テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
圖阿です!
前回の続きからです!
どうぞ!
・・・
🐤side
らびまるが来てくれたおかげで、りうらたちの生活は変わった。
拷問が終わると、らびまるがやってきて、部屋の換気や掃除、服に付いた血を取ってくれるなどしてくれた。
おかげで、最近では事務所の空気が澄んでいるように感じる。
🦁「思ったんやけど、親分ってウチらの仕事に抵抗ないん?」
ゆうちゃんが作ってくれたケーキと紅茶を飲みながらまったりしていると、ゆうちゃんが不意にそんなことを言った。
確かに、私たちの仕事は、世間一般的に見れば犯罪だろう。
しかも、時には人を殺したりもしている。
親分も、仕事をしている最中は見ていないにしろ、血やそれ以外の色々なものを見ている。
抵抗がないと言ったら嘘なのではないだろうか…?
らびまる「別に抵抗なんてねぇよ」
そう言って親分はなんてことないように答えた。
らびまる「ただの殺人貴やったら話は別やけど、お前らは罪のあるやつしか拷問にかけてないんやろ?」
らびまる「せやったら、俺はむしろかっこええと思うで?」
らびまる「悪党と裁く……なんてかっこええやん♪?」
🐤🐇🦁「親分ッッッッッ!!!!((ガバッ←らびまるに抱きつく」
らびまる「うおッ!」
🐤「私たち一生親分についてきますッッ!!」
🐇🦁「イエッサーッッッ!!」
らびまる「うっせぇえええッッッ!!!!💢」
らびまる「つうかいきなり抱きつくなッッ!!💢💢」
ガチャッ
🍣「………えっとお取り込み中のところいいかな?」
🦁「ないこやん!」
💎「僕もいるよ♪」
🤪「俺も」
🐤「!?」
突然扉が開き、ないくんたちが現れた。
(今日約束なんてしてたか!?)
疑問に思っていると、ゆうちゃんも同じ気持ちだったようで、ゆうちゃんが口を開いた。
🦁「今日ってなんや約束しとったけ?」
🤪「なんや、ほとけに初兎と喋るうさぎに会ったって聞いてな」
🍣「面白そうだから来たってわけ♪」
🐇「そういう事やったんや」
初兎ちゃんはそう言って、親分を抱えて、3人の前に連れて行った。
🐇「この方がそうやで♪!」
🍣「ぱっと見普通のうさぎだね?」
らびまる「なんやお前ら。俺は見せもんとちゃうぞ?」
🤪「おぉ✨ほんまに喋るこのうさぎ!」
💎「そう言えば、さっき親分って聞こえたけどなんかのアニメの話?」
りうらの方にやって来たほとけっちがそう聞いてきた。
あの会話聞こえてたのかっと思うと少し恥ずかしくなってしまった。
🐤「えっと……アニメの話じゃなくて、らびまるがりうらたちの親分になったんだよ」
💎「らびまるが!?」
💎「一体何があったの???」
🐤「実はねw…〜」
ほとけっちの反応になんだか面白くなってしまい、笑うと、ほとけっちはさらに頭にはてなを浮かべてしまった。
その姿によけいおかしくなってしまったのは仕方がない。
🤪「……………」
ほとけっちに事の経緯を話すと、納得したようで頷いていた。
💎「そうゆうことだったんだ」
🐤「そう!だからりうらたちらびまるのこと親分って呼んてるんだよ♪」
らびまる「あーーッッ鬱陶しいッッッ!!!💢💢」
突然らびまるがやって来てりうらの背中に飛びついた。
急なことで驚いていると、まろたちがこちらにやって来てさらに戸惑ってしまった。
🐤「な、なに?なに?どういうこと??💦💦」
🤪「らびまる逃げんといてー?」
そう言ってらびまるに近づくため、必然的にりうらにも近づくまろに戸惑ってしまう。
(無理無理無理無理無理ッッッ!!!顔が良すぎるッッ!!めっちゃいい匂いするッッッ!!//////)
💎「いふくん何やってんの?」
🤪「らびまるが逃げるから追っかけてきたんよ」
らびまるside
🤪「らびまるが逃げるから追っかけてきたんよ」
そう言うこの青頭に、俺は驚いた。
(こいつよくそんな嘘を平然と言えんな!?)
数分前
🍣「らびまる初兎ちゃんと一緒で頬にハートマークあるんだね♪」
🐇「そうなんよ!めっちゃ可愛いやろ♪?」
🦁「親分のそのハートってもとからなんかね?」
🐇「どうなんやろな?」
あちこちから口々に話したり触ったりするため、俺は疲れ果てていた。
今は交代でこいつらに抱えられており、イフと名乗る男に抱えられている。
(はよ終わらんかなぁ…)
そんなことを考えていると、突然強い力で身体を締め付けられた。
(いっっったッッッ!!??なんやねんこいつ急に思いっきり締め付けてきよってッッ!!)
(初兎でもここまでせんぞッッ!!??)
抗議を入れようと見上げると、イフはどこか違う方を向いていた。
その方向を見ると、りうらと昨日あった水色頭と話していた。
りうらが笑うたびに、締め付けが強くなり、一刻も早くここから打出するため、俺はこいつの手を噛んだ。
そうして、りうらによじ登り事なきをえたのだが、なんてことないように言うイフに俺は腹が立ってしょうがなかった。
しかし、それと同時に、りうらたちを見るこいつのあの顔を俺は忘れられないだろうと思った。
(こいつ鬼の生まれ変わりとかやないんか??普通するか??あんな顔…)
続く
・・・
見てくださりありがとうございました!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!