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どうも ~ ! 紫蘇ㄘャンです ッ!
すみません … ! 前回このような挨拶もなければ注意事も何も前置きがなくそのまま話が始まっていて、理解し難いものになったのは大いに反省してます …
その反省を活かし、今後また同じ事がないようにしていきますんで!
ということで!今回は!
knmcって甘える事は無いけど、身内なら甘えるんじゃないかと…そう思って手をつけたものの、そんな描写が一つも作れず、ただknmcが甘えてる事が気になる3人の大人達の話になりました (またリベンジしたい ッッ)
ですが申し訳程度にその要素を少しだけ入れてます((
・実在した人物を用いた創作話です!
・本人様達とは関係ないので、本人様達に繋がるようなご迷惑行為はお辞め下さい!
・本人様達の解像度は低いので(キャラ崩壊)無理な方は速攻閉じてください!
・色々と捏造してる部分がございます!
・knmc愛され要素有?かも
「mcさんって甘える事ないっすよね」
なんでこんな話になったのだか。
今日も一日平穏な日常で、しかしそんな中でもハードな収録はあって。
いつも通り6本撮りの内3本目が終わってお昼休憩。4人は控え室に置いてあった弁当を自分の元に取って、食事をしていた時。
食事の時間も話題は絶えなくて、さっきの収録の時こうだったの、残りの収録はこうだの、華のある話をしている。そして今日もいつもと変わりなく、そんな話をしていた。
「収録前からずっと思ってたんですけど、fwさん寝不足ですか?」
社長が不意にそんな事をfwくんに聞いた。fwくんの方を見れば確かに、何だかどんよりとしている気がして、更に良くジッと彼の顔を見れば目の下に薄く隈があった。
そんな事を聞かれた本人は社長の言った通り寝不足なのか、何処かぽよぽよしていて、あ〜と唸った。
「いやぁ…実は収録がなかった間、こっちの方で姫とトラブルがあって、中々寝れなかったんよなぁ。収録ん時は別に問題は無いし、このままでも行けるから大丈夫やで ~ ッ」
なるほど ~ と僕含め3人とも揃って頷く。
彼の本業はホストで、職場上そういったトラブルも珍しくないのだろう。rfmo結成し始めの頃は収録止め!という事態迄至ったけれど、今に至っては心配はするも余計なことは言わない。彼の事を知っているのは彼だから。本人が大丈夫と言えば、これは本当の事で、本当に大丈夫なのだ。最初こそ怪しく思っていたが、今に至ってはその言葉を信用している。
「ちなみにそのトラブルって言うのが、俺の事を指名してくれてる姫が居るねんけど、その子が少々甘えたさんで冷たくしちゃうと直ぐ暴れるから、気をつけてたねんけど…
日に日に要求がエスカレートしてきて、最初の頃は 好きって言って ~ とか 私だけしか見ないで とかやったねんけど、それが日に日に 私以外の連絡消して とか 死ぬ迄ずっと一緒、ずっと好きって言って とか、まぁ酷くなってきたんよ。甘えさせ過ぎたんかな」
fwくんは聞いてない事を自ら公言した。kidくんはそんな僕達の気持ちを代弁してくれたのか、 いや聞いてない ッ!! と突っ込んでくれた。
「にしても、fwさんは悪くなくないですか?部外者が言うのもなんですか、それ甘えというより自分の思い通りにして欲しいが故の言葉ですよね…甘えと言うのでしょうか」
「いやまぁそれもそうなんやけどねぇ、仕事柄そう言った客の対応はホストとしてやらなあかんし、というかホストをしてる身として、やってくる子は大抵そんなしっかりしてる子じゃないから。言うのもなんやけど」
にゃははと笑って弁当のおかずを一口つまむ。
「他人事過ぎますってアニキ…」
kidくんはそんなfwくんの様子に若干引いている。
「まぁ甘え過ぎたせいなのは変わりないし、次からはちゃんと気をつけますわ。
にしても甘えてくれるのは嬉しいものなんやけどな。種類が違ったか ~ !」
「甘えてくれるって中々ないですし、甘えるってのも中々出来ないことですよね」
大袈裟に悔しがってるfwくんを他所に社長はそう言う。
確かに、と僕も頷く。
「思えばそうでしたよね!kidも甘えるのは得意なんですけど、甘えてくれる事は中々ない、というか一生ないだろうな。なんておもってますよ!」
「この歳になると甘えるなんて行為は恥が勝つので中々ないですよ特に……」
てな感じで何故か急に甘える、甘えてくれるについての話が延々と続く。
そんな大人達を見ながらただ喋らず食べていた僕。でも、ここまでは別に問題でも無いし、無かったのだ。
しかし、冒頭のように、急にfwくんにそんなことを聞かれた。噛んでいる最中のご飯を喉に詰まらせそうになった。
「ッッ ! げほ、けほっ…っえ?何急に」
「あ、ごめん、いやmcさんってあんま甘えてくる事ないやんなぁって思って」
「確かに、僕も見た事ないかも…mcさんの甘えてるところ」
「私もないですねぇ…」
「はぁ??」
何を言っているんだこの3人の大人は。収録での疲れが今ここで出たのか?
そんな疑問だらけの僕を置いて大人達は止まること無く、更に問い詰めてくる。
「mcさんって甘えたことあるん?」
「上に2人居ましたよね?幼少期とか甘えてたんですか?」
「甘えてたならどんな風に甘えてたんですか!?kid気になります!」
社長は横から、fwくんとkidくんも机に寄りかかり距離を詰めて聞いてくる。物理的に圧迫されて身が引ける。まず先に食べるもん食べろよお前ら。後20分後に収録再開するんだぞ。
「あぁーもう!皆1回離れて息苦しい!と言うか僕は基本甘えるなんてしませんし、甘えたとしても言うわけ無くない?」
なんて言えば、3人は豆鉄砲を喰らった鳩のような顔をして 嘘だぁ と言った。
「ホントだよ ッッ!!」
その後、スタッフから収録開始10分前の知らせがあって、急いで残りのおかずを全て完食した。
その後も無事、残りの撮影も終了した。
「お疲れ様でした ~ 」
そう言えばあちこちからお疲れ様と返事が返ってきた。収録を終え、全員で先程の控え室に戻る。その最中に食べにでも行くかなんて話になって、案の定一緒にどうかと僕も誘われた。
まぁいつも通り断ったけど。こういうやり取りも恒例と化している。
「え ~ 折角ですし行きましょうよ ~ !」
kidくんにそう言われる。
「いつも言ってるけど、僕そういった飲み会的なの基本お断りだから!」
kidくんはやっと諦めてくれたのか、可愛げ皆無に頬を膨らませ、顔には不服だと言う文字を浮かばせた。
「なんでいっつも断るん?偶に来てくれる事もあるけど」
不服そうなkidくんを押し切って、fwくんがそう聞いてくる。
「いや別に大した理由は無いですけど…?唯僕が気分で行かないだけなんで。
けど、今日はちょっと理由があって」
「ほう?理由ですか?」
「…なんですかその顔。まるで気になるとでも言うような」
訝しむばかりの僕に対して大人達はそんな発言で分かりやすいように首を縦に振る。
「そりゃ気になりますよ!」
「…あまり言いたく無いけれど、今日は久しぶりに上の兄が実家に帰ってくるので、家族でウェルカム会を開くんですよ」
普段、家庭事情を自ら話さないが故、それを他人に言うのは少し恥ずかしさがあると喋って思った。それでも伝えたんだ。なのになんで誰も何も言わないのか。
そっと大人達の顔を見れば3人ともポカンとしていた。
「な、なに…なんか可笑しい事言った?ウェルカム会の事?ねぇなんか言ってよ!こっちが恥ずかしいんだけど!!!」
「え、あ、いやぁごめん…そうか、ウェルカム会があるんやったら仕方ないなぁ、そんじゃ楽しんできてやぁ」
「そうですよknmcさん!沢山楽しんできてください!」
「うんうん!!」
一体なんのやら。何故かいきなりハイテンションになって行く大人達に僕が唖然する。そんな僕を置いて、いつの間にか片付いた荷物を手に持って3人は控え室から出て行く。
「ほんとになんなの…」
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居酒屋にて、酒を煽る大人達が話していたものと言うのが
「いやぁ、あの顔忘れられないっすわ」
「珍しいものを見れましたね」
「ふふふkidも何だかホワホワしてきました」
それ酒の影響ちゃうん?と声のトーンが高くなってるfwの突っ込みで3人は大いに盛り上がる。
珍しく家庭事情の話を聞いた時、ポカンとしたのは話の内容ではなくknmcがその話しをしてる時の顔に驚いたのだ。
なんせ、あんなに楽しそうな、それでいて、今直ぐにでも甘えたいと言ってるあの顔。
お兄様のことが大好きな末っ子に大人達は再び顔の表情筋を緩ます。