テラーノベル
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18章目行きます。
16時の書庫から無事に戻ってきたのも束の間。ある日の放課後、私は寧々ちゃんと一緒に、学園の大きな鏡の前に立っていた。
「う、嘘……つ!?」
不意に鏡の奥から伸びてきた無数の黒い手に手首を掴まれ、私と寧々ちゃんは悲鳴をあげる暇もなく、鏡の中の世界一一七不思議の三番『カガミジゴク』へと引きずり込まれてしまった。
そこは、360度どこを見渡しても鏡だらけの、狂った万華鏡のような冷たい世界。
恐怖に震える私と寧々ちゃんの前に、不気味にく怪異の影と、見覚えのある一人の少年
霊が姿を現した。
「…..何これ、また変なのが迷い込んできた。ブスな大根足の先輩と…….って、え?」
ピンク色の髪をした可愛い少年ーーミツくんが、気だるげに私を睨みつけた次の瞬間、彼の大きな瞳が限界まで見開かれた。
夕日のような光を反射する鏡の中で、ふわりと揺れる薄青の髪。
右目が黒、左目が白の、妖しくも透き通るようなオッドアイ。
今にもこの鏡の冷たさに負けて、すうっと消えてしまいそうな、この世の者とは思えないほど
儚い私の佇まい。
「…..ツ、あ…..」
ミツバくんの顔が、腰く間にピンクの髪の毛以上に真っ赤に染まっていく。
「(な、なになにこれ……っ!?嘘でしょ、めちゃくちゃ可愛い…..っていうか、すっごく綺麗…..。
でも、なんか今にも消えちゃいそう…..つ!)」
ピュアで、誰よりも「寂しさ」を知っているミツバくんの心の中のドミノが、凄まじい音を立てて崩れ落ちていく。
それは、他人に拒絶されるのを恐れていた彼が、今にも消えそうな私の美しさに、一瞬で「僕がこの人を守って、ずっと一緒にいたい」と狂おしいほどの恋心を抱いてしまった瞬間だった。
「…..あの、大丈夫?君も、ここに閉じ込められちゃったの?」私が不安げに寄ね、手首の月のプレスレットをそっと無でる。
その声を聞いた瞬間、ミツバくんは慌ててそっぽを向き、両手で赤くなった顔を隠しながら大声でツンツンと叫んだ。
「だ、誰が閉じ込められたって!?失礼なこと言わないでよ、このげ美少女!!…..っていうか、あんた、な、名前なんていうのさっ!?」「私は、泡沫露葉だよ」
「私は、泡沫露葉だよ」
「つ、露葉….。…ふん、可愛い名前だけど、僕の方が可愛いんだからね!でも…あんた、そんなにひょろひょろで、僕が守ってあげなきゃ、本当にこの鏡の中に溶けて消えちゃいそう……」
ミツバくんはモジモジしながらも、私の薄青い髪にそっと触れ、逃がさないように私の服の袖を
ぎゅっと掴んだ。その瞳には、すでに強烈な独占欲が宿っている。
「ーー露葉さんツ!!!!!!八尋ツ!!!!」
その時、鏡の結界をぶち破って、光くんが雷を纏わせた霊刀を構えて飛び込んできた!
「悪霊ども!露葉さんから離れ……って、ミツバ!?」
「あ、光。遅いよ!」
蜂蜜きな子
16
#犬
ここと🌹🫶 @低浮
203
みみ
49
花子くんも黒い包丁を手に飛び込んできて、私の腹を後ろから強引に抱き寄せる。
「少年、ナイス。でも露葉は僕のだからね。…..あれ、三番の境界に新しいお友達?」
「ちょっと、誰が新しいお友達よ!変な帽子男!!」
ミツバくんは花子くんの手を払い除けようと、私の前に立ち塞がって光くんと花子くんを睨みつけた。
「この露葉って子は、僕がこのカガミジゴクでずーっと守ってあげるの!僕の寂しい世界を、この人の薄青い髪でいっぱいに満たしてもらうんだから、あんたたちみたいな男どもには絶対に渡さないっ!!」
光くんの親友であるミツバくんまでが、一瞬で葉ちゃんの儚さに狂わされて、バチバチのライバルに大変身!
カガミジゴクの世界で、ミツバくんの生意気で甘い執着が炸裂し、愛されドミノは止まるとこ
でツンツンと叫んだ。
ろを知らないーー!
の人の薄青い髪でいっぱいに満たしてもらうんだから、あんたたちみたいな男どもには絶対に渡さないっ!!」
光くんの親友であるミツバくんまでが、一瞬で葉ちゃんの儚さに狂わされて、バチバチのライバルに大変身!
カガミジゴクの世界で、ミツバくんの生意気で甘い執着が炸裂し、愛されドミノは止まるとこ
でツンツンと叫んだ。
ろを知らないーー。
コメント
1件
うわあ、第18話……めっちゃ良かったです🥀💙 ミツバくんが露葉ちゃんの儚い美しさに一瞬で堕ちるシーン、すごく胸がときめきました。「僕が守る」っていう独占欲とツンデレのバランスが絶妙で、ピンクの髪が真っ赤になるギャップが可愛いすぎます……! 花子くんと光くんも飛び込んできて、もう修羅場一直線って感じで次がめっちゃ気になります!カガミジゴクの冷たい世界観と、露葉ちゃんの薄青い髪の対比も美しかったです。続き、静かに待ってますね🌙🤍