「あるところに、物語の語り部となるものたち」のひと柱。その女神は、物語を語るときこう語るという…『あるところに、物語の語られるものたちがいた…』 そう!…“物語”だ。 彼女の言葉を借りて言うのなら…! 『私は、物語を愛している』…!! これは私が愛する世界の物語である。 つまり、私自身の話なのだ。 彼女は、私と同じ世界にいる。 この言葉を聞けばわかるかもしれない… 私はただの人間ではない、ということだ。 実は私もまた彼女と同様に、 物語の語り手だったのだよ! (いやっほおおおおお!!!) ) - 第1話aパート - ンは困惑していた。 目の前に広がっているのは、見慣れない場所。 ここはどこなのだろう?そもそも自分は誰なのだろうか?彼は考える。 「…俺は一体だれなんだ?」 そんな自問自答を繰り返していた時だった。 突然声が響く。 「ようこそいらっしゃいました、主さま。 私の名はマハーカーラ・ヴァシュタール、あなたさまに仕える神の一人です。 どうか、以後お見知りおき下さいませ…」 そう言うと声は消えた。 「俺にもわかるように説明してほしいものだね…」 そうつぶやくも声にならない。まるで空気だけが漏れているかのような音。 彼は混乱する。 「とにかく自分のことがわからないんだ。何か教えてくれないか?まずはそこから始めよう!」 しかし、声は返ってこない。 すると突然目の前に女性が現れた。その姿はとても美しい。金色の髪は腰まで伸びており、エメラルドのような瞳は見ているだけで吸い込まれそうだ。胸や体つきもとてもよくボンデージのような衣装に身を包んでいてとてもエッチな格好をしている。こんな姿の美女など見たこともなかったから彼の頭の中は疑問符だらけだ。でもこの女性は自分に仕えているのだと言った。それはすなわち自分が彼女の主人という立場にあるのかもしれないと考えたからだ。ならばここは素直に従っておくべきだろうと思ったのだ。たとえ記憶がなくとも本能的にそう思ったのか自分でも不思議だったが、とりあえず従う
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