リオ「同居…か」
???「これから宜しくね!」
リオ「…はい」
私は何て運が悪いんだろう…。
ヤンキーと同居って。普通ないよね?
✨🌈⭐️🌙🌈✨✨🌈⭐️🌙✨🌈🦄️🦄️🌈
ママ「早く行かないと遅刻するわよー!?」
リオ「わかってる〜!」
私の名前は村田莉央。大学1年生。
本当は入学式は昨日だったんだけど、熱が高くて休んだんだ。
だからちょっと不安
どんな人達がいるのかな、?
私はA組。
リオ「ここか…」
やっとついた今、私は恐怖を感じてしまった。
見たのは、頭から大量の血が垂れている男子生徒だった。
「はぁっ…!? 」
私は1歩下がり、その場から動けなくなってしまった。
すると、
ガララッ…!
A組の教室から、血まみれの男子生徒を睨みつけながらやってきた、ヤンキーの様な男だった。
一体どうなっているの…?
私のクラスはどうなっているんだか…。
不安で胸がぎゅっと締め付けられる。
???「あっ!そこの女の子入っていいよ〜」
可愛らしい女子生徒がでてきた。
えっ…?私?誰に言ってるの?
確かめるために後ろを確認。
うん、女の子は居ない。
きっと私だ。でも、こんな状況で…。無理に決まってる。
???「ささっ、気にしない気にしない!」
彼女は私の背中に回り込み、グイッと無理やり教室へ入れられた。
リオ「あの、大丈夫なんですか」
???「ああ、大丈夫大丈夫。貴方昨日入学式休んでた子でしょ?」
リオ「あ、そうです」
???「やっぱり?君だけ休んでたから、なんか覚えやすかった」
リオ「えっ私だけ…?」
ミカン「私の名前は黒井蜜柑、宜しくね」
リオ「…私の名前は村田莉央。こちらこそ宜しく」
ミカン「莉央?そう呼ぶね 」
リオ「あうん、じゃあ…蜜柑、私の席は何処かな?」
ミカン「あーあそこ!来て」
蜜柑が案内してくれながら、私の耳元に次の事を語った。
ミカン「莉央、気をつけてね。このクラス、実はヤンキー多いの」
リオ「あ…。」
つい大きな声を出してしまい、必死に手で抑える。
私は特にそんな人は苦手。絶対会わないようにしてたのに…。
ミカン「しかも囲まれてるよ莉央。横も縦もヤンキーさんだから。」
リオ「おお…。」
えええっ⁉️やだ…何て言ったら即殺される(?)と思ったから我慢した。
ミカン「瀬戸ー、頼むよ?この子、弱々しいから、暴力禁止」
リオ「うっ…。」
弱々しい。確かに。だけど昔は違うし?
???「いや、誰にでも平等にするから」
リオ「そこは平等じゃなくて大丈夫です」
ミカン「まぁ莉央、何かあったら言って。すぐ駆けつけるから!」
リオ「…。」
いや無理ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
1話終わり
次回…♡5か主の気分
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!