nmmn

水赤

地雷さんばっく

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

🐤side

っははwあはははww

〜〜？w〜〜ww

🐤｢っはぁ…｣

うるさいなぁ…

そう思ってしまうのは悪いことだろうか。

俺の父は転勤が多い。だから何度も引越しをする。

そんなことしてたら友達なんて出来ないだろ。いや、出来ないんじゃない、作らないんだ。こんな俺でも分かる。友達なんて作っても無駄だということ。

いつもと変わらず俺は1人。騒ぐ奴らを横目に雲ひとつない空を眺めているだけ。

のはずだったのに…

💎｢りうらって君だよね、先生が呼んでたよ？｣

1人の水色が話し掛けてきた。

🐤｢え？あ、うん、ありがとう、｣

💎｢うん！僕ここで待ってるね〜♪｣

🐤｢…は？｣

意味がわからない。なにここで待ってるって。どっか行けよ…。俺に関わんなよ…。

💎｢はやく行かないと怒られちゃうよ💦｣

🐤｢あ、うん…｣

💎｢おかえり〜♪｣

🐤｢なんでいるの、｣

💎｢…？待ってるって言ったじゃん？｣

🐤｢こんな奴に関わんなくていいから。｣

💎｢こんな奴って…りうらも1人の人間なんだから…そんなこと言っちゃダメだよ、！｣

🐤｢っ…wっははww｣

言ってるとこはわかんないけどすごく笑えた。

🐤｢はーっ…w気に入っちゃった、ねぇ名前は？｣

💎｢ん！僕ほとけ！｣

🐤｢ほとけね！｣

💎｢ん〜…あだ名欲しいな、…りうら…りうちゃん…あ、りうちゃんっ！！｣

🐤｢いや俺男…｣

💎｢くんがいいの〜？｣

🐤｢だって男だし。｣

💎｢じゃありうくんで！！｣

🐤｢うん、！あ、俺はほとけで、｣

💎｢えぇ〜…まぁいっかぁ…w｣

それから俺は、毎日ほとけと笑った。

しかし、そんな日々は長く続かなかった。

分かっていた、すぐに引っ越すって。

今までもそうだ。

でも…

🐤｢っ…はぁっ…ひぐっ…っ…ぐずっ…｣

ここまで辛い引越しはなかった。

ほとけと…初恋の彼と。離れたくなかった。

結局ほとけに何も言わずに転校したし、最後に話した会話もしょーもなかった。

---

それから、俺は大学生となった。

進学してひとり暮らしを初め、毎日楽しく過ごしている。

🦁｢ん〜…疲れたな〜w今日なんかあったっけか？｣

この長髪イケメンはあにき、本名は悠佑だけどあだ名があにきらしい、

🐤｢今日は１年歓迎会だよあにき、w｣

🦁｢そーだったなぁ〜、寝たい…｣

🐤｢え〜？wあにき居ないと俺ぼっち〜w｣

🦁｢お前なら大丈夫やろw｣

🐤｢大丈夫じゃない〜！w｣

🦁｢へぇへぇw｣

そして歓迎会会場に到着。

🦁｢おぉ…今年は多いなぁ…｣

🐤｢去年少なかったから、w｣

🦁｢そやなぁ〜？｣

俺らの代はまじで少ない。今年の半分くらいだ。

🐤｢さて…？1年の注文聞いてくるね…？｣

🦁｢あ、半分手伝うで、流石に1人は無理やろw｣

🐤｢お、あにきお願いしま〜す♪｣

🦁｢はいよ、w｣

🍑｢コーラ3つ、と烏龍茶2つ、！｣

🐤｢コーラと、烏龍茶ね〜…｣

1年の注文を聞いてまわっていると、

💎｢炭酸すっえりうくんっ？！｣

と、名前を呼ばれたが俺の記憶にはいない、

鼻が高くてシュッとした輪郭に、綺麗な瞳。

🐤｢えっと…？｣

思い出せず聞いてみると

💎｢ほとけなんだけど…｣

🐤｢あ〜ほと、え、ほとけ、ほとけっ？！｣

あのころの水色髪。ほとけだった。

💎｢やっぱりうく〜ん！？｣

🐤｢うん！あ、ちょっと待って、あにきどこまでやってくれるか分かんない…w｣

🦁｢いやここまで終わっとるけど、｣

🐤｢えっ…？はやっ？！｣

🦁｢うるさい、w｣

🐤｢さすが兄貴ぃ〜！｣

🦁｢で、お前ら知り合いなん、？｣

🐤｢そ〜！｣

💎｢…、｣ぺこっ

🦁｢じゃありうら置いてくわ。仲良くやれよ〜｣

🐤｢え、あにき？え？ちょっと、？｣

💎｢りうくんさぁ、？｣

🐤｢ん〜？｣

ほとけが話を持ちかけてきた。

💎｢りうくんって引越し…よくしてたの、？｣

🐤｢ん〜…まぁ…、｣

💎｢あ、いつも1人だったからさ、？なんでかな〜って、｣

感鋭…｡ほとけってこんな奴だったっけ…？

💎｢あのさ僕伝えないと行けない事があるの、だからちょっと外行かない？｣

🐤｢うん、いいよ？｣

言われるがままに外へ出る。

🐤｢やっぱここら辺静かだね〜♪｣

💎｢そうだね、w｣

🐤｢あ、ほとけ話って？｣

本題はここだ。あのほとけが人気のないところ選ぶんだから相当のことだろう。

💎｢ん、僕ね、ずっと思ってたんだ。｣

🐤｢？うん、｣

💎｢りうくん…｣

💎｢好き。｣

小さく声に出された２文字。

好き。

まさかほとけからそんなこと言われると思わなかったよね。

昔の俺なら絶対に断ってたよ。

｢どうせすぐ離れるし。｣｢君も俺も男だよ？｣

なんていうしょーもない理由でね。

でも今の俺は…

🐤｢俺も好きだよ。｣

絶対断らないよ。

するとほとけは安心した顔をして｢そっか｣と呟いた。

🐤｢そっかってなに、？w｣

💎｢いやりうくん恋愛興味無さそうだったから…。｣

🐤｢なに言ってんの…｣

りうらの初恋は君だよ。

𓏸𓈒 𓂃𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸