テラーノベル
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🇬🇧×🇫🇷 (NL)
政治的意図は全くありません。
解釈違い、キャラ崩壊注意
地雷さんは回れ左をお願いします。
ー
XXXX年。地球は絶対絶滅の事態に陥っていた。
原因不明の宇宙災害により、あらゆる星が崩壊し、太陽系はおかしくなった
また、宇宙災害と一緒に流れ込んできた新型ウイルスにより、人口は激減した。
ヒトは家に自粛し、国の化身は地球の為に休みも寝る間も惜しんで、地球のために働いた。
重労働により、体を壊す国も出てきた。
まぁ、いつも残業ばかりやっていた国は通常通り働いていたが。
そして国達は、何年も休みを取れていない国も多くなった。
フランスもその中の一人だった
しかし、もう地球はどうにもできないと言う意見が世界で出てからは、重労働は無くなった。
辛い状態で「終える」よりも、楽しい状態で「終える」方が良いとなったからだ。
重労働をしていた国達は解放され、久しぶりの休日を迎えることとなった
やっと休みを取ることができたフランスは、家のベランダでワインを嗜んでいた。
そんな中、息を切らしたイギリスが急にベランダに乗り込んできた。
「はぁ、はぁ、フランス、お待たせしました。」
「どうしたのよイギリス。そんなに急いで」
「久しぶりです。フランス。一件落着してよかったですね。」
「根本的には何も変わってないけどね」
「やはりいつ見てもフランスは綺麗な国ですね」
「急になによ?」
「あぁ、少し失礼しました。今日はどうしてもフランスに渡したい物がありまして…」
そうして、イギリスは後ろに隠していた物を見せた。
いっぱいに広がる赤色の花。薔薇だ。
しかも何十本、いや、何百本も。
「わぁ。綺麗な薔薇ね。何本あるのかしら。」
「999本です。フランスのように、愛らしくて、情熱的な薔薇でしょう?」
「ふふ、褒めてくれてありがとう。でも999本なんて、そんな数、どこから持ってきたの?
こんな世界の終わりのような所で、こんな元気いっぱいの薔薇を。」
「ずっと集めていました。自分で花の育て方を学び、育て、元気いっぱいの薔薇を999本、育てていました。」
「私のために?よくそんな大変なことを続けたわね。」
「愛らしい妻の為ならば。」
「さすが、私の夫だわね。」
「そういえばですが、フランス。今日が何の日か覚えていますか?」
「7月14日…何の日かしら」
「…自分の誕生日を忘れてどうするのですか。フランス」
「えっ?」
「今日は貴方、フランスの誕生日じゃないですか。重労働で忘れていたのですか?うっかりさん」
「よく覚えていたわね…私も覚えていなかったのに。それで薔薇を送ったと言う訳ね。まぁ、紳士と言うだけあるわね。 」
「そうでしょう。愛しい妻の誕生日は忘れたくはありませんでした。あの重労働の中でも。」
「ありがとう。イギリス」
「…すいません。フランス。一つお願いをしてもよろしいでしょうか」
「なあに?イギリス」
「この世界が終わるまで、側にいてもよろしいでしょうか」
「ふふ。いいわよ
これからは、先は短くとも、ずっと一緒ね。」
「はい。よろしくお願いします。」
「これからも、ずっと一緒です。」
世界の果て。旅の終わり。
なんど人生の終着点が来ても
次も一緒
次の休日。
フランスとイギリスは図書館へと向かった。
「前の花言葉について、調べてもいいかしら?」
「大丈夫です。ゆっくりでもいいですよ」
「ありがとう。イギリス」
そして、私は花言葉の本を読んだ。
999本の薔薇の花の意味は
「何度生まれ変わっても貴方を愛す」
だった。
良かった。ようやくイギリスの思いが伝わった!
「ありがとう。イギリス。
これから何度私達が死んでも、また愛してくれるのね。」
「ふふ。気持ちが伝わったようでなによりです。 」
これからなんども
「フランス。愛してますよ。
何回死んだって、次も愛しますから」
「ありがたい気持ちをありがとう。イギリス。私も何回生まれ変わったって、貴方と生きるから。」
いつの時代に生まれても
「私達が次生まれる時代が、戦が絶えない時代であっても、私は貴方を見捨てない」
どんな姿であっても
「私達が人間ではない、他の生物になっとしてもずっと。」
もういつ地球が終わるかもわからない。
そんな状況の中でもふたりは
「次」を誓っているのだから。
これからもずっと
完
コメント
1件
読み終わりました。宇宙災害とウイルスで崩れゆく世界を背景に、イギリスがコツコツ薔薇を育てていたという細かい設定がとても好きです。重労働で疲弊していたからこそ、999本の花束と「何度生まれ変わっても愛す」という花言葉が一層心に染みました。世界の終わりだからこそ「次」を誓い合う二人の静かな強さに、じんわり来ましたね。素敵なお話をありがとうございます。
RUU
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