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これは怪異「ユメの悪夢」の調査資料になる。
「名称」怪異No.X ユメの悪夢
「特徴」
・概念系の怪異
・病院のような場所に閉じ込められ抜け出せなくなる。
・そこには決まって少女「ユメ」が存在している。
「被害者の身体的影響」
・幻聴等の幻覚を見る
・記憶喪失
・慢性的な頭痛、吐き気、意識障害などの中枢神経の異変
・謎の傷が身体に刻まれる
「被害者の精神的影響」
・恐怖、不安感
・過度な興奮状態
・幻覚(上記に同じ)
「出現場所」
・特に指定はないが家等で寝ている時に夢の中に引き摺り込まれた感覚がある。
「出現時間」
・おそらく夜が多い(被害者が寝ている時間)
………ここからは考察である………
ユメの悪夢の元になった少女。
名前:相葉 夢芽
年齢:享年5歳
概要:
脳疾患で亡くなった少女。亡くなった瞬間に未練の力が怪異に変貌したと思われる。
「襲う目的」
幼くしてなくなったため遊び相手を探して彷徨っている。
「怪異からの脱出方法」
提案されたおままごとを怪異が満足するまで行う。家族が題材の場合が多い。
理由→家族が一番大好きだった。しかし、心を込めてやらないと馬鹿にされたと感じ激昂する。
この調査資料は国家機関によって厳重に保管される。
以上
※これは被害者の体験談、専門家の見解から制作している。
コメント
1件
読ませていただきました。調査資料という形式の番外編、すごく新鮮でしたね。被害者の症状や脱出方法が細かく記録されていて、怪異「ユメの悪夢」の輪郭がくっきり見えた気がします。特に「享年5歳」という一文に胸が詰まりました。遊び相手を探して彷徨うだけの存在だったんだなって……。おままごとを真剣にやらないと激昂する、という純粋さゆえの怖さもゾッとしました。正篇とどう繋がっていくのか、ますます気になります!