皆さんどうも!今回は治侑です!お題ガチャで良いなぁと思ったので書かせて貰いました!
⚠️注意⚠️エセ関西弁・誤字あるかも・素人・両片思いそれでもいいって方はどうぞ!
「どうしよ…」
俺はボソッと呟いた。今日もキツい練習が終わり、次々と帰っていく中俺は、オーバーワークの為1人体育館に残っていた。治は腹が減っていたらしく先に帰ってしまった。まぁそれは良かった 別に珍しい事やないし。問題はこの目の前にあるタオルだ。これはおそらく治の物だろう。俺が誕生日にあげた物なので間違える訳ない。前までだったら普通に「忘れんなや」など一言文句を言って渡していだろが…俺は治の事が好きなのだ。それに気付いたのはつい最近の事で、治の事を独り占めしたいだの、普通の双子には有り得ない感情を俺は持っている。だが、この想いを治に伝える気はない。男同士というだけで認められない世の中なのに双子という関係性なのだから。俺が治に気持ちを伝えて、治の人生を狂わしたくないというのが1番だった。治だって俺なんかに告白されたら気持ち悪いだろうしな…だからこの気持ちは墓まで持っていくことにしている。でも正直、今この目の前にあるタオルの匂いをめっちゃめっちゃ嗅ぎたい。変態だと思われるかも知れないが、好きな人の匂いは誰でも嗅ぎたいと思うはずだ…多分。 今日はもう俺1人しか居ない。こんなに好都合な状況逃したいいのか…?だがもし、もし、誰かが今この部屋に入ってきたら…?色々と終わる…だがこんなチャンス二度とないかも知れない。治は以外にもこういう所はちゃんとしているのだ。それに誰かが入ってきても双子という関係性を利用すれば何とか誤魔化せるかも知れない。頭の中でいくつもの言い訳を用意して俺は、犬のようにタオルを顔に近づけクンクンと匂いを嗅いだ。″治の匂い″ そう思えば思うほど顔が赤くなっていくのが自分でも分かった。
「サムの匂いやぁ…」
俺は無意識にタオルに顔を押し付けていたり、頬をスリスリしていた。
「やっぱ俺治の事好きや…」
もう頭は治の事しか考えられなくなっていた。好きな人の匂いを嗅ぐだけで俺はこんなになってしまうのかと自分でもちょっと怖くなったが、治だからええか…なんて言い訳らしい事考えていた。タオルの臭いを満喫していると治からLINEがきた
『ツム今どこおるん』
『部室』
『もうそろそろ帰ってこいや』
『分かっとぉ』
『後俺、のタオルどっかにあらんかったか?』
『ある。持っていく』
『俺もう下に居るからな』
『なんで?』
『後で話すから早く降りてこい』
もうちょっとここでサムの匂いを堪能しときたかったが、サムが俺を待っていると思うと嬉しくなり、急いで準備をした。
階段を降り、靴に履き替え学校の外に出ると、門の近くで治が寒そうに待っていた。
「遅いわアホ」
「これでも急いで来たんやで。ていうかなんでサムここおるん?LINEだけで良かったやん」
「コンビニ行くついで」
「ふ〜ん…」
「興味ないなら最初から聞くなボケ」
ついででもサムが俺の所に来てくれた事が嬉しかった
「早く家帰ろ!」
「うわ、ちょっ引っ張んな!」
サムの腕をグイッと引っ張り俺は走った
「………..俺も好き」
治がボソッと何かを呟いたが声が小さく、聞き取れなかった。
「なんて?」
「なんもない。ほら早く走らんと抜かすで。」
「あっ!ずるいわ!」
「ずるなんて何もしとらん」
2人が付き合うまで後、__日?
コメント
8件
え…何もう可愛いぃ〜♡めっちゃ青春なんだけど〜
( ´ཫ` )ゴフッ めっちゃくちゃ最高ですッ