リビングに行くと母親が座ってテレビをみていた。
(ちょうどコーヒー出来たところよ)
とマグカップに注ぎながら声をかける。
しばらく2人で談笑しながらテレビをみていた。
番組が終わり、
(夕飯の支度しなきゃ)
と席を立つ母。
自室に行こうと立ち上がるさゆり。
一応トイレ行こうかな
とトイレに向かうさゆり。
トイレの中
ショートパンツタイプのズボンを下ろしショーツに手をかける。
(まさか漏らしてないよね、パンツ濡れてませんように)
祈るような気持ちでショーツを下ろそうとウエスト部分に手をかけた時
突然大きな尿意が襲った。
(あ、ダメ…)
トイレの中の安心感なのか急激に襲ってきた尿意に耐えきれず、漏らしてしまった。
ショーツはぐっしょりと濡れ、立ったまま漏らしてしまったので部屋着のズボンもさゆりのおしっこで濡れていた。
(せっかくトイレきたのに…)
ショーツを脱ぐと何も履いていないことになってしまうので仕方なく濡れたショーツの上から部屋着のズボンを上げる。
おもらしで塗れたショーツが肌にくっつき気持ち悪い。
トイレットペーパーで足を拭いて母親のいるリビングにゆっくりと歩き出す。
リビングにつくと夕飯の準備をしている後ろ姿がみえた。
どう言ったらいいのかわからず、その場に立ちつくすさゆり。
(ママ⋯)
それ以上の言葉が出てこず母親の方を眺めていた。
さゆりの声が聞こえたのか聞こえなかったのか分からないが、後ろを振り向いた母親と目が合う。
(どうしたの?そんなところに立って)
とさゆりのズボンが濡れていることに気づき
(おもらししたの?トイレ言ったんじゃなかったの!?)
驚いたようにタオルで手を拭きながらさゆりの元へ駆け寄ってくる。
(おしっこ間に合わなかったの?)
と聞かれても間に合わなかった訳ではない。
急に尿胃が襲ってきたのだから。
(とりあえずお着替えしなきゃ)
とその場でさゆりの着ているモノを脱がせる。
上は部屋着を着ていたが下は何も履いていない状態にされたさゆり。
(こっち来て)
母親に促され2人でリビング横の和室に行った。
襖をあけ何かを取り出している母親。
(あったあった)
何かを見つけさゆりの前に差し出す。
紙オムツのパックだったのは言うまでもない。
(え?なんでオムツがあるの?)
と不思議そうに尋ねると
この前○○ちゃん(親戚家族の子供)が来たでしょ、その時にまた来るからって置いていったのよ。
女児用のソレは、体重30~40キロと書いてあり大人のさゆりも使えそうなサイズ感だった。
女児用なのでアニメが描かれている以外は赤ちゃんのものと変わらないものだった。
(また漏らしちゃうといけないからオムツしなさい!この前も歯医者さんで漏らしたこと忘れたの! )
そう言われ、まだ未開封のパックを破りひとつを取り出す。
ソレを履くために折りたたまれている状態から広げていく。
と、ソレはパンツタイプではなくテープタイプの紙おむつで、
それを見た母親は
(オムツしてあげるからここに仰向けになりなさい)
と、和室の畳を指でトントンとたたく。
(早く!)
急かされ、仰向けになるさゆり。
紙オムツを広げなおし、両足をつかんでさゆりのお尻を浮かせる。
サッとオムツを差し込み前当て、サイドのテープを止めていく。
最後に隙間がないかチェックをし23才の女性のオムツ装着が完了した。
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