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23 - 吸血鬼shp×zm

♥

402

2025年08月10日

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※第1話の [必読] を必ずお読みください

※エセ関西弁

※誤字/脱字 あり



:::::::::::::::::::::



吸血鬼shp×zm


「ゾムさん。」

「ん〜? あ。またか」


もはや慣れたものだ。

俺の恋人であるショッピは吸血鬼という、人の生き血を糧にする種族だ。そのため、ショッピがお腹が空いた際は俺の血を与えている。自分の血が美味しいとは思えないが、ショッピ自身は美味しいですよ、と度々言っているため普通の人間とは舌の作りが違うのだろうと感じた。

普通は吸血鬼という恐ろしい種族とひとつ屋根の下で暮らすだけで嫌だと感じると思うが、そもそも俺はショッピの性格や彼の生き方で好きになった。彼が吸血鬼でも、自分とは違う種族であっても彼を拒絶する理由にはならない。

彼は吸血鬼という種族にも関わらず、人を無闇に傷つけてはいけないという考えを持ち合わせており、もしお腹が空いた時は自分の腕を勢いよく噛んで飢えを凌いでいたと知って、何故か昔の自分は心を打たれた。

今まで辛い日々を送ってきたのだろう、誰にも言えない悩みを生きてからずっと抱えてきたのだろう。そんな同情も彼にとって不快だと感じると思うが、俺は彼を抱き締めて労いの言葉を掛けたいほど心打たれてしまった。

この異種族同士の関係は、ショッピが吸血鬼であるという事を承知の上で成り立っていた。


「はい。仕事あるからはよしてな」

「分かりました。では、失礼しますね」


着ていたスウェットをずらし、無防備になった白い首筋をショッピに差し出すと、口内からは彼の人外さが表すような牙が剥き出しにされ、そのまま首筋に噛み付いてきた。

注射器に刺されたようなチクッとした痛みに顔を顰め、縋るようにショッピの腕にしがみつくと、それに伴いショッピは歯をどんどん進める。


「はっ、ゔっ、ぐっ…ッ…」


──でも噛まれる感覚は未だに慣れへんな

首筋にショッピの歯が貫通していき、そんな感覚にいつも身の毛もよだつ。噛まれた部分から次々と溢れ出る血が飲まれ、ショッピは恍惚な笑みを浮かべて血を味わう。

最初は恐怖心はあったものの、今ではすっかり感じない。寧ろ、吸血される行為が気持ち良いと感じる自分もいた。

吸血をされるうちに徐々に意識が遠くなっていく感覚がし、目の前にいるショッピの姿がぼんやりとしてきた。そんな意識の中でも、耳元にはショッピの熱い吐息が掛かって擽ったい。

するとショッピは血を飲み込んだのか喉を鳴らし、そのまま噛み跡から漏れる少量の血を舐めとって、吸血を終えた。


「ありがとうございます。ご馳走様です」

「ん。」


未だに吸血された直後だからか意識がボーッとする中、目の前にはまだ仕事が残っているという現実を突き立てられ、つい溜息が出そうだ。

これも夢だったらいいのになんて思いつつ、自分で自分の両頬を叩いて仕事の続きに取り掛かろうとすると、ショッピは傷口用の消毒液とテッシュを持ち出し、先程噛まれた跡のある首筋に手をつける。


「一応消毒しますんで。じっとしてて下さい」

「相変わらず丁寧やなぁ…」

「これのせいで病気なられたら洒落にならないんで」


いつものことなのだが、ショッピは吸血を終えた後は噛み跡を丁寧に消毒してくれる。俺が何かに感染しないよう徹底しているようで、絆創膏まで貼ろうとしてくる。さすがに絆創膏は逆に目立って怪しまれるため拒んだが、ここまで自分を大切にしてくれている人?がいて心底嬉しかった。

そう感じる半面、ショッピにとっては大事な補給源が無くなることは死を意味するためここまで徹底しているのだろうとマイナスに考えてしまう。自分が吸血鬼だということを受け入れてくれる餌を逃がす訳にはいかないのだろう、と。


「はい終わりました。仕事の邪魔してすみません」

「いや。こちらこそありがとう」


さて残った仕事に取り掛かろうなんて思っていると、突然ショッピに顎を掴まれ、無理やりそちら側に顔が向かれる。どうしたんだ?と不思議に思っていると、ショッピの柔らかい唇が触れ合う触感がし、そのまま優しく口付けをされた。

お互いの舌が絡め合うなどの過激な口付けではない、ただ触れ合うだけの優しい口付け。なのに、顔全体が沸騰するくらい熱くなった。


「え、え…?//」

「じゃあ。お仕事頑張ってください」



:::::::::::::::::::::



最後までご閲覧いただき、誠にありがとうございます。


下書きがpzばかり溜まっている影響で、暫く投稿される作品はpz多めになると思います。すみません


攻め人外が好きすぎて獣人化に続いてこちらも書き上げました✍🏻✨

甘々イチャイチャもいいですが、お互い慣れてきたくらいの距離感も好き。


受けが他と交際経験があるから色々慣れてる感じも良いですが、攻めの方が少し一枚上手でそれに照れちゃう受けも好きなんです…

というより年下×年上に弱い(昔から)


この界隈、色んなタイプの攻めがいるため一番これっ!というcpが見つからない。

沼が深すぎる🫠


[2025/8/10投稿]

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コメント

8

ユーザー

フゥフゥ!熱いねー! いいもの見れたせわ〜笑 続き楽しみ✨️(´。✪ω✪。 ` )

ユーザー

ちょおっと墓行ってきます

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