みなさんこんばんはtakuです。
今回は轟出、勝出の三角関係を書こうと思います。初めて書くので原作とずれてるかもしれないので原作とあってないと感じた方は回れ右をしてください。
では今回のテーマは、緑谷と俺たちの関係
プロローグ
緑谷出久(Midoriya Izuku)
俺の名前は緑谷出久。 職業はプロヒーロー。個性は「ワン・フォー・オール」。
……なんて言うと、完璧で強くて、迷いなんてない人間みたいに聞こえるかもしれないけど、実際はそんなことない。
人より少し、人の顔色を見すぎる。
人より少し、誰かに必要とされることを嬉しく思いすぎる。 それが、俺がこの関係の中心に立ってしまった理由なんだと思う。
爆豪勝己と、轟焦凍。
二人とも俺にとって、かけがえのない存在だ。
――ただ、その「かけがえのなさ」が、同じ意味じゃなかっただけで。
爆豪勝己(Bakugou Katsuki)
爆豪勝己だ。 ヒーロー名? そんなもん今はどうでもいい。 言っとくが、俺は最初からデクを欲しがってたわけじゃねぇ。 ただ、気づいたら視界に入って、気づいたら手を伸ばしてただけだ。 弱くて、うるさくて、放っとけなくて。
それなのに、俺より前を走る背中がやたら眩しくて。 守りたいとか、独占したいとか、
そんな生ぬるい言葉じゃ足りねぇ。
デクは俺のもんだ。
……そう思った瞬間から、もう引き返せなくなってた。 なのに。 あの氷野郎――轟焦凍が、
平然と同じ距離に立ってるのが、どうしても気に食わねぇ。
轟焦凍(Todoroki Shoto)
轟焦凍。プロヒーローだ。
感情を表に出すのは得意じゃない。
だが、緑谷といるときだけは、なぜか言葉が必要なくなる。 彼は与える人間だ。
自分を削って、誰かのために手を差し出す。
それが正義だと信じている。
――だからこそ、放っておけない。
爆豪は強引で、真っ直ぐで、独占欲が強い。
俺は静かで、距離を測って、待つことを選ぶ。
どちらが正しいかじゃない。
ただ、緑谷が誰を選ぶか。
あるいは―― 誰も選べなくなるか。
その答えが出るまで、俺は彼の隣にいる。
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