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Snow white  _

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Snow white _

1 - Snow white _

♥

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2024年02月21日

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白 × 赫( 左右 要素 無し )


☡ あてんしょん

▫童話パロ

▫nmmn

▫エセ関西弁

▫タヒ ネタ

▫メリバ

▫意味不

▫お話操作 有り


『 snow white _ 』

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昔々 肌が雪のように白く お目々はぱっちり 、薔薇色の唇 、ふわふわな髪の毛を持つ 美しいお姫様 、白姫が 産まれました 。

優しいお母様は亡くなり代わりに自惚れ屋のお妃様が来ました 。

お妃様は毎日鏡に尋ねます 。

いつも帰って来る答えは 1つ 。

桃「 鏡よ 鏡 、世界で一番美しいのはだぁれ? 」

鏡「 お妃様です 。」

ですが何年か経ち 白姫は美しい “娘” に育っていき 、本当の事しか言わない鏡は とうとう

鏡「 世界で一番美しいのは白姫様です 。」

と 、答えました 。

桃「 白姫 .. 許せない 。家来、白姫を殺しなさい 。」

黈「 .. ッ 、畏まりました .. 。」

家来はこっそり姫を森に逃がし 森で大人しく暮らすよう伝えました 。

それも鏡の返答によってバレてしまい今度はお妃様自身が魔女に変装し白姫を殺そうと森に出向かいました 。

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白 side

俺は姫として生まれ育った 。母親は俺を産み亡くなった 。代わりに来たお妃様は自惚れ屋で 自分が一番でないと気に食わないらしく俺を殺そうと家来に命令したらしい 。

だがあの鏡がある限り俺が生きていることはバレてしまうだろう 。今は森の小人達と暮らしている 。

今は小人たちが食材を集めに行っているからこの小屋には俺1人 。物音がし 、小人たちが帰ってきたのかと思えばドアの向こう側に居たのはこの辺には中々来ない “人” だった 。

しわがれ声のお婆さんが口を開く 。

桃「 この林檎 。美味しい林檎はいかがかね? 」

白「 !! 美味しそうっ ありがとなぁ ! 」

白「お金 ? ってやつ 持ってへんけどええ .. ? 」

桃「 構わないよ 。じゃあねぇ 。」

これから他のところにも配りに行くのか 、お婆さんは林檎を持ちどこかへ行ってしまった 。

もし俺が “白雪姫” やったら 、これは毒林檎なんやろーなぁ ..

白「 美味しそうやなぁ .. 」

つやつやとした 逆に怖いくらい綺麗な林檎を眺め独りごちる 。

それを一口口に含もうとすると  、

赫「 待って .. ! 」

白「 ん .. ? 」

美しい 、王子様の様な人に声を掛けられる 。

赫「 貴方は白姫 ? 」

白「 そう .. やけど 、」

赫「 それはきっと 毒林檎 。食べては 駄目 .. ! 」

白「 そっかぁ .. 」

白「 .. 君はどっかの王子様か何か ? 」

毒林檎よりも彼に興味を持った俺はそう尋ねる 。一目惚れってこんな感じなんかなぁ なんてぼや 、と 考える 。

赫「 .. まぁ 、そんな感じ 。」

白「 イケメンさんやなぁ 、」

赫「 そ 、そう .. かな 、」

白「 俺ってなんか白雪姫みたいやない ? 」

白「 キスしに来るには早かったなぁ 」

なんて 笑ってみせると

赫「 俺は 、”こっちの” 白雪姫だけは亡くしたくなくてここに来たからね 。」

と 、意味深なことを言う 。

まるで俺がこの世界の “白雪姫” だと言うように 。

白「 良くわからんねんけど .. 」

赫「 まぁ 、取り敢えずそれは食べちゃ駄目 ! 」

むぅ 、と頬を膨らます彼は 少し幼く見えて可愛いな なんて思った 。

ほんとに俺が白雪姫で 、本当にこの林檎が毒林檎ならこれを食べたら彼はキスをしてくれるのかな 、そして俺は目を覚ます 、のかな 。

白「 君 、名前は何て言うん ? 」

赫「 .. 赫 。」

白「 赫王子 、.. 」

白「 なぁ 、王子様ならキスで起こしてや 、」

赫「 だ、ッ だめ ! しんじゃやだ .. 」

白「 大丈夫 ゝ 、食べさしてや 。俺 、白雪姫なんやろ ? ならキスで起きたる 。」

彼に林檎を押し付けると渋々受け取りそれを見詰める 。暫くすると決断したようでこちらを向く 。

赫「 .. 白姫 。愛してる 。」

白「 会ったばっかやけど 、俺も愛してんで .. 」

それから小屋へと移動して彼の膝の上で姫抱きされる 。彼は今から俺を殺してくれる 。そして死んだ俺にキスを 。

はぁ 、幸せな人生やなぁ .. 可愛い小人たちに囲まれ暮らし 、最後は大好きな人に殺される 。俺が一番幸せな童話の姫や 。

じゃあな 、赫 。死んでもずっと 、愛してんで 。

赫はごく 、と唾を飲み込み 俺の口元に林檎を近付ける 。ぱか 、と口を開けると唇には柔らかい感触 。

目を開くとそこには美しい顔が 。

白「 ッ .. なにしてんねん 、」

赫「 もし死んじゃったらやだから 。不死のおまじない 。」

泣きそうになる俺に綺麗な笑顔を向ける赫 。そんなんさ 、フラグやん 。

今度こそ彼は俺に林檎を食べさせる 。しゃく 、といい音を立て噛み砕けば じゅわ 、と広がる無駄に甘い味 。後味はすごく苦くて俺らの恋のよう 。それを飲み込めば段々と意識が遠のき死を覚悟した 。最後に唇に触れた感触は彼のものだった 。_

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赫 side

また 、俺は白ちゃんを殺した 。どこの世界に行っても彼はそう 。「 俺が白雪姫ならキスで起きる 」なんてもう聞き飽きた 。ねぇ 、いつになったら俺らは結ばれるの ? 腕の中にいる彼に問いかけても返事はない 。

結ばれることが無いのなら 、彼の残した林檎を俺も齧ろう 。

2人が両思いのまま果てこの物語は終わり 。

メリーバッドエンドなら良いじゃないか 。俺ら2人が幸せなら 。今からいくよ 。生まれ変わったらきっと俺らはハッピーエンドの世界に行けるだろう 。いや 、またメリーバッドエンドかな 、どちらでもいいさ 。2人巡り会えてまた恋に落ちることができるなら 、来世で 俺の/君の の記憶が欠けていようとも 再び2人出逢えるなら 、何度だって物語を辿ろうじゃないか 。何度だって恋に 堕 ちようじゃないか _


END .


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初 タヒねた

こうゆう系人気出そうなら今後も書きます 。

初めてだったからちょっと下手かも 👉🏻👈🏻

最後まで読んでくれてありがとう 。

それではまた次回お会いしましょう 。

おつるか 💫

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