ある雨の降る日の朝
外にぴょんっと跳ねる髪にイライラしながらも登校をする
校門前、あの4人の姿が見える
いつもは楽しそうに笑顔で会話をしていたのにちらっと顔を見ると誰も笑わず誰かを待っているようだった
恐らくブルークだろう
そう思い靴から上履きにしゃがみ、はきかえる
4人の目を合わせず昇降口を後にする
今までは挨拶してくれてたのになぁ
ズキッと胸がまた痛む
〜〜〜
ガラガラ
バッシャーンっ!
そしてまた、いつものように傷に痛みを染み込ませるかのように追い打ちをかけられる
グッと胸が痛く、苦しい
目元が熱くなる
いつもとは違う感情が出る
そして俺は後ろを向き教室を飛び出した
〜〜〜
Nk「…もう、教室に入りたくないや」
青く澄み渡る空を見る
ふわっと風が吹き髪がなびく
目をそっと閉じて思いっきり息を吸う
ズキっと痛む胸を落ち着かせ、おもいきり寝そべる
Nk「…明日で、、いいかな、、」
ボソリと空に問いかける
すると風がおもいきり吹き、太陽がでてきた
Nk「……ニコ」
神様もそう言ってるもんね
明日のお昼、またここに足を運ぼう
そう心に決めて浅い眠りについた
コメント
2件