not視点
母「雅ーー!!!!」
ー下の階から雅を呼ぶ声がしたー
雅「んぅー、!」
ーぶっきらぼうに雅は返事をし、自分のゲーム機で時間を確認したー
ーそこには7時20分と画面に表示されていたー
ー雅はいやいや起き上がり、体操着に自分の手足を通したー
トントントントンッ
ーリズムを刻むよう、階段を駆け下りすぐに髪を縛るー
雅「ママー、ご飯どれー?」
母「あっちのテーブルにパン置いてない?」
雅「パン?んーと、」
雅「あぁ、あったあった」
ー雅は一口二口食べ、制服に着て外へ駆け足で出たー
雅「いってきまーす」
ーそして、学校で授業を受けたまに居眠りをし、部活をするー
雅「花凜〜、テニスコートまでおんぶして〜」
花凜「はいよ〜」
ー家に帰宅し、真っ先に着替えてタブレットに手を付けるー
雅「結構通知溜まってんねぇ、」
ーそんなことをぼやきながら淡々と通知を見ていくー
雅「あ、フォロワー増えてんじゃん。ラッキー」
雅「そろそろ小説更新しなきゃな〜」
ーそして静かな空間にカタカタとキーボードの音だけが響き渡るー
ー数分後ー
雅「よし、こんなもんでいいかな」
ー自分の書いた小説を再確認し、投稿ボタンを押すー
雅「さ〜てと、そろそろ飯かな」
ーとまた、朝のときのように階段を降りていったー
ー茶碗一杯のご飯を済ませ、小説を確認するー
雅「♡ついてる。早」
雅「あとでコメ返信しなきゃな」
ーそんなことを思いながら風呂へ足を運び、お湯を浴びて髪を乾かすー
ー終わったら自分の布団に身をくるめ、ゲームをするー
雅「あ、取り逃がした」
雅「ていうか、寝みぃ。寝るか」
ーそして1時に就寝ー
ーこれが中原雅の一日なのだ。普通の学生。なにも特別なことはないー
ー違うといえば、就寝時間が少し遅いぐらい。それ以外はただの普通の学生ー
ーが、そんな普通はある日どこかへいってしまった。まるで足が生えたかのようにー
ーそんなことは知らずにいつもと変わらない日常を雅は過ごしていたー
ー数日後ー
ニュースキャスター「次のニュースです」
ニュースキャスター「◯月✕日、午前11時過ぎ、〇〇市に住む」
ニュースキャスター「”中原雅さん”、”江戸川花凜さん”が不慮の事故にあいました」
ニュースキャスター「警察によると、午前11時過ぎに学生2人がトラックに跳ねられたと通報があったそうです」
ニュースキャスター「この事に対し警察は、事件の可能性も含め調査を続けていくとのこと」
ニュースキャスター「では、次のニュースです」
コメント
3件
雅の親友やさしいやんwほぼアッシーだけどw んで雅寝るの遅すぎるやろw