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黒木夫人は、花水宅にいた。
「いかがでしょう。写真なんか交換せずにみんなで、檀家の茶会ということで参加してみたら…」夫人は花水さんの姑の縁談をまとめるつもりである。「そうですね。もう少しで母が帰って来ますから、話してみて頂けると…」「わかりました。お母様のご趣味は何を?」「ポールダンスとかって言ってましたが、どんなものかは…」夫妻は知らないようだった。夫人は驚愕したが、知らないのは幸せだろうと思った。「では先方には何げなく言っておきます。先日お嬢様二人にお相手が有るようなので、日曜日にお茶会が有ります。そのときにお母様にもお声がけ下さい。」「わかりました!ぜひ伝えます。」