寒すぎて毎日震えてるから介護してくれる子毎日募集してるのに誰もいない☺️
⚠️注意⚠️
・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・自傷行為表現あり
・過呼吸あり
・通報しないで欲しいです
・運営さん愛してます
雷鳴がまた一発、空を裂くみたいに響いた。
どんっ……!
ないこはビクッと身体を跳ねさせ、
クローゼットの奥で丸く縮こまったまま、
耳を強く塞いだ。
桃「むり”……っ、やッ、だ……こわ”、ぃ……こッ”、わい”……っ泣」
爪は長くて鋭い。
自分でもどれだけ力入ってるか
もう分からんくらい必死で、
二の腕をぎゅうっと掴んで
ガリッ……ガリガリッ……。
爪が皮膚に食い込んで、赤い線が浮かび、
やがて薄皮が破れて、血が滲んだ。
痛いのに、
痛みで現実を確かめようとしてるみたいで、
それでも外に出る恐怖が勝って、
手を止められなかった。
呼吸はどんどん浅く、早くなって、
クローゼットの中の狭い空気が
うまく吸えない。
桃「はッ、……ゴホゴホッは”っ……っ、む…り”……っ、たすけ、……っ……泣」
声がかすれて喉が震える。
その時だった。
廊下の方から、
いむの足音が早足で近づいてくる。
(ないちゃん……?どこ……?)
気配に気付いたのか、
ないこは一瞬だけ顔を上げたけど、
雷がまた光った瞬間、
桃「やっ……!」
肩を震わせて、また腕をガリッと掻いた。
血がぽたっと落ちても止まらない。
いむは部屋の扉を開けた瞬間、
クローゼットの隙間から
小さな泣き声が聞こえた。
水「……ないちゃん?」
静かに、慎重に近づく足音。
クローゼットの扉をそっと開けると
ないこが体育座りで縮こまって、
腕を血だらけにして、
過呼吸でぐちゃぐちゃに泣いていた。
水「ないちゃん……!?」
いむの顔色が一瞬で変わる。
しゃがみ込み、
震えるないこの腕をそっと包むように掴んで、
爪の動きを止めて、
水「っ…大丈夫、大丈夫……!僕だよ、いむ。もうやめよ、血出てる……!」
ないこの瞳は焦点が合ってなくて、
現実との境目が完全に壊れてた。
いむは自分の胸にないこを引き寄せて、
耳を優しく塞ぐみたいに抱きしめる。
水「外怖かったね……1人にしてごめんね……大丈夫…僕来たから。ほら、ここいる。息して……ゆっくり、ゆっくりでいいから……!」
ないこの肩は激しく震え続け、
いむの服をぎゅうっと掴んだ。
桃「いむ……いむ”……っ……やッ、だ……こわぃ”……っ……!泣」
水「怖いよね……もういいよ、僕のとこおいで。外の音は気にしないでいいから。ほら、息、ゆっくり……僕見て……!」
いむはないこの背中を
一定のリズムで優しく撫で続け、
過呼吸が落ち着くように胸を支えた。
そのあと、ないこを抱き抱えて
クローゼットからそっと救い出す
ないこを抱き上げた瞬間、
また雷が落ちて家全体がビリッと揺れた。
桃「ぃや”ぁっ、っ……!!泣」
ないこは反射的にいむの服に爪を立てて、
さらに強くしがみつく。
水「だいじょぶ、だいじょぶ……!もう離れない、離れないよ……!」
いむが震える肩を押さえて
息を整えさせようとしたその時。
ドタッ、ドタタタッ!!!!
廊下を全力で走ってくる音。
勢いよく扉が開いた。
紫「ないちゃん!?いむくん!?今悲鳴みたいなん聞こえたんやけど!!」
初兎の声が震えてた。
焦ってて、完全にパニック寸前。
いむがないこ抱えたまま振り返ると、
初兎はその場で固まった。
ないこは血だらけの腕、
真っ青な顔、涙だらけで息も荒くて――
初兎はその姿見た瞬間、
表情がぐしゃっと崩れた。
紫「……うそやろ……ないちゃん、これ……なんで……」
声がかすれて震えてた。
ないこは初兎が来たの分かったのか、
目をぎゅっと閉じて泣きながら
桃「しょ…しょぅ”ッ、、……ごめ”ッ……ごめんなッ、さぃ”……っ……ごめッ、、んな”さい”ッぃ……っ……泣」
謝ることしかできてなかった。
初兎は一瞬だけ口を噛みしめて、
涙こらえるみたいに顔上向けて、
すぐないこの頭をそっと撫でた。
紫「謝らんでええって。ないちゃん悪ない悪ない。怖かったんやな、ほんまによぉ頑張ったよ。偉い偉い」
声は優しくて、
でも泣きそうで、
本気で心配してる感じが伝わる。
いむが小声で初兎に言う。
水「初兎ちゃんタオル持ってきてほしい……!血止めたい、落ち着かせたい……!」
紫「分かった!すぐ持ってくる!」
初兎は全速力で洗面所へ走っていく。
いむはないこの背をゆっくり撫でて
耳元で落ち着いた声で囁き続けた。
水「息、ゆっくりね?吸って……ないちゃんいい子いい子だよ」
ないこは泣きながら、
いむの胸に顔埋めて震えてた。
初兎がタオル抱えて戻ってきて、いむと二人でないこの腕の血を軽く拭きながら、優しく声をかけ続けた。
水「だいじょぶだよ。もう独りにしないから。ごめんね一人不安だったよね」
紫「雷もうすぐ止むから。これもすぐ終わるで、ないちゃん……」
いむが支え、初兎が寄り添う形で、
ないこの呼吸はゆっくり落ち着いていった。
数分後
いむはないこの体をそっと初兎に預けると、
少し悩んだ顔でないこの頭を撫でてから言った。
水「初兎ちゃん、僕みんなに電話してくる。ないちゃんはちょっとだけ初兎ちゃんと一緒にいてね。すぐ戻るから」
ないこは泣き疲れた声で
桃「……うん…」
と小さく頷いた。
いむは部屋を飛び出していき、
廊下の向こうで電話をかけ始める。
部屋には、
初兎とないこだけ。
雷の低い音が遠くで鳴り続けてる。
ないこはまだ震えながら、
初兎の服をぎゅうっと握りしめてた。
初兎はそんなないこを自分の膝の上に抱え込むようにして抱きしめて、
左腕でしっかり支えながら、
右手で血のついた腕をそっとタオルで押さえた。
紫「……ないちゃん、怖かったなぁ…めっちゃ頑張っとったやん。今日はもう頑張らなくてええからな」
初兎の声は震えてたけど、
ないこが安心するように
できるだけ優しく落ち着いたトーンで。
ないこは初兎の胸に顔を埋めたまま、
くぐもった声で
桃「…ごめん…ごめんね……迷惑…かけて……」
と繰り返す。
初兎はそのたびに
ぎゅーっと強めに抱きしめた。
紫「迷惑とか言うなって。ないちゃんは謝らんでええから。怖い思いして、助け求められるだけで十分やで。1歩前進やんか」
ないこは震える指で
初兎の服をさらに掴んだ。
初兎はその手をそっと包み込んで、
ゆっくり呼吸を合わせるように
自分の胸を小さく上下させた。
紫「ほら、僕の息と合わせよ。吸って……吐いて……な、ゆっくりでええ。僕おるから」
ないこの肩の震えが
少しずつ落ち着いてくる。
タオルから染みる血が減ってきたのを確認して、
初兎は指先で優しく腕をなでた。
紫「今日はもう頑張らんでいいよ。ずっとギューってしといたるからな〜」
部屋の外では
いむが電話で事情を説明している声が聞こえる。
でもこの部屋の中は
初兎の腕の温度と、
ないこの浅い呼吸の音だけ。
雷はまだ鳴ってたけど、
初兎が抱きしめてる限り、
その音は遠く感じた。
寒すぎてEveryday眠い助けろ
コメント
11件
るーさんがこんなに桃さんが弱ってるの書くの久々というかほぼ初めてぐらいで嬉しいです🥹 最近寒暖差ヤバいですよね、!冷え症なのでいつも凍えてます、、ほんまにるーさんも気をつけてくださいね.ᐟ.ᐟ^. .^
わかります!!一気に寒くなりましたよね、、俺の担任、体調崩して学校休んでるんですよね、(( るーさんも体調気をつけてください!! 今回も最高でした!! 応援してます💕
白桃ー!! ほんとに寒いですよね😖 もう布団に包まりたいです🙄