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りす
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美咲は、初音に説明した
痣の事それを消すための遊び
調査の事
花嫁少年の事
説明詰まった部分は俺がフォローをした
初音「そうなのね…でも美咲お姉ちゃんは心配したよ?」
美咲「うぅ…」
初音「泣かないで?さっきはごめんね?」
美咲「その…私もごめんなさい…」
初音「もういいの…佐島君」
佐島「何だ?」
初音「美咲をお願いね」
佐島「……」
初音は店を出ようとした時
冬乃「あら?いらっしゃい」
初音「あっ…先程はありがとうございました」
美咲「……」
冬乃「せっかくならみんな食べて行きなさい!」
初音「でも…」
佐島「遠慮すんな、おそらくしつこいぞ冬乃さんは」
初音「でも…」
佐島「何回でもって言うんだ別に冬乃さんが食べて行けって言ってるんだ」
初音「なら…」
美咲「うん!」
冬乃さんがご馳走してくれた
その後解散して家に帰った
そして手洗いうがいを済ませたあと冷蔵庫の中身を確認した
佐島「(明日飲み物を補充してから行くか)」
明日は日曜日だ
佐島「(夜ふかしすっか)」
飲み物とポテチを手に取りテーブルへ向かった
佐島「(漫画読みながらポテチにジュースは実家じゃ罪だな)」
そう思いつつポテチを食らいながら漫画を読む
数分後
漫画を読み終え歯を磨きベッドに身を投げ眠りについた
次の日
時間まで適当に時間を潰した
決着をつける日なのでウォーミングアップをした
そして家を出る時ポストの中身を見たら
佐島「何だこれ?」
謎の結婚式招待状を送られてきていた
佐島「何だ?いたずらか?」
中身を確認すると
佐島「っ?!」
そこには殺すと書いていた
佐島「(今ならわかる花嫁少年の仕業だな)」
暇だし買い物をしていた時だった
最悪なことに苦手なカップルにあった
白石「ねぇ卓くん!今夜は少し贅沢しない?」
英知「おっ!それいいな!」
佐島「(最悪だバレずに裏に回ろう)」
俺は咄嗟に逃げるしかし
英知「あれ?佐島じゃね?」
白石「本当だ」
佐島「げっ…」
最悪なことにバレてしまった
佐島「(無視を決め込もう)」
英知「おーい無視するなって」
英知は肩を組んでくる
佐島「っ…」
無言で振り払う
英知「おい…何かお前機嫌悪くね?」
佐島「……」
俺は英知を相手にしない
英知「おい!」
佐島「(生姜焼きにするか)」
英知「お前そんなんだからもてないんだぞ?」
英知は、嘲笑いながら俺にそう言ってくる
しかし相手にしないほうが楽だ
佐島「(飲み物買いに行くか)」
英知「おい!」
白石「卓君!あの子少し今追い詰められてるみたいだしあんまり絡まないで」
英知「水葉…」
そして俺は英知と白石を置いて飲み物コーナへ来る
佐島「(水と…オレンジジュースで良いか)」
そして家に帰宅する
佐島「(昼は…寿司の出前取るか)」
出前で寿司を注文した
そして数時間後寿司が届き寿司を食らった
佐島「(雨野に教えてもらったけどこれなら飯を作らなくても使えるな)」
寿司はぷりぷりしてて美味い
後何回こんな贅沢をできるのだろうか
佐島「(美味いな)」
寿司を食べ
少し昼寝をした
そして起きたらとっくに集合時間になり準備して歯を磨き店へ向かった
そこでみんなと集合してX結婚式場へ入った
佐島「何か落ちてないか」
美咲「こっちにはないよ〜 」
佐島「何だこれ?」
そこにはノコギリが落ちていた
そして大広場に来た
佐島「すごく荒れてるな」
美咲「……」
そしてピアノが置いてあった
美咲「あ!ピアノだ!しかも楽譜も置いてある!!」
佐島「ピアノ弾けるのか?」
美咲「実は、弾けるの!!」
佐島「なら、何かに役立てば」
美咲「うん!」
調査を続けようとしたその時
男の人の声「ぐぁぁぁぁ!!」
佐島「何だ?!美咲見に行くぞ!!」
振り返り美咲の方を見ると
美咲「えへへ…」
佐島「くそ!時間か!!」
覚悟を決める時が来たんだ
佐島「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
美咲「ひっ?!」
佐島「目が覚めたか?」
美咲「う、うん…」
美咲の手を取り声の聞こえた方へと向かう
少しだけの覚悟があればいい
逃げることは出来ない
声の聞こえた場所は、狭い廊下だった
底にあったのは
佐島「うっ…」
美咲「うそ…」
底には男が噛まれた後を残して倒れていた
佐島「くそ…」
美咲「何なのこれ…」
隣で美咲は泣き出しそうな声を上げていた
無理はない
佐島「先へ急ぐぞ、こんな所で襲われたら逃げ道なくなる」
美咲「う、うん…」
広場へ戻ろうとした時
花嫁少年「殺す!!邪魔しないで!!」
佐島「くっ!」
花嫁少年に襲われた
佐島「くそぉぉぉ!!」
美咲「佐島先輩!!(ここは私がやらなきゃ!!)」
ラウンド1
美咲「(何かをしてあげれば、その場から身を引いてくれるかもしれない…)」
花嫁少年は恐らく《結婚式》を求めている
なら結婚式に《何か》をすれば動きを止めるはず
美咲「ならこれでどう?」
ラジカセで入場BGMを流した
花嫁少年「ふふふ…」
花嫁少年は、広場へと走って行った
佐島「美咲助かったぞ」
美咲「うん!」
花嫁少年を追いかけた
佐島「美咲あれ見えるか?」
美咲「ピアノ?そういう事ですね!」
佐島「俺が奴の気を引くその間に行け!!」
ラウンド2
佐島「(花嫁少年は結婚式をしたいと願ってるはずだそれを祝ってやらないとな)」
結婚式を《祝う》何かをしてやれば何とか奴の気を引けるはずだ
佐島「よし」
クラッカーを鳴らした
パァン!!
花嫁少年「えへへへ!」
花嫁少年は笑い声を上げている
花嫁少年「でも男の子は死んで!!パパだけでいいのパパとママだけでいいの!!他の男は死んで!!」
殺意がこちらを向いている
花嫁少年「死んで!!」
花嫁少年に襲い掛けられる
佐島「望むところだ!!」
俺は自慢の運動神経で花嫁少年を避ける
佐島「美咲!!」
美咲「はい!」
ピアノを弾かせようとした
しかし花嫁少年は、それに気づき美咲に襲いかかる
佐島「美咲!!」
美咲「きゃっ!!」
間一髪で美咲を救うことができた
美咲「ありがと…」
佐島「危なかったな 」
ラウンド3
佐島「(恐らく囮がいなければならない)」
素手で奴を止められない
もろくてもいい《怯ませれる》アイテムさえあれば
佐島「合図したら走れ」
ノコギリを持って花嫁少年に向かう
美咲「うん!!」
ピアノまで走りピアノを弾こうとする
連携
ノコギリで花嫁少年を止めた
その隙に美咲はピアノを弾く
花嫁少年「この歌は…」
花嫁少年は、寂しそうにつぶやく
おそらく次で最後だ
ファイナルラウンド
花嫁少年「《思い出》の《物》私だって…なりたいよ…ぉ…」
佐島「(思い出?何になりたいんだ?それを分かれば)」
美咲「そんなの簡単じゃん」
美咲はカバンから口紅と手鏡を出した
美咲「佐島先輩は本当に鈍感なんだから 」
佐島「は?」
美咲は、ふざけたことを言ってるように見えるが目は花嫁少年に同情の眼差しを向けていた
美咲「佐島先輩」
手鏡を美咲に渡された
連携
花嫁少年口紅を塗った
花嫁少年「何したの…?」
美咲「ふふ!秘密のおまじない!」
そして手鏡で花嫁少年の姿を映した
花嫁少年「これ…ママのだ…フフ!これで…ママとパパに会える」
そう言い放ち花嫁少年は白い光りに包まれ姿を消した
佐島「終わったな」
美咲「痣消えてる!!」
佐島「そうか」
美咲「もう!」
佐島「これでも安心はしている」
美咲「っ…本当に鈍感…」
佐島「そろそろ帰るぞ」
美咲「はーい…」
そして天手に声をかけX結婚式場を出て店の前に行って解散
しかし帰ったのは天手で、美咲は、疲れて果ててしまい初音を見せに呼ぶそうだ
美咲「少し冷えてきたね〜」
佐島「そうだな」
美咲「何でいつも佐島先輩は、塩なの?もう少し」
佐島「俺がにこにこして女子と話してるところ見ても引くだろ」
美咲「……」
佐島「むしろこっちの方が美咲にしたら気を使わずグイグイ行けるし話しやすいんじゃないのか?」
美咲「むぅ!」
美咲は、頬を膨らませて見つめてくる
佐島「そんな顔しても全然可愛くないぞ」
美咲「でも安心したな〜」
佐島「?」
美咲「佐島先輩は、今回《仲間》として見てくれていたでしょ?」
佐島「それは、あんな場所で敵も味方も言ってられるか」
美咲「お姉ちゃんはね?家であなたの事不良って言うから最初は怖かったけど守ってくれてすごく優しくて強くて、何より人間らしくて…安心したの!」
佐島「……」
美咲「もうあなたは一人じゃないの、ねぇ?前を向いてみて?あなたにはいっぱい仲間がいるはず!」
佐島「お前…」
美咲「一人で抱え込まないで!!それに佐島先輩すごくかっこいいし!自信持って!!後死なないで!!お姉ちゃん来たからそろそろ行くね!ばいばい!!」
佐島「あぁ」
そして美咲はすごく楽しそうに初音に抱きつきおんぶしてもらって帰っていった
佐島「元気な奴だ」
あんなにデカい悩みを抱えてるはずだなのに前を見て生きてるあいつはすごいやつだ
佐島「俺もぼちぼち行くか」
これからも終わりの見えない《遊び》は続くんだろう
花嫁少年
完
コメント
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「花嫁少年」編、完結おめでとうございます!花嫁少年が求めていたものが“母親の姿”だったというオチは、伏線・象徴ともに見事でした。ラジカセ→クラッカー→ノコギリとピアノという連携アイテムの使い分けも、各ラウンドに意味があって読んでいて楽しかったです。美咲の「もうあなたは一人じゃない」という台詞にはぐっときました。ラストの痣が消えた描写も含めて、閉じ方のバランスがとても良かったです。