この作品はいかがでしたか?
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これは空き教室で彼女?が休憩してる時だった
彼女?「フーあ゛ーダリィ、学校潰れてくれないかな」
美兎「ガチャ」
彼女?「あ゛?」
美兎「ん?…バタン」
彼女?「ガチャおいおいちょっと待て」
そう言いとっさに手首を握る
すると美兎は眉をよせた顔をしてこっちをみた
美兎「なんですか?」
彼女?「いやいや、「なんですか?」じゃねぇんだよ」
彼女?「見たよな?今?((圧」
美兎「だからすぐに扉しめたじゃん」
美兎は少しふてくされた感じで言う
彼女?「閉めたらokな訳なくない?」
彼女?「とにかくお前は私の秘密を知ったからには口どめをしないといけない」
美兎「別にそんなことしなくても黙ってるけど」
彼女?「い〜やダメだ絶対に逃がさない」
美兎「はぁ、めんどくさいな」
そういうと美兎は彼女?を部屋に追いやり、また
扉を閉めた
そして彼女?の前に立ち
美兎「じゃあお願い、俺の彼女になって」
と言う
彼女?は少しの沈黙の後意識を取り戻したように答えた
彼女?「は?アンタ何言ってんだ?」
そんな混乱状態の彼女?にまた美兎は繰り返し言う
美兎「だから彼女になってくれって言ってんの」
彼女?「は?なんでこんなヤンキーと彼女になるんだよ、お前に1ミリもメリットがねぇだろ」
美兎「確かにヤンキーのお前と付き合ってもメリットはない、逆にデメリットだ」
彼女?はカチンときたが殴るのを我慢して話の続きを聞く
美兎「だけど真面目で優等生なお前と付き合ったら俺にもメリットがあるんだよ」
彼女?「ん?どういうことだ?もっと分かりやすく言え」
美兎「はぁ、つまり女子に告白されまくって周りが彼女彼女とうるさいからら偽物の彼女になってくれ、と言うことだ」
彼女?「あ〜簡単に言うと逃げ道になれ、という事?」
美兎「まぁそんな感じだ」
彼女?「なるほどなぁ、まぁいいわ」
美兎「ふっ、心強いな」
彼女?「じゃあまず自己紹介しようか、私h」
その言葉を遮って美兎が言う
美兎「2年3組安藤 美香、だろ?」
美香「え、なんで知ってんのキモ」
美兎「名札の色で学年、組と名前は書いてある」
美香「あ、なるほどアンタ視力いいんだね」
美兎「いや、もしもの時の為に名前は覚えておこうと思ってね」
美香「…アンタ本当はこのことバラすつもりだったの?」
美兎「さぁ、どうだろうね」
美兎はそう言いながらニヤッと笑う
美香「アンタも悪だねぇ」
美兎「悪で結構、使えるものは使わないと」
美香「アンタの友達が可哀想になってきたよ」
美兎「アイツらは純粋ないい子達だからな」
美香「そうか?アンタの友達なら1人ぐらい同じような腹黒いそうだけどな」
美兎「いないいない、アイツらが腹黒なんて信じられない」
美香「へぇへぇそうですか、作戦が成功するといいわね」
その余裕がいつか命とりにならないといいけど…
美兎「あ、そうだ、決行は1ヶ月後だから」
美香「は?明日からじゃないの?」
美兎「何も知らない奴と急に付き合ったらいつかボロがでる」
美兎「そうならない為に1ヶ月を準備期間とする」
美香「…メンド」
美兎「真面目で優等生な安藤美香がこんなヤンキーだって知ったら皆驚くな」
美香「はいはい、やりますよやりぁいんでしょ」
美兎「じゃ放課後一緒に○○で集合して話そう」
美香「放課後?昼休みでいいだろ?」
美兎「昼休みは友達とご飯を食べるんだ」
美香「え、じゃあ朝か放課後一緒に行き来すれば…」
美兎「それも友達とやる」
美香「…あっそう、じゃあ家来てゲームしながら話しする?」
美兎「いいな、そうしよう」
美香「まぁなんて言うか、ボソッもうお前が後悔する未来がみえるな」
美兎「ん?なんか言ったか?」
美香「いや?なんでもない、そろそろ行こう」
これが私と白羽美兎の出会いだった
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