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宝石の国。
もしもアンタークが復活して月人フォスが襲撃に来た時現れたら。
多分11巻までネタバレあり
「フォス、本当に一人で大丈夫?」
ダイヤモンドが問う
「大丈夫だよ!もし割れたとしても僕の目には監視がついてるんだからさ。」
閉じることができない左目を指を指し笑顔で言った。
ダイヤモンド、パパラチアサファイア、アメシスト(84)と話していると遠くからフォスフォフィライトを呼ぶ声が聞こえた。
「フォス様〜!準備出来ましたよ〜!」
「なんと退屈な時間を潰せるゲーム付きです!」
彼……彼女…?の名前はセミ。フォスフォフィライトの世話係の月人だ。姫を除いた宝石の襲撃準備は大体セミが行う。それほど宝石達から信用されている存在。
「じゃぁ、行ってきます」
フォスが行こうとした時、王子 兼エクメアに声を掛けられた。
「もし君が砕けた場合はセミ達を向かわせるよ」
「……お願いします」
「ていッ!やぁ! あぁまた負けたぁ〜」
真っ暗な中一人でゲームをする退屈な時間
……と思っていたら目の前が明るく暗闇に光が差し込んだ。
「お、着いた着いた───
ゲームをしていた板を手放し立ち上がって顔を上げた瞬間、フォスの表情が歪んだ。
「あ、アンター、……あんたーく……」
清々しい野原に黒い剣を刺し立っていたのは
100年以上前に月人に連れ去られたアンタークチサイトだった。
「え、ぁ..あんたーく……?」
余裕を振る舞うことを忘れ弱々しい声で問いかける
フォスが目の前の宝石に問いてから少し時間が経ってから、宝石が口を開いた
「……そうだ。随分違う姿になったなフォスフォフィライト。」
この口調、冷静で厳しいような優しいようなそんな声。それに光に照らされキラキラと輝く白銀の髪。
間違いなくアンタークチサイトである。
「月人に頭部まで持っていかれラピスに頭をくっつけたと聞いたが……本当だったらしいな。」
目の前にずっと会いたがった宝石がいるというのにフォスフォフィライトは一言も発さず、1歩も動かず……
ただ呆然としていた
なぜ月人の味方になり、しかも宝石達を騙して仲間を連れ去った……しかもルチルが大切にしていたパパラチアまで攫った自分に対し、何故ここまで優しく……いつも通り接してくれるのかフォスフォフィライトには分からなかった。
「俺がいない間…ゴースト、カンゴームと組んでいたそうだな。どうだった」
フォスフォフィライトが話さずとも話を進めるアンタークチサイト。
カンゴームの話になると我を取り戻したようにペラペラと喋り始めた。
「ゴーストはカンゴームに変わったけど…カンゴームや他にも一緒に冬を担当してくれる仲間が増えてさ、、楽しかったよ」
「……そうか」
表情を少しも変えず、アンタークチサイトは返事をした
「ところでアンタークちん、よく戻れたね、他のみんなが持っていったのを取り返して戻れたのかな…」
「良かったよまた君に会えて嬉しい。」