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人物紹介〜
佐藤蒼 高2 受け
勘違い-穂隆君が最近冷たい…飽きられた…?悲しい。(1話)
阿部穂隆 高2 攻め
勘違い-ん?彼氏?俺が冷たくしてたから彼氏?(2話)
蒼サイド〜
僕の名前は佐藤蒼。今をときめく、 現役高校2年生だ。
そんな僕には悩みがある。
それは…最近俺の彼氏、阿部穂隆が冷たい、ということだ。
何故、だなんて、心当たりなんてない。
ていうか、あったらとっくに直してるし。
僕、嫌われちゃったのかなぁ…。
こんなことを考えつつも、理由はなんとなくわかってる。
それは、穂隆君が俺に飽きちゃったからだ。
だって、僕はクラスでは目立たない、いわゆる陰キャと言う奴だ。
反対に穂隆君は、クラスの雰囲気をも作れる、スーパー陽キャだ 。
そんな彼が僕に告白してきたのも、きっと罰ゲームか何かだったのだろう。
驚いた?
僕もびっくりした。
僕達が付き合ってるのって、実は穂隆君から告白してきてくれたからなんだ。
最初は嘘だと思ったよ。
でも、穂隆君が一生懸命僕に愛を伝えてくれるのをみると、なんだかドキッとしてきちゃって、もしかしてこれが恋?なんて…笑
そんなわけで僕達は付き合ったんだ。
最初の頃は楽しかった。
休みの日に一緒に出かけたり、お互いの家にお邪魔したりして…。
でも、今じゃそれも、もう….。
あぁ、やっぱり飽きられたんだ、嫌われたんだぁ。
ピーンポーン
突然、家のインターホンが鳴る。
あれ?誰だろ?
今日誰か来るって言ってたかな?
まぁ、親が…って!
今日いないじゃ〜ん!!
ドガドガドガ
親は今日、どちらも出張でしばらく家にいない。
そんなことを忘れていたなんて。
僕はなんと愚かだろう。
そんなことを考えながら、僕は足音を大きくたてて階段を降りる。
そしてドアノブを乱暴に手に取り、急いで降ろす。
ガチャ
「はぁ~い、 」
荒れる息を急いで整え、ゆっくりと顔を上げる。
と、そこには。
「ん、やっほ」
「ほ、穂隆君!?」
なんとそこには噂の穂隆君が。
今日は約束も何もしていなかったから、急な訪問にひどく驚いた。
「そんな驚かなくても、 」
「な、なんで、今日、ここ、え?」
「アッハハッ笑、面白い~」
「いや、ちょ、え?」
急いで頭をフル回転されるが、その答えは出てこない。
とりあえず、家に入れなければ。
そう思い、声をかける。
「あの、とりあえず家、上がる?」
「うん、そうさせてもらう」
穂隆君は笑いながら言うが、心のなかではもう…。
はっ!もしかしたら今日は別れ話をしにきたのでは!?
あぁ。悲しいな。絶対に嫌なのに。でも、穂隆君がそうしたいなら。
愛する彼氏のため、佐藤蒼は覚悟を決めたのであった。
その覚悟がありえぬかたちで、無意味になることを知らずに。
穂隆サイド〜
俺は阿部穂隆。
高2の…陽キャ、の部類にはいるであろう人間だ。
そんな俺の人生はきっと、今が一番楽しい。
なぜって?そんなの決まってる。
あの可愛いやつ、蒼と付き合うことができたからだ。
俺が初めて蒼と会ったのは、いつかの放課後、ゲーセンでだった。
その日は体調が悪くて、友達には先に帰ってもらい、俺はあとから一人で帰った。
いつもは周りと騒いで帰ってるから、周りが静かなのが、
落ち着かなくて、寂しくて、ちょっぴり怖かった。
だから、気分を変えようとたまたま入ったのがそのゲーセンだったのだ。
初めてではなかったので、何か新しいものでもないかと、
店内をぶらぶら歩いていた時。あった。
その時の蒼は何かを取るのに集中していて、周りを気にしていなかった。
なんだか、そんな無防備な姿を俺は可愛いと思ってしまった。
自分でも驚いた。
こんなにスルッと出でくるなんて、って。
そのままじっと見つめていると、やっと目当てのものが取れたらしく、
『やったぁー!』
と溢れ出る喜びを顔いっぱいに貯める蒼の笑顔に無事、ハートを射抜かれました。
と、まあ。俺が蒼を好きになったのは一瞬で、そこからはもう、早かった。
好きな人ができるのなんて初めてで、真っ先に友達に相談した。
そしたら。
「おもろ、告れよ」
と言われたので告ることにした。
そりゃあもう緊張して、振られたらとかマイナスなことばっか考えてしまって…。
俺は男だ、覚悟をきめろと、自分を叩き、勇気を振り絞って告白した。
「なぁ、俺、お前のこと好きなんだよ」
「…へ?」
「だから、付き合ってほしいって、いうか…」
すっごく緊張した。
誰かに告るなんて久々で、でも、それだけじゃなくて。
きっと相手が蒼だから、本気で好きなやつだから、あんなに緊張したんだろう。
蒼は俺が言った言葉をすぐに理解できてなくて、
まるで、鳩が豆鉄砲くらった、みたいな顔してた。
その顔がホントに可愛くて。
思わず抱きしめてしまった。
「え、嫌、かも…」
「は? 」
まさか、振られるかなんて思ってなくて変な声がでた。
いや、振られるかもとは思ってたけど、心の奥底では思ってなくて。
だからショックで、そこからは何かあったかよく覚えていない。
でも、今があるのは、あの時の俺がどんなに蒼のことを愛しているのかを熱弁して、
『お試し期間』をもぎ取ったからだ。
そこからはもう、頑張った。
蒼を落とそうと必死で、友達にも
「お前がそんな頑張ってんのひさびさ〜笑」
と言われたほどだ。
何回目かのデートの後、蒼に言われた。
「僕、好き。穂隆君のこと好きになっちゃった」
世界が止まったように思えた。
嬉しくて信じられなくて、嬉しくて。
その時に蒼のことを犯したくなったのは、秘密に、ね。
そして無事、蒼と付き合い始めた。
そして、何日かたったある日、 俺は気づいてしまったのだ。
蒼の“可愛さ”に。
そこに気づいてしまったらもう、蒼のことを直視できない。
あまりの可愛さに何度死んだか…。
そこからは野生の本能だろう。
死にたくないが、動いてしまい、蒼を避けるようになっていた。
だって、可愛いんだもん!
ぱっちりしたお目々も、サラサラな髪の毛も、笑った時の天使の笑顔も全部!
可愛いぃぃぃぃ!!!!
はぁはぁはぁ。
今だって、蒼のことを考えると発作が。うぐっ。
というわけで俺は蒼を避けていた。
しかしある日、友達に言われたのだ。
「お前ってもう蒼君のこと、好きじゃないわけ?」
その時、俺の頭に雷が落ちた。
「最近蒼君と一緒にいないよねぇ、
まさか、もう、飽きたの?」
「まさか!なわけないだろう!」
「おぅおぅ、でも最近の蒼君、なんか寂しそうっていうかなんていうか」
「そ、そうなの、?」
「おう」
「ま、まじで?」
「うん」
「俺、死んだ?」
「このままだったら、「じゃあ!俺はどうすれば!」まぁまぁ、 」
「とにかく、なんでお前蒼君のこと避けてるわけ?」
「そ、それは__」
俺はすべてを話した。
俺が蒼のことをどう思っているのか。
「__と言うわけだ」
「うーんとね、お前が恋愛向いてない事だけわかった」
「ガーン」
「とりま、今日蒼君の家凸ったら?」
「目、迷惑じゃないかな?」
「大丈夫、好きな人が来てくるたら嬉しいって!」
「そうなのか?じゃ、じゃあ、明日凸るか」
「明日なんかい!」
と、言うわけで、現在蒼の家の前にいます。
めっちゃ緊張する。
うわぁ~。やばい。
ふぅー、押すぞ押すぞ。
ピーンポーン
押したぁ!押しちゃったぁー!
ガチャ
「はぁ~い」
突然の蒼に俺は数秒固まってしまった。
可愛ヨ。
「ほ、穂隆君!?」
めっちゃ驚いてて可愛イ。
まじキュン×3好きすぎて滅です。
今日は蒼のことを(本能で)避けてた(らしい)から、それの理由を言う
というミッションをコンプリートできるよう、頑張ろうと思います。
いざ蒼の家へ!
いかがでしたか?
りんご姫です。初めは読み切りにするつもりだったのですが、あまりにも長くなりそうだったので、急きょ、ストーリーにすることにしました。少し長くなってしまいすみません…。投稿が遅くなったことも、スライディング土下座をして謝ります、すみませぇぇぇえん!
えー、長くなってしまいましたが、いつ終わるかわかりませんがこれからもよろしくお願いいたします。
別作品の方も頑張って書こうと思うので、これからも応援よろしくお願いします。
以上りんご姫でした〜。また。