暑い夏のある日。
僕は喉が渇いて給水器に向かっていた。
そしたら、君を見つけたんだ。
君は周りの友達と笑い合いながら帰る支度をしていた。
ちょっと気になって近づいてみると、君の声が聞こえた。
「やっべぇ~、クソあちぃ~」
そんな何気ない言葉だったけど、
キミのその笑顔が凄く眩しくて、かっこよかったんだ。
それから毎日のように君を見ていた。
月日は経って、大分僕も君の事を知ることが出来た。
そろそろ話しかけたいと思ってたとき、君に呼び出された。
「オマエ、いつも俺の事見てね?きめぇんだけど。やめろし。」
ああ、そうか。やっぱりバレていたのか。
でも不思議だなぁ。全然悲しくなかった。むしろ嬉しかったよ。
だから、僕はこう言ったんだ。
「うん!ずっと前から好きだったから!」
すると君は一瞬驚いた顔をして、直ぐに怒ったような顔をして、僕を、
殴った。
「気持ちわりいんだよ!!!テメェなんか大嫌いだ!!」
そう言って走って行ってしまった。
だけど、殴られても全く痛くはなかった。
ただただ、僕の胸の中には喜びしかなかった。
だって、やっと君に触れられた気がしたから。
僕は、今日というこの瞬間を忘れないだろう。
そして、明日もまた君に会いに行くよ。
大好きだよ、愛しい人。
僕「明日はどーしよっかなぁっ!w」
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フォローありがとうございました!(´▽`) 気になる話で続きが見たいです!