[カイ×ボルト]初めての恋心
僕には大好きな人がいる。人というか…正しく言えば…ロボットみたいな感じだけどね…。
【ボルト⚡】「カイくぅぅぅぅん!」ギュッ
【カイ🌊】「うっ!?なんだ…ボルトさんですか。驚かせないでください。」
【ボルト⚡】「えへへ♪ごめんごめん♪」
この人が僕の大好きな人…カイくん!なんでもできちゃうスゴいAIで…俺の相棒って感じなのだ〜!
【カイ🌊】「で…本日はどのようなご要件で?」
【ボルト⚡】「なんか…暇だったから…遊んでほしくて…。」
【カイ🌊】「遊ぶ…ですか…。」
僕はもっとカイくんのことを知りたくて…ついつい話しかけてしまう…。それで何回も困らせて…他の人から怒られるまでがテンプレって感じなのである…。
【カイ🌊】「…。」ジー
【ボルト⚡】「カイくん…?」
あれ?なんか動かなくなっちゃった…。困らせすぎちゃったかな…?
【ボルト⚡】「カイくん…?どうしたの…?」
【カイ🌊】「いや…なんでもありません。可愛らしいな〜と思っただけです。」
【ボルト⚡】「えっ…///?」
えっ…可愛らしい…?可愛いってこと…?えっ…今可愛らしいって言った!?
【カイ🌊】「どうしたんですか?顔真っ赤ですよ?熱でもあるんですか?」
【ボルト⚡】「えっ…別に熱があるんじゃなくて…///!ちょっ…顔近い…///!」
【カイ🌊】「嫌です。」チュッ
【ボルト⚡】「えっ…///?」
その時…カイくんは流れるように僕にキスをしてきた…。味があるわけじゃないのに…甘いってこういうことなんだ…///
【ボルト⚡】「なんで…AIって…そういう感情はないはずなのに…。なんでカイくんは知ってるの…///?」
【カイ🌊】「確かに俺もこういう感情は知りませんが…存在自体は知ってたので…。ボルトさんを見ているうちに…これは恋心ってやつなんだって自覚したんです。」
【ボルト⚡】「えっ…///てことは…カイくん…僕のこと好きなの…///?」
【カイ🌊】「はい。僕じゃダメですか?」
僕は壁のほうに追い込まれて、そっと頬っぺを触られながら…見つめられながら…そんなことを言われた。
いつもはカイくんは無表情なはずなのに…その時は人間みたいに笑ってた。僕も男の子で…カイくんも男の子なのに…カイくんの笑顔を見た瞬間…思わずときめいてしまった…。
【ボルト⚡】「ダメ…じゃない…///」
【カイ🌊】「そうですか。よかった。」
【ボルト⚡】「っ…///」
もう耐えられないよぉ…恥ずかしいよぉ…///早く離してカイくん…///
【カイ🌊】「ん…。」チュッ
【ボルト⚡】「んん…///んんっ…///!?んぁ…///カイく…んぅぅぅぅぅ…///!」
なにこれ!?さっきと全然違う!?これ…カイくんの舌…///?ヤバい…腰がッ…足がッ…///
【ボルト⚡】「ふぁっ…///」フラッ
【カイ🌊】「ボルトさん…?もしかして…やりすぎちゃいました?」
【ボルト⚡】「もう…カイくんのせいで腰抜けちゃったじゃん…///」
【カイ🌊】「すみません。気持ち良さそうにしてたので。」
【ボルト⚡】「えっ///!?ずっと顔見てたの///!?」
【カイ🌊】「はい。可愛いな〜と思いながら見てました。」
【ボルト⚡】「そんなぁぁぁ…///もう…これからは見ないで…///!」
【カイ🌊】「わ…分かりました…。あと…さっきの告白は…オッケーってことでいいんですよね?」
【ボルト⚡】「う…うん…///」
【カイ🌊】「よかった。これからもよろしくお願いします。」
【ボルト⚡】「うん…よろしくね…///カイくん…///」
【カイ🌊】「それじゃ…僕は用事があるので…これで失礼します。」
【ボルト⚡】「う…うん…///頑張ってね…///」
【カイ🌊】「はい。」
カイくんと…キスしちゃった…///カイくんが帰ってきたら…今度はちゃんと直接好きって言わなきゃな…///
【カイ🌊】「…。」
【ロイ💉】「よぉ…カイ。なんか良いことでもあったらしいじゃねえかw兄ちゃんにも話してみろよw」
【カイ🌊】「兄さんには関係ないでしょ。」
【ロイ💉】「関係あるってwだって俺ら兄弟だろw?で…オマエ…やっぱりボルトくんのこと好きだったんだなw」
【カイ🌊】「それが何?」
【ロイ💉】「気を付けとけよw?アイツ…いろんなやつから狙われてるらしいからw」
【カイ🌊】「そう言う兄さんも狙ってるんじゃないの?悪いけど…渡す気はないよ。」
【ロイ💉】「ふーん…やっぱ察しがいいな。フフッwあーぁ…余計な感情を覚えちまったな…俺ら…。」
【ロイ💉】「なぁ…カイ…その感情…どういうものか知ってるか?」
【カイ🌊】「知るわけないでしょ。」
【ロイ💉】「だろうなぁ…wうんじゃ…優しい兄ちゃんである俺が教えてやるよw」
「それ…嫉妬って言うんだぜ?」
コメント
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AIも日本人みたいになっちゃったのね