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赤さんが桃さんのことを支えてあげてるのがいつもと立場は逆だけど、お互いに信頼しあってる感じがあって好きです🥹 私は始めた頃からフォロワー限定公開なんですけど、読み終わったらフォロー外されて結局伸びないことがあるので気をつけてください🫣結構精神的にも辛いときあるので、!
2作品もいいのですか、、😭 めちゃめちゃ最高でした!!💕
2作品もいいんですか🥹 めためた楽しみにしてます🥹
ほんまにフォロワーが増えないので活動初めてから頑なに作品では使わなかった「フォロワー限定公開」をやってもいいですか、、
実写とかでは限定公開使ってきたけどもうフォロワーが増えないから限定公開作品作っちゃダメすか、?
⚠️注意⚠️
・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・通報しないで欲しいです
・運営さん愛してます
初兎がないこを抱きしめながら落ち着かせて、しばらく経って、
紫「下行く?リビング。ここ寒ない?」
桃「……コクコクッ」
紫「ほないこか。」
水「僕この部屋片付けとくから二人でゆっくりしててよ」
紫「ええの?ありがとう〜!」
紫「ほなないちゃん初兎ちゃんタクシーで下まで行こか!」
そう言ってないこの体を軽々と抱き上げ、ブンブン言いながらリビングまで降りていった。
リビングでしばらく二人で抱きしめたり背中トントンしながら寛いでたら玄関の鍵が、
カチャ……
と静かに回る音がした。
扉がそっと開いて、
りうらが顔を覗かせる。
赤「……ただいま。ほとけっちから聞いて、ダンス練飛んで来た」
声のトーンも足音も、
いつもの半分以下。
ないこを驚かせないように、できるだけ静かに。
りうらは靴を脱ぎながら、
リビングをそっと覗いた。
そこにはソファに座っている初兎と、
初兎の胸にぎゅっとしがみついたまま
ヘッドホンをしているないこ。
ヘッドホンは雷と幻聴を遮るために、
初兎がつけさせたものだった。
音楽は流れていなくて、
ただの“壁”として耳を守ってるだけ。
りうらは
“絶対びっくりさせない”
って気持ちで歩幅小さく近づいた。
りうらが初兎のほうをちらっと見ると、
無言で「まだ怖がってるから静かに」って
目で伝えてくる。
りうらは小さく頷いて、
ないこの真正面ではなく、
横からゆっくり視界に入るようにしゃがんだ。
そして優しい声で、
少しだけ笑顔を作りながら言った。
赤「ないくん?……ただいま」
ないこはヘッドホン越しに
りうらの声が少しだけ聞こえたみたいで、
びくっと肩が揺れた。
でも、初兎が背中をぽんぽんしながら
紫「大丈夫やで、りうら帰ってきただけや」
って囁くと、
ないこはゆっくり顔を上げて、
りうらと目が合った。
涙でぐしゃぐしゃの顔だけど、
目だけほんの少し緩んで、
かすれる声で、
桃「……おかえり……」
りうらは胸がぎゅっとなった。
赤「ただいま。帰ってきてよかったわ……怖かったんでしょ?本当によく頑張ったね」
そう言いながら、
ないこに触れる前に必ず初兎に視線で確認して、
初兎が小さく頷いたの見てから
そっとないこの肩に触れた。
ないこは少しだけ身体を震わせたけど、
拒否はしなかった。
りうらはそれを見て
(……ああ、これなら大丈夫だな)
って少し安心したように息をついた。
りうらが優しく声をかけたあとも、
ないこはまだ震えてた。
胸元の服を、
ぎゅうっ……!
って指が限界まで食い込むくらい握りしめて。
初兎が背中ぽんぽんしてるけど、
その手は止まらない。
爪が痛いほど自分の服に刺さってて、
見てるだけで胸が痛かった。
りうらは少しだけ眉を下げて、
その握ってる拳の前に
そっと自分の手を差し出した。
赤「ないくん…そんな強く握ったら手痛くなっちゃうよ」
声はとことんやわらかい。
驚かせないように、
怖がらせないように。
ないこは一瞬だけ目を泳がせて、
それでも苦しそうな呼吸のまま
ぎゅっと服を掴んだまま動けない。
りうらはそれを責めたり急かしたりせず、
ただ少し微笑んで言った。
赤「握りたいなら……りうらの手、握って?服じゃなくてこっち。そのほうが痛くならないから」
ゆっくり、ゆっくり。
逃げ場を塞がずに、
でも“ここにいていいよ”って伝える距離。
ないこは震えながら、
視線だけりうらの差し出された手に向けて、
迷ったように指を動かして……
ゆっくり、そっと触れた。
りうらはその瞬間だけ、
ほんの少し目を細めて、
赤「……そう。ほら、こっちおいで」
って言いながら
指の間に指をゆっくり滑らせた。
恋人繋ぎ。
逃げられないようにするためじゃなく、
“ひとりじゃない”ってわかってもらうための握り方。
ないこはその温度に反応して、
ぎゅうっと手を握り返した。
服を掴みすぎて赤くなってた指先が、
少しずつ落ち着いていく。
初兎もその様子見て
紫「そのまま安心してええよ」
ってないこの頭を撫で続けた。
りうらはないこの指を包み込んだまま、
ゆっくり呼吸を合わせるように
親指で手の甲をなでて、
赤「大丈夫。りうらここにいるよ。怖くなったら、これ握って。落ち着くまでずっと離さないから」
と、優しく言った。
ないこは涙の粒をぽろぽろ落としながらも、
りうらの手をぎゅっ……と握ったまま、
小さく頷いた。
りうらはその頷きだけで、
少し安心して
ないこの横にそっと腰を下ろした。
今日も今日とて2作品投稿生活♡
明日は短編でも連載でもなく普通に投稿しますヨ🙂↕️