「はっ…//んっ‥」
「やっぱり貴方は可愛らしいです」
「っ…/♡」
沐宇様との幸せな時間。俺がもっと、と言おうとしたとき
ガシャッン
扉の先からすごい物音が。
「…dnqさんはすぐに服を着てください。私は…見てきます」
「はい…」
誰かが俺の宮に侵入している?もしかして、俺の声、漏れてない、よな…
「大丈夫。私がいます。」
「っ…はいっ」
彼はすぐに服を整えると、扉の方に緊張した面持ちで向かう。
その時だった。
【侵入者だ!刃物を持っている!】
【馬鹿、今は皇帝と皇太后様が中にっ…】
恐らく護衛の声だ。こんな夜中に誰が侵入を…?
「侵入者を捕らえよ、私に皇太后は任せてください」
冷静に沐宇様が指示を出す。
【御意!】
侵入者が確保されるまでそう長くかからなかった。
犯人は瑞華とその従者。俺の暗殺を目論んでいたらしい。
「っ…沐宇様っ…」
怖くて思わず隣にいる彼の裾を掴む。
「大丈夫、貴妃は島へ流しましょう…。貴方が最優先です」
優しく背中を擦って、抱きしめてくれる彼。
「っ…」
「…何か瑞華との間に関わりがありますか?」
「…ありません」
「そうですか…何故私の妻に固執するのでしょうか…」
「…一つ心当たりがあるのは、憶測ですが…
私が沐宇様の寵愛を受けすぎていること、でしょうか…」
俺と沐宇様はほぼ毎日いっしょにいる時間がある。そう考えると他の妃に妬まれても仕方ない、か…
「…彼女はお金持ちの生まれです。少々そのようなところが甘かったのか。
あるいはdnqさんを暗殺するよう一族が指示を出しているとも考えられます…」
「っ…、」
「何があっても守り抜きます。大丈夫。
あの者が宮を去るのはそうかからないので、…去ったあとからまた貴方のもとで夜伽を…」
「っ‥//
そうですね。瑞華がいる状態でまたこのようなことが起きたら…」
「…護衛を増やします。あの者の一族も捉えましょう。私の大切な人に手を出す、自分より位の高い方に手を出すなど妃として恥以外の何もありません。」
「そう、ですよね…」
「…」
そっと、優しく。口づけを落としてくれる。
優しさと彼の体温で思わず涙があふれる。
この小さな籠の中は危険が常に潜む。沐宇様がいてくれるのなら、辛くてもこの世界で幸せになれると思った。
NEXT1000
ごめんなさい今日時間がないんで明日に返信とかします!
たくさんコメントいただいてるのにごめんなさい(泣)
コメント
6件
まさかmfdnがという尊い空間を破壊しようとしている外道がいるとは… 最高過ぎます! これからも頑張ってください!!!
危ない⋯! こんな時もmfくんは流石だ⋯!!!
暗殺…!? dnさん守るんだよ…mf君、!