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お母さんは、私が魔法高生の時に病気でいなくなってしまった。
お父さんは、なんとか寿命が持つようにと魔法の開発を進めたけど、間に合わなかった。
その魔法が完成したのは、父さんが死んでから3年後。魔法大学院まで行って、私の魔法「夢幻」についていっぱい調べた。
両親が、私の魔法は絶対役に立つと何度も言ったから。
10年くらいかけて、亡くなってしまった人と話せる魔法を作った。
私のお母さんに会いたくて、試した瞬間。
魔法は失敗。死者蘇生を阻む天使のせいだろうか、
私に呪いがかかってそのまま死んでしまった。
両親が死んでから、人生が長かったと思う。
それでも、強く生きたんだ。
あの国の王の後続者は、居ないけれど
いいんだ。私は私のままで生きたって
お母さん達は許してくれるから。
お父さんが死ぬ前。
お父さんは、お母さんとまた出せるように魔法をかけて欲しいって言った。
それが、夢幻の最高峰と呼ばれる魔法。
「輪廻転生」
多分両親は何度も出会っているはず。
私は、自分に魔法をかけることができなかったから
出会えなかった。出会えるはずがなかった。
だって、お母さんの記憶が戻りにくいのだもの。
2人の間に生まれてこないといけないのに、
そこまでの道が、すぐ途絶えてしまう。
2人はもう30以上は出会ってるはず。
私をひとりにしないでよ
気がついたら、孤児院にいた。
誰から生まれたか分からない、本当の孤児。
でも鏡を見れば、容姿に変わりは無い
絶対今度こそ、会いたい。
思ったけど、
私の魔法は使えなくなっていた。
あぁ、もう無理だ
しょうがないから自分の道を歩むことにした。
いつも通りの日常を過ごそうとしてたある日のことだった。
たまたま、「いれいす」という名の歌い手グループのCMが流れてきた。
あ、
一瞬だ。
本当に、一瞬だった。
すぐわかった、両親だと
涙が溢れて止まらなくて、でも探すなんてもっと大変で。
それでもひとつの希望を追いかけた。
2人は、居るという希望を。
探し始めてはや3年が経った
彼らの約束の年だ。
武道館までには、絶対に出会いたい。
とある海岸だった。
天気は快晴。冬場のため人は誰も居ない
ことは無かった。
たった1人。ポツンとたっていた。
海と同じ色の、髪色の人。
そこに駆けつけたのは、鮮やかな彩りを加える桃井との髪の人だった。
まさか。
なんて思ったけど、
「私のッ、お母さんとお父さんですかっ?」
桃side
輪廻転生してもう45回目。
思い出す度、先に行ってしまう妻。
耐えられなくて、40回目位からは無理に思い出させたくなかった。
一緒にいるだけで安心があるから
茉神奈の魔法がダメなんじゃない。
天使が阻んでくるからダメなんだ。
けどまろは、また俺の存在を悟った。
嬉しい、悲しい、心配、置いていかないで欲しい
感情が複雑だ。
そんな時に、ファンが現れた。
いや、ファンじゃない。
俺とまろの、大好きで大切で、、ッ
希望の子だっ、、
青side
思い出した。
全てを。
俺が何回死んだか、何回ないこを悲しませたか。
わかった
茉神奈の正体もわかった。
今本人も、目の前にいるのだから
青「まか、、なッポロポロ」
茉神奈「お”かぁ”さんっ、ポロッ」
桃「ッ、まかなっ!!(抱」
茉神奈「うぇええんっあ”いたかった”ぁぁっ!ポロッ」
青「もう絶対離さんからッ!(ぎゅうっ」
桃「またあえて、ほんと良かったッ、、ポロ」
茉神奈「絶対会えるってわかってた、!ニコッ」
茉神奈「まかなはっ、記憶を繋ぐ子だから!!」
夢幻。
人々の間では、最強の魔法。魔力に制限がない魔法と定着しているが、
その正体は、夢にも幻にも見なかった、奇跡を起こ魔法である。
そう、
奇跡で記憶を繋ぐ子だ。