

そんな私を見てその女性はこういった

「可哀想に、言葉が出てこないのね。

怖がらないで、私はあなたを傷つけないわ」

そんなことを言いながら

その人は私をやさしく抱きしめた。

「あっと、まず最初に名前を言わなければ

私の名前は八雲紫

神々が恋した地

幻想郷のゲートキーパーよ」



幻想郷、その名前を聞いて

私はふと押し入れの中に入った本を思い出した

あの本には幻想郷という言葉が書かれていたのだ

「げ…そ…きょ…」

「あら、あなた知っているのね」

「は…い…」

「それなら話が早いわね

ざっくりいうとあなたを幻想郷に

招待したいの。

あんな世界のことなんか忘れて

こっちへ来なさい。

そうしたらきっとあなたは幸せになれるから。」



幸せ、私が最も欲しいものだ。

それを聞いて私は思わず

紫さんに飛びついた。

「おねが…します!

げんそ…きょに

つれてて…くらさい!」

「落ち着いて!

焦らないで、ゆっくりと

まずは聞きたいことがあるの。」

紫さんにたしなめられ

私は落ち着いた。

「聞きたいのは

貴女の名前よ。

ねえ、あなたの名前は何?」

そう聞かれ、私は必死に思い出す

しかしどうやっても出てこない

「…思い出せないのね。

仕方ない、私が名付けてあげるわ。

貴女の名前は…





幸夢 望愛(さちゆめ のあ)」

「の、あ」

「ええ、

幸せな夢を見て

愛を望む

あなたにピッタリよ」

そんなことを言われた

「あ…り…」

「お礼は言わなくていいわ

只の気まぐれだもの

そうだ、ついでに能力もつけておくわ」

「のう、りょく」

「ええ、どんなものかは

貴女が幻想郷で暮らしていくうちにわかるわ」

「は、い」

「じゃあ、長くなっちゃたけれど

そろそろ幻想郷に飛ばすわ。

またね、望愛ちゃん。」

そういわれた瞬間、目の前が真っ暗になった。


幻想入りした少女の設定

幸夢望愛(さちゆめのあ)(仮)

10代(学生)

🚺

親からは虐待

友達によるいじめ

そんな中でできた恋人にも振られて

精神的に病んでしまった子

そんな中唯一平穏が保てる物が押し入れにある宝物たちだった

しかしその親に宝物たちを売られてしまい

精神崩壊

家出し自殺を企てる

落ちていく最中で最期に見たものが

『アレ』だったらしい

ちなみにその子の親と友人たちは

後々死にます(全ての意味で):)

仕方ないね☆彡

あと後々姿が変わるよ

能力もわかってくかも(知らんけど)


画像

(作成:妙子式2)

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